テレビ局の思わくがはずれてきたようだ。
日本の選手たちに否応なく注目していたのだが、
気がつくと“女子3人”が台頭していた。アメリカとリトアニアの女子だった。
水泳の世界選手権第15日は3日、バルセロナで行われ、競泳女子200メートル背泳ぎは
ロンドン五輪4冠の18歳、メリッサ・フランクリン(米国)が2分4秒76で圧勝し、
女子で1大会最多に並ぶ五つ目の金メダルを獲得した。
女子800メートル自由形は16歳のケイティ・レデッキー(米国)が8分13秒86の
世界新記録で制し、4冠となった。
ケイティ・レデッキーは女子1500メートル自由形でも、驚異的な世界新記録をマーク
している。
3日、女子50メートル平泳ぎ準決勝で、16歳のルタ・ミルティテ(リトアニア)が
29秒48の世界新をマークして、全体1位で決勝に進んだ。
午前中の予選で、ユリア・エフィモワ(ロシア)が記録した29秒78を0秒30上回った。
ミルティテは今大会の100メートル平泳ぎでも、1分4秒35の世界新記録を樹立している。
日本勢は、寺川綾さんと萩野公介選手(18)がなんとかガンバっている。
上記の女子3人は、18歳、16歳、16歳であります。
寺川さん、北島康介さんに敬意をはらうものですが、
若手の台頭を願うばかりでありますね。
入江陵介選手(23)がメダルに届かず涙した時、
「弱い自分が辛い」という陵介選手に北島選手はこう声をかけたそうです。
「いやちがうよ。強いから辛いんだよ」と。
この絵の、右の上方にブルーの大きな旗を持った女性がいます。
旗には「WORLD RECORD・世界新記録」とあり、
世界新が出ると、場内を一周しているようです。
このアナログな感覚が愉しい、いいですね。