一昨日は、嫂成子さんの遺骨と共に、妹純子の遺骨を、同じ墓に埋葬した。
成子さんは5月2日に、純子は5月10日と命日は8日間違うが、参列者の都合があって、夫々の49日を繰り上げ、二人同時に49日の法要と埋葬を行うことにしたものである。参列者は7人。成子さんの長男、次男、長男の妻と次男の4人。純子の側は兄である私等夫婦と娘の3人。この中、成子さんの長男夫妻と次男は札幌からの参加である。
成子さん側は電車で、私達は娘の運転する車で、夫々に遺骨と位牌を持って八王子の第二高尾墓苑の大宣寺に集合した。
私達は、朝7時50分に船橋の家を出て、途中少し寄り道をしたが、10時10分頃には到着した。成子さんの側も余裕をもって到着し、夫々、受付を済ませ、定刻の11時には法要が始まった。読経、焼香、法話と進み、法要は11時40分頃に終わった。その後全員でやや傾斜のある坂道を進み池守家の墓に行き、墓碑の刻銘を確認し、塔婆を置き、位牌を供えて二人の遺骨を同じ墓に埋葬した。その後で僧侶の読経のうちに、全員でお墓全体を水で清め、納骨の儀式は終了した。
人の一生は、何方の一生であっても、夫々に波乱万乗の人生であったと思います。お二人とも波乱に富んだ長い人生で色んな体験をして、それを乗り越えて来られたことと敬意を表します。骨は墓の中にあっても、魂は、歌の文句のように、千の風になって大空を駆け廻ってほしい。