毎週楽しみに見ている「民王」だが、今週はカット割りがあまりにも激しくて、最初の5分で見るのをやめた。こんなケースは初めてだ。あー目がチカチカした。
この監督は誰だぁ!? バカヤロ、テメー視聴者をナメんじゃねえぞ!! ほんっとに頭にきた。テレ朝は反省しろ!! バカヤロ。
(きのうのつづき)
公開ウェディングが感動のうちに終わり、いよいよ「ライトダウン星空観望会」である。
開始は午後8時30分で、まだ時間がある。もう予定のイベントは終わったが前倒しはせず、篠原ともえらのトークで場をつなぐ。
空は晴れて鑑賞日和だが、あまり星は見えない。ということは、それだけ会場が明るいのだろう。しかしライトダウンをして、どのくらい星が見えるものだろうか。
8時半が近づき、数字が点灯された掲示板を篠原ともえが掲げ、会場のみんなでカウントダウンをする。30…20…15…10…5、4、3、2、1、0!!
オオーーーーーッ!!
会場のスポットライト、出店の灯り、その他もろもろの明かりが一斉に消えると、夜空に満点の星が浮かび上がり、私たちは思わず歓声を上げた!!
空はこんなに美しかったのか!! 八重山にいても、星空を見るのは離島や石垣市外に行った時のみ。市内で見る機会は意外にないのである。
私たちは夜空のダイヤモンドを鑑賞する。しかしライトダウンは9時半までである。これから1時間、黙って星空を鑑賞するのはさすがに退屈する。が、そこは手が打ってあり、この会は「八重山星の会」が主催なのだが、そこの会員が各星座を解説してくれるのだ。
年配の男性会員が話す。
「あれが土星です」
レーザーポインタが空に届き、土星を指した。それは本当に届いているかのようだ。「地球から土星までの距離は14億5千万キロです。土星に到達するには、光の速さで2時間半かかります」
そんなに遠い惑星が地球から見えるとは、宇宙の神秘というしかない。
「あれが夏の大三角です。そのうちのひとつがこと座のベガ…」
「こと座のベガ! 七夕の織姫星です。夏でいちばん明るい星です!」
と、これは篠原ともえ。星関係のラジオ番組を持っているだけあって、水を得た魚のように生き生きとしている。
その後も、「北斗七星」「南斗六星」「さそり座」など、星の解説が続く。みんなはしゃがんで、神妙に聞いている。海側には天体望遠鏡が何基か置いてあり、今は満員御礼のようだ。私たちも、まるでプラネタリウムを見ているかのようだが、考えたら天然の空を見ているんだから、感想があべこべである。
しかし黙って聞いている客ばかりではなく、例えば私の前にいる若奥様は、鑑賞そっちのけでおしゃべりに興じている。何のためにここに来たのだろう。帰ればいいのに。
その前にいるオッサンは、尻ポケットに入れているスマホの光が点いている。それが煌々と明るい。屋台も、恐る恐る明かりを点け始めたようだ。
「残念ですね。皆さんで協力してライトダウンしないと…」
と、八重山星の会の会員も残念そうだ。再び会場内が真っ暗になった。「さあ皆さん、首が疲れたでしょう。下は芝生です。そのまま寝ちゃってください」
言われるままにそうするが、まさか2日前の鳩間島に続いて、またもこの体勢を取るとは思わなかった。私の視界は、星空だけになった。
左手に見えるのは天の川だろうか。これは鳩間島でも見た。…あっ、流れ星!
