僕は目や体が不自由といった障がいを持つ方が地域の中で自立した生活を送れるようにサポートする仕事に携わっています。
この場合の「自立する」という事は何もかも全て自分でできるという意味ではありません。
むしろ自分ではできない部分が多いのが障がい者なのですが少しでも自分でできる事があれば、その人にとっては自立していると言えるんじゃないかと僕は思うのです。
僕の仕事はその人のできない部分を手助けしながら、できる部分の能力を更に伸ばせるように協力する事です。
それは何かをしてもらうとかしてあげるという関係ではなく一つの事を二人協同で行うという対等の関係でなくてはならないのです。
同じ人間として当然な事だと思います。
二人で力を合わせて得られた成功の喜びを共感できるこの仕事は僕にとってはもっかのところ生きがいなのです。