8月末に今年の8月を書こうと思っていたが、ずーっと見送っているうちに9月6日になってしまった。 仕事でないからこうなるのか ・・・生来意思が弱いのか ・・・
8月中には思っていたことも、9月に入ってしまうと感動も色あせてしまって、どうもよく浮かんでこないが、今年の8月は、例年の8月と違うように思ってきました。8月は終戦の月、この月になると毎年、テレビでは戦争の回顧録が続々。原爆報道。慰霊行事も多い。また、高校野球は熱戦を繰り広げる。そして暑い暑いの連発。
それが、今年はどうもいつもの8月違ったように思う。
まず、戦争の回顧。実際に戦争に参加した人、シベリアに抑留された人は、体験をよう語らん。これは「ひめゆり」や原爆被害体験者と大きく違うところでした。だが、今年は「兵士たちの証言」とか「日本人の戦争」とかで、80代後半から90代の戦争体験者が重い口を開き始めた。勿論、喜んでは語っていません。歳のせいか、語り方も決してわかり易くはないが、戦争というものの事実を後世に伝えなければと思ったのでしょうかね。マスコミもそうした企画を持ったのかも知らないが、特攻についても新事実を知った。あれだけの戦争をやったんだから、まだまだ知られてないことはあるでしょうね。
毎年参加する千鳥が淵の慰霊行事は、節電の為、例年より30分早く始まり、1時間早く終わった。これは千鳥が淵の戦没者墓苑で8月14日に新日本宗教団体連合会が主催する慰霊祭で、戦争犠牲者の慰霊と平和 祈願の式典です。社民党党首の福島瑞穂は毎年参列しています。
新宗連の青年女子が慰霊のキャンドルを捧げる情景です
それと、高校野球は毎年熱戦が続くが、今年は延長戦8試合、1点差が16試合ということですから、随分熱い戦いが多かったですね。
今年の8月は、はっきり形には出ていないが、3.11の東日本大震災も影響していたような気もします。