ひときわ長い尾を引いて、流れ星が消えた。
「これは皆さん、いいものを見られましたね」
時刻は9時半。あっという間に1時間が経った。八重山は美しい海に、星がある。ここに住む人は幸せだと思った。
帰りはコンビニに寄って、「ガリガリ君スイカ味」を購入する。シャリシャリして、美味い。これを贅沢なひとときと言う。
美崎町に戻って、今度こそ本当の、石垣島最後の晩餐である。さんざん迷ったが、私はまた「楼蘭」に入った。昨日入った時、チャーハンも選択肢にあったので、それを今夜は食してみたかった。
改めて、チャーハン(600円)と餃子(400円)を頼む。出てきたチャーハンはしっとりしていたが、沖縄ではこれが定番なのだろう。那覇の「つけ麺大王」や鹿児島の「山ちゃんラーメン」もこんな感じだった。
楼蘭のチャーハンと餃子、どちらも美味かったのは言うまでもない。
東横イン石垣島に戻る。時刻は10時半を過ぎていた。今から土曜ワイド劇場を観ても、犯人の独白を見るのみだろう。今回の話は、再放送を観ることにする。
このホテルは部屋もベッドもユニットバスも広く、とても快適である。しかしライティングデスクの前にある大鏡、これは何とかならないか。座ればイヤでもおのが頭髪が目に入り、気が滅入るばかりだ。気が付きすぎるサービスは、時に人を不愉快にする。
シャワーを浴び一息つくと、午前0時を過ぎた。このあともやることはいろいろあるのだが、何だか疲れてしまった。
もう、寝ちまおう。
翌16日(日)午前7時、電話のベルで叩き起こされた。4泊5日の沖縄旅行も、今日が最終日である。
今朝は早めにホテルをチェックアウトするつもりだたったが、朝食が無料なので、食べていくことにした。那覇行きのJTAは14時10分なので、少なくとも午前中は観光に使える。今日こそローカルバスに乗りたいが、石垣島北限の平久保崎灯台を見る時間があるかどうか。
その前に私は、スマホでJALのサイトを見る。前述の便の支払いをしなければならないからだ。実は昨夜、JAL(クレジット)カードを忘れて来たことに気付いたが、ANAの(クレジット)カードでも支払いは可能だろう。
私は「予約確認」の項をタップする。が、「現在予約中の便はありません」の表示が出た。??
私はもう一度確認する。が、結果は同じだ。???
なんで…私はちゃんと予約をしたじゃないか。…あ!!!
まさか…支払い期限は、昨日までだった…!? 16日搭乗分の「特便割引1」だから、15日までに支払を完了しなければいけなかったのだ!!
私はJTAとANAの那覇行きを見る。しかしどちらももちろん、満席だった。
やっべえ…。このままじゃ那覇…いや、東京に帰れねえぞ!!
(つづく)
この監督は誰だぁ!? バカヤロ、テメー視聴者をナメんじゃねえぞ!! ほんっとに頭にきた。テレ朝は反省しろ!! バカヤロ。
(きのうのつづき)
公開ウェディングが感動のうちに終わり、いよいよ「ライトダウン星空観望会」である。
開始は午後8時30分で、まだ時間がある。もう予定のイベントは終わったが前倒しはせず、篠原ともえらのトークで場をつなぐ。
空は晴れて鑑賞日和だが、あまり星は見えない。ということは、それだけ会場が明るいのだろう。しかしライトダウンをして、どのくらい星が見えるものだろうか。
8時半が近づき、数字が点灯された掲示板を篠原ともえが掲げ、会場のみんなでカウントダウンをする。30…20…15…10…5、4、3、2、1、0!!
オオーーーーーッ!!
会場のスポットライト、出店の灯り、その他もろもろの明かりが一斉に消えると、夜空に満点の星が浮かび上がり、私たちは思わず歓声を上げた!!
