田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

昨日は11月の第一土曜日

2011-11-06 13:40:02 | 喜多方ラーメン

ここ3週ほどは多忙のためブログの更新が1週間に一度のペースになってしまっています。
それは仕方がないにしても、ブログ記事にいただいたコメントへのお返事まで大幅に遅れてしまうのが心苦しく大変申し訳ない気持ちでいっぱいの今日この頃です

<m(__)m>
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昨日は2週続けての「喜多方ラーメンDEランチ」の日になりました。
今回のお店はちょっとばかし面白いかも~(^◇^)
その店は行列ができる有名ラーメン店の向かいにありました。
店の名は「蔵一番やまぐち」です。
もしかして「蔵のまちで一番の店やまぐち」という意味を込めての命名かな?^_^;
「山口製菓本店」というお菓子屋さんもやっていて・・・というか、ひょっとしてそっちの方が本業だったりして?
ラーメン屋さんとしてはテレビで何度か紹介された事があるらしいです。
まずメニュー表を見て蔵ラーメン(ネギチャーシューメン)を食べてみたいと思ったのですが、1000円という値段を見てやめました^^;
とりあえずラーメンの大盛を食べてみました。
ここのラーメンは喜多方では珍しく煮干ダシオンリーのようです。
スープは魚系特有のくせが多少ありますが、それよりも気になったのはしょっぱめなところです。
残念ながら僕の口にはちょっとばかし合わなかったみたいです(*´ω`*)
喜多方ではこれもまた珍しい自家製造の卵麺ということでしたが、正直それらしい特徴はあまり感じられませんでした。
ラーメンについてきたお菓子「毒りんごクッキー」は普通に美味しかったです。
食事が終った後、お菓子屋さんの方へ寄ってみました。
ここではお菓子とパンの製造販売をやっていて、看板商品は20年前に発売して以来販売が続いている「毒りんごサブレー」です。
中にりんごジャムが挟んであるというだけのただのサブレーなんですが、ユニークなネーミングとともにパッケージに書かれた文章が地元の方達だけでなく観光客達の間でも話題を呼び、土産物用として大人気の商品になりました。
その文章とは以下のようなものです。
蔵のまち銘菓毒りんごサブレーの上手な食べ方
◆頭の悪い人は頭にあててから食べると、頭が良くなります。
◆口の悪い人は口にあててから食べると、言葉がやさしくなります。
◆顔の美しい人は顔にあててから食べると、さらに美しくなります。
◆それなりの顔の人は顔にあてても、直りません。
◆毎日食べると、体の毒を取ります。それを蔵のまちでは毒りんご定説といいます。
たいていの人はこれを読めばほとんど冗談だと笑えるはずです。

実際一昨年まではどこからも何のクレームもありませんでした。
ところが、昨年の4月に消費者からの指摘を受けた保健所から山口製菓本店に対してこの文章の表現の一部が薬事法違反に当たるので改善するようにという指導がありました。
それを受けた店主の山口定昭さんはすぐさまある文章が書かれたシールをパッケージに貼り付けました。
それは、「追伸 当社の研究の結果、上記の効果がまったく無い事がわかりました。」というものでした。
この対応に保健所の担当者もすっかり感心して笑顔を見せ、一件落着となったそうです。
冗談が通じなかった相手に対して更に冗談で対抗した山口さんは天晴れ!という他はありませんよね。

この出来事が新聞とかテレビニュースで全国報道された直後に山口製菓本店には毒りんごサブレーに関する問い合わせが殺到したそうです。
この店には毒りんごサブレーの他にも「日本一まずいバターパン」とか「ごますりパン」とかいったユニークなネーミングの商品がありました。
ということで、(贈って笑われる)毒りんご(生)サブレーの5個入りパックをお土産に買って帰りましたとさ。
帰り道の途中田んぼで落穂や虫をついばんでいるらしい白鳥達の大群を目撃しました。

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コメント (16)
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