大学生と高校生の方がHPVワクチン接種
http://blog.goo.ne.jp/sexualhealth/e/07faa4d16dca0eb0e2a77e6ce4980b72
http://blog.goo.ne.jp/sexualhealth/e/841f90028c53636cc3358b417bece1cc
HPVワクチンの公費助成をはじめる自治体も増えています。
しかし、「HPVワクチンは個人防衛のためであり、任意であり、なぜ他のワクチンをさしおいて公費助成するのか?」という(知識や情報をもっている)保健医療関係者の声は少なくありません。
助成が始まっている地域では産婦人科医等がはたらきかけているという話をきいています。
たしかに、関係の人以外は詳しい情報も知りませんし、公費にしたほうがよい!という主張をするほどの実感はないでしょう。
講習会でHPVと、版書すると、HIVの間違いでは?と今でもよく指摘されます。
なぜこのワクチンだけさわぐのか? という質問への回答はとても重要だとおもいます。
その地域の疫学データベースで検討されることですし、ワクチンプログラムが動くときは、同時にそのトレンドの変化のモニタリング体制をつくることも重要です。(肺炎球菌では、ワクチンに含まれていないタイプでの症例が増えます)
疫学データとして、インパクトのある地域はどこか。
Carcinogenesis(2010)に掲載されたThe global burden of cancer: priorities for prevention
のHPV関連のがん、のところを読みますと、先進国で子宮頸がんの死亡が大幅減少をしたのはスクリーニングの成果とあります。早期にみつかれば死亡リスクを避けやすいがんといえます。
スクリーニングの先に医療があるからです。
子宮頸がんが問題なのは実は先進国ではなく途上国の女性であり、途上国女性では2番目に多いがんになっています。スクリーニングも不十分、スクリーニングしたとしてもその先に医療がない。
そのような人たちにこそ実はHPVワクチンが有効で、私が製薬会社の社長だったら、WHOやUNICEF UNFPAとかがごっそり買い上げてくれないかなーと考えます。
http://carcin.oxfordjournals.org/cgi/content/full/31/1/100
ネットで検索すると、これまたインチキだ、トンデモだ、という反対の意見もたくさんヒットします。Twitter等でも「拡散希望」ということで広まっています。
詳しい人が読むと、つっこみどころ満載ですが、素人さんが読むと「きゃー」なんでしょうね。
海外でも、初期から、熱心にすすめる議員や医者と製薬会社の関係(執筆や講演謝礼をもらっている)ことについてメディアが報じていました。
メーカーはメーカーであの手この手で啓発という名の販売促進をかけます。
素直に情報を受け取るひともいますが、「ほーらやっぱり商売だ」という話になります。
(宣伝するのはあたりまえですから、差し引いて考える用にすればいいんですけど・・)
しばし混乱は続きそうです。
早くACIPのような組織が出来て、メーカーの影響を受けない人たちで構成された組織でNational Immunization Programが検討できるといいですね・・・。
http://blog.goo.ne.jp/sexualhealth/e/07faa4d16dca0eb0e2a77e6ce4980b72
http://blog.goo.ne.jp/sexualhealth/e/841f90028c53636cc3358b417bece1cc
HPVワクチンの公費助成をはじめる自治体も増えています。
しかし、「HPVワクチンは個人防衛のためであり、任意であり、なぜ他のワクチンをさしおいて公費助成するのか?」という(知識や情報をもっている)保健医療関係者の声は少なくありません。
助成が始まっている地域では産婦人科医等がはたらきかけているという話をきいています。
たしかに、関係の人以外は詳しい情報も知りませんし、公費にしたほうがよい!という主張をするほどの実感はないでしょう。
講習会でHPVと、版書すると、HIVの間違いでは?と今でもよく指摘されます。
なぜこのワクチンだけさわぐのか? という質問への回答はとても重要だとおもいます。
その地域の疫学データベースで検討されることですし、ワクチンプログラムが動くときは、同時にそのトレンドの変化のモニタリング体制をつくることも重要です。(肺炎球菌では、ワクチンに含まれていないタイプでの症例が増えます)
疫学データとして、インパクトのある地域はどこか。
Carcinogenesis(2010)に掲載されたThe global burden of cancer: priorities for prevention
のHPV関連のがん、のところを読みますと、先進国で子宮頸がんの死亡が大幅減少をしたのはスクリーニングの成果とあります。早期にみつかれば死亡リスクを避けやすいがんといえます。
スクリーニングの先に医療があるからです。
子宮頸がんが問題なのは実は先進国ではなく途上国の女性であり、途上国女性では2番目に多いがんになっています。スクリーニングも不十分、スクリーニングしたとしてもその先に医療がない。
そのような人たちにこそ実はHPVワクチンが有効で、私が製薬会社の社長だったら、WHOやUNICEF UNFPAとかがごっそり買い上げてくれないかなーと考えます。
http://carcin.oxfordjournals.org/cgi/content/full/31/1/100
ネットで検索すると、これまたインチキだ、トンデモだ、という反対の意見もたくさんヒットします。Twitter等でも「拡散希望」ということで広まっています。
詳しい人が読むと、つっこみどころ満載ですが、素人さんが読むと「きゃー」なんでしょうね。
海外でも、初期から、熱心にすすめる議員や医者と製薬会社の関係(執筆や講演謝礼をもらっている)ことについてメディアが報じていました。
メーカーはメーカーであの手この手で啓発という名の販売促進をかけます。
素直に情報を受け取るひともいますが、「ほーらやっぱり商売だ」という話になります。
(宣伝するのはあたりまえですから、差し引いて考える用にすればいいんですけど・・)
しばし混乱は続きそうです。
早くACIPのような組織が出来て、メーカーの影響を受けない人たちで構成された組織でNational Immunization Programが検討できるといいですね・・・。