空はこんなに美しかったのか!! 八重山にいても、星空を見るのは離島や石垣市外に行った時のみ。市内で見る機会は意外にないのである。
私たちは夜空のダイヤモンドを鑑賞する。しかしライトダウンは9時半までである。これから1時間、黙って星空を鑑賞するのはさすがに退屈する。が、そこは手が打ってあり、この会は「八重山星の会」が主催なのだが、そこの会員が各星座を解説してくれるのだ。
年配の男性会員が話す。
「あれが土星です」
レーザーポインタが空に届き、土星を指した。それは本当に届いているかのようだ。「地球から土星までの距離は14億5千万キロです。土星に到達するには、光の速さで2時間半かかります」
そんなに遠い惑星が地球から見えるとは、宇宙の神秘というしかない。
「あれが夏の大三角です。そのうちのひとつがこと座のベガ…」
「こと座のベガ! 七夕の織姫星です。夏でいちばん明るい星です!」
と、これは篠原ともえ。星関係のラジオ番組を持っているだけあって、水を得た魚のように生き生きとしている。
その後も、「北斗七星」「南斗六星」「さそり座」など、星の解説が続く。みんなはしゃがんで、神妙に聞いている。海側には天体望遠鏡が何基か置いてあり、今は満員御礼のようだ。私たちも、まるでプラネタリウムを見ているかのようだが、考えたら天然の空を見ているんだから、感想があべこべである。
しかし黙って聞いている客ばかりではなく、例えば私の前にいる若奥様は、鑑賞そっちのけでおしゃべりに興じている。何のためにここに来たのだろう。帰ればいいのに。
その前にいるオッサンは、尻ポケットに入れているスマホの光が点いている。それが煌々と明るい。屋台も、恐る恐る明かりを点け始めたようだ。
「残念ですね。皆さんで協力してライトダウンしないと…」
と、八重山星の会の会員も残念そうだ。再び会場内が真っ暗になった。「さあ皆さん、首が疲れたでしょう。下は芝生です。そのまま寝ちゃってください」
言われるままにそうするが、まさか2日前の鳩間島に続いて、またもこの体勢を取るとは思わなかった。私の視界は、星空だけになった。
左手に見えるのは天の川だろうか。これは鳩間島でも見た。…あっ、流れ星!
ひときわ長い尾を引いて、流れ星が消えた。
「これは皆さん、いいものを見られましたね」
時刻は9時半。あっという間に1時間が経った。八重山は美しい海に、星がある。ここに住む人は幸せだと思った。
帰りはコンビニに寄って、「ガリガリ君スイカ味」を購入する。シャリシャリして、美味い。これを贅沢なひとときと言う。
美崎町に戻って、今度こそ本当の、石垣島最後の晩餐である。さんざん迷ったが、私はまた「楼蘭」に入った。昨日入った時、チャーハンも選択肢にあったので、それを今夜は食してみたかった。
改めて、チャーハン(600円)と餃子(400円)を頼む。出てきたチャーハンはしっとりしていたが、沖縄ではこれが定番なのだろう。那覇の「つけ麺大王」や鹿児島の「山ちゃんラーメン」もこんな感じだった。
楼蘭のチャーハンと餃子、どちらも美味かったのは言うまでもない。
東横イン石垣島に戻る。時刻は10時半を過ぎていた。今から土曜ワイド劇場を観ても、犯人の独白を見るのみだろう。今回の話は、再放送を観ることにする。
このホテルは部屋もベッドもユニットバスも広く、とても快適である。しかしライティングデスクの前にある大鏡、これは何とかならないか。座ればイヤでもおのが頭髪が目に入り、気が滅入るばかりだ。気が付きすぎるサービスは、時に人を不愉快にする。
シャワーを浴び一息つくと、午前0時を過ぎた。このあともやることはいろいろあるのだが、何だか疲れてしまった。
もう、寝ちまおう。
翌16日(日)午前7時、電話のベルで叩き起こされた。4泊5日の沖縄旅行も、今日が最終日である。
今朝は早めにホテルをチェックアウトするつもりだたったが、朝食が無料なので、食べていくことにした。那覇行きのJTAは14時10分なので、少なくとも午前中は観光に使える。今日こそローカルバスに乗りたいが、石垣島北限の平久保崎灯台を見る時間があるかどうか。
その前に私は、スマホでJALのサイトを見る。前述の便の支払いをしなければならないからだ。実は昨夜、JAL(クレジット)カードを忘れて来たことに気付いたが、ANAの(クレジット)カードでも支払いは可能だろう。
私は「予約確認」の項をタップする。が、「現在予約中の便はありません」の表示が出た。??
私はもう一度確認する。が、結果は同じだ。???
なんで…私はちゃんと予約をしたじゃないか。…あ!!!
まさか…支払い期限は、昨日までだった…!? 16日搭乗分の「特便割引1」だから、15日までに支払を完了しなければいけなかったのだ!!
私はJTAとANAの那覇行きを見る。しかしどちらももちろん、満席だった。
やっべえ…。このままじゃ那覇…いや、東京に帰れねえぞ!!
(つづく)