一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

始めた理由

2021-07-18 12:03:29 | 将棋雑記
棋士とYouTubeは相性がいい。もとより棋士はNHK杯や銀河戦のテレビ対局、ABEMAなどのネットメディアに多く出演しているので、カメラの前での抵抗感が薄い。内容も畑違いのことをやるのではなく、例外はあるものの将棋関連のネタを披露するから、私たちも積極的に視聴できる。
これが棋書となると私たちはおカネを払って購入するしかない。しかしYouTubeは通信料の負担だけで、ほかにお代はいらない。つまり感覚的には無料で、それゆえに将棋ファンの多くが、なにがしかの棋士YouTubeを見ているのだ。
といっても私はYouTubeを見る習慣がないので、この類をほとんど見たことがないのだが……。

今年3月発売の季刊誌「kotoba2021年春号」では、4名のYouTuber棋士が登場し、「棋士はなぜユーチューバーになるのか?」という命題に答えていた。
4名の回答を一言で書くと「将棋普及のため」という面白味のない答えだったのだが、天邪鬼の私などは、「本当にそうなのか?」と首を傾げてしまう。
むろんそれはあるに違いないが、「小銭を稼げるから」という側面もあるのではないのか?
実はこの4名の中にも、そこに重点を置いて開設したYouTuberもいた。そしてそれは周知のことだから本文では否定のしようもなく、「再生回数が増えると広告収入になるので、ありがたかったです」と述べている。
ただ、ほかの3名も大なり小なり、この気持ちはあるのではないか。早い話、どんなに登録者が増えても、広告収入がなかったら、こんなに気合を入れて番組作りをしないと思う。
ま、私たちはそういう下世話なことを考えず、ふつうにYouTubeを楽しめばいいのだろう。
コメント
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