田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

山都町で待ってるぜ☆ミ

2015-05-17 19:09:36 | SL

今日はお昼前から喜多方市山都町(やまとまち)に行っていました。
駅前の「じんべい食堂」で昼食にタンメンを食べた後で、とある場所に向かいました。
その場所とは山都駅東南にある「一の戸川橋梁」下の土手です。
この橋梁は全国の鉄道ファンの間では昔から撮影の名所になっています。
ここに来た目的はこの橋梁を通過するSLのC61-20号機(C61ばんえつ物語)を撮影するためです。
この日は数え切れないほどたくさんの車と大勢の方々が現場周辺に集まっていました。
その全員が山都駅を12:47に発車するC61を今か今かと待ち構えていたのです。
そして、ついにその瞬間がやって来ました。
チャンスはたった一度きり・・・高鳴る胸を抑えるようにしながらシャッターボタンを押し込みました。
イメージ通りにはいかなかったけど、ちゃんと写っていて良かった!~(^_^)v
撮影の後は「みちくさ通り」にある「茶房 千」でお茶してから帰りました。
ここの名物「そばシフォンケーキ」がとても美味しかったです。

※山都駅と一ノ戸川橋梁
明治29年1月20日に郡山・新津間を結ぶ鉄道を建設するために岩越鉄道(現在のJR東日本磐越西線)が設立されました。
岩越鉄道の名称は岩代の国(現在の福島県西半部)と越後の国(現在の新潟県本州部)から由来しています。
山都駅は明治43年12月15日に開通し、今年で105周年を迎えます。
明治政府がすすめた近代化事業のひとつ鉄道の敷設は山や川が多い山間部においてはトンネル・橋梁などの難工事が続きました。
一ノ戸川橋梁は16支間445m・高さ24mの長大な鉄橋で、完成当時は東洋一の規模を誇っていました。
中間の1支間(7連目)が上路式ボルチモアトラス橋で残り15支間がプレートガーダー橋ですが、どちらも「アメリカンブリッジ」社製です。
ボルチモアトラスは現存例が少なく、現在でも使用されているのは本橋の他はわずかに4本のみです。
橋脚は花崗岩を積み上げて作られています。
この橋梁の完成も山都駅開通と同時期でした。

コメント (12)
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