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ルーツをたどる

2013-11-04 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
JR横浜線の「相原」駅から歩いて数分のところに東京都の指定文化財となっている住宅があります。

看板には「青木医院」。

そうです。ここは、青木編集長のご先祖様の本家のおうち。ふだんは外観しか見ることができないのですが、
平成25年「東京文化財ウィーク」が始まり、10月26日から11月4日まで、都内の文化財が一斉公開となり、中を見学することができました。

塀の前。


お屋敷の前の説明看板。



今でも医院として使用されている建物です。


中庭で記念写真。


(文化財に指定されていますが、維持費は自己負担なのだそうです)

この住宅から徒歩4ー5分ほどのところにある清水寺(きよみずでら、ではなくて せいすいじ)。

この後ろの坂を上って行くと・・・・そこには・・・


ジェンナー碑があります。


編集長はワクチンに関わる仕事はほとんどしていませんが、ご先祖様は種痘の普及に関わり、またオランダ語の本を翻訳して海外の医学を国内に伝えるということをしていました。(細く長くつながっていたんですね・・・)

金兵衛

喜兵衛

源兵衛

青木勘治郎 
※娘は1845年 相馬翁助と結婚?

青木得庵---喜代

青木芳斎 ※武州(日野市)に生まれ大阪の適塾で学ぶ。得庵の娘ヤスさんと結婚して養子に。種痘の普及に努める。
「自鋳金属活字による蘭書の翻刻事業-日本近代印刷史の快挙」

青木甲子三さん(外科医/海軍軍医大監)---ナミさんと結婚

6人きょうだいの長男が青木馨さん(耳鼻科)----タカさんと結婚 

7人きょうだいの長男が 編集長のお父さん(耳鼻科)---お母さん

青木編集長(感染症)


という系図であります。
もうひとつ咸臨丸に乗っていた濱口興右衛門のルーツがあります。
咸臨丸はオランダで作られた船なんですね。知りませんでした・・・)


太田富右衛門ー服部クワ

濱口興右衛門(のちに濱口英幹)ー埼玉県蕨の名主の娘ナオ(岡田直子)さんと1862年に結婚

42歳の時に産まれた双子のひとりがナミさん--(夫)青木甲子三さんと結婚
  ↓  ※お子さんは6人
長男 馨さん(編集長のおじいさん)  妹 (佐々木)芳枝さん

とつながっています。



編集長は参加していませんが、「咸臨丸子孫の会」という集まりがあるそうです。

興右衛門さんは、勝海舟、ジョン万次郎、福沢諭吉等と一緒に咸臨丸に乗っていました。


"八丈島樫立村に生まれ、江戸に出て、浦和同心会の西家の養子となり、浦賀奉行配下の同心、濱口家の婿養子となり、同心として働くうち抜擢され海舟の長崎伝習所一期生として入所し、主席にて卒業、咸臨丸には、教授方中堅幹部として乗り、渡米の偉業をなしとげた人"

横須賀市のページには濱口英幹(はまぐちひでもと)軍艦一筋、晩年は花屋敷主人と紹介されています。

青木編集長のおじいさんの妹さんにあたる佐々木芳枝さんが語る濱口英幹による濱口英幹の奥さんは「ナオさん」