昨日は午後から喜多方市熱塩加納町(旧耶麻郡熱塩加納村)で開催されている「2009第26回ひめさゆり祭り」を観に行って来ました。
熱塩加納町の東館山(標高400m)地区内はヒメサユリの群生地として知られており、「ひめさゆりの丘」と呼ばれています。
ここは亡き妻と何度もこの時期にヒメサユリを観に訪れた事がある思い出の場所なのです。
ここには約3.3haの面積に33万本のヒメサユリがあるのことです。
ヒメサユリはユリの中では一番早く咲くので漢字では「姫早百合」と表記されます。
他のユリの花とは違って少しうつむき加減に咲くのでオトメユリとも呼ばれています。
淡いピンク色ですが、環境や系統によって色の濃淡に差があり、まれに純白な花があるらしいです。
花の開花期間は約1週間程度で、ひめさゆりの丘では毎年6月5日から10日前後にかけてが見頃です。
ヒメサユリは福島・新潟・山形の県境に接した一部の地域にしか分布していない貴重な植物で、「福島レッドデータブック準絶滅危惧種」に指定されているそうです。
ヒメサユリは旧熱塩加納村の「村の花」として親しまれていましたが、喜多方市と合併後の平成18年に「市の花」に指定されました。
熱塩加納町には熱塩温泉があり、温泉旅館も何軒かあります。
文字通り熱くてしょっばい温泉で、子宝の湯として有名らしいのですが、僕はまだここの湯には入ったことがありません。
ヒメサユリのことを説明しようとしたら、又こんなに長くなってしまいましたが、後は写真をご覧になって適当にご想像ください(^◇^)