「由比ヶ浜のとんび」
数の多さにびっくりです。
こうして“とんび”は堕落する。
という考え方と、
やっぱ、都会は楽でいいよね。
俺たちより強いヤツはいないんだし、
食い物はいくらでもあるし、
猿や、鹿、いのししみたいな
迷惑はかけていないし、
いいんじゃないのかな。
立派な“共存・共生”だと思うよ。
とかね。
桜を見ながら、少々考えた。
いろいろな桜がそれぞれに綺麗で、
そのそばに行くと、その桜の下に入ると
なんとも晴れやかに、神妙になっているのだが、
どんな風にあるのがよいのだろうか。
どんな在り様がもっとも理想的なんだろうか。
などと考えてしまっていたのです。
こんなこともたまにはいいんじゃないでしょうか。
そんな時に、
この1本の桜と出逢ったのです。
2、3本あったか。
春の緑の中に、清らかに佇んでいました。
ここは川喜多夫妻が過ごした邸宅の中です。
その旧川喜多邸の屋根が右下に見えます。
この手前に
鎌倉市・川喜多映画記念館があります。
この数本の桜の“佇まい”、いかがか。