20日~21日。元マナイゲルをつくる会で一緒に仕事をしたSご夫妻の八ヶ岳山麓にある別荘に招かれた。新宿駅口から高速バスで中央道を約2時間半。新宿を出た時はかなりの雨だったが、八王子を過ぎた頃から雨はあがり、長坂・高根のバス停で降りた時には晴天に近い空模様でした。S氏が迎えにきていた。さらにS氏の車で約20分、田畑を縫って林の中に入り別荘に着いた。
別荘は林の中ではあるが、想像したような別荘地帯で他人の別荘も散見できる。何よりも樹間の空気が美味しい。バスの中からも遠望できたが、八ヶ岳連峰や南アルプスの景色は抜群に良い。2階まで吹き抜けの木造の別荘は開放的で広々として都会の住宅とは居心地が全く違う。自然の中で自然に過ごす贅沢を味わった。
一息入れてから、空は少し曇ってきたが、ご夫妻にそこいらを車で案内してもらった。山でのそいらはかなり遠い。最初に行ったのは清泉寮(せいせんりょう)。 アメリカ人牧師ポール・ラッシュ博士の創設で、研修・会議・合宿・イベントなどあらゆる用途に利用されているという。温泉や食事所もある。
清泉寮入口 ポール・ラッシュ博士像 少し離れて牧場ま見える
次は、この辺りでは有名な滝、「吐龍の滝」と展望台へ。
「吐龍の滝」水が綺麗 右上に雲間から僅かに見えるのは富士山
このあと、柳生博さんが経営する八ヶ岳倶楽部のギャラリーに寄った。彫刻、ステンドグラス、装飾家具など展示即売もしていたが目を見張るような高価なものばかり。中庭には柳生博さんの姿も見えた。この頃から雨降りとなる。
翌日は素晴らしい晴天。朝食前にいい空気を吸いながら徒歩で散策をしました。
朝の空気の中で、八ヶ岳がクッキリ。右が赤岳。 清里高原道路?
こんな山の中に来ても、昼になる遠景が霞むことを知りました。
朝食後、団欒のあともう一度、徒歩で散策。気温は上がったが湿度が低いとみえて汗はかかない。1時間半ほどでもどり、再び団欒の時には、窓の外に野生のキツツキ、きじ、鹿を見た。午後2時半に山荘を辞して帰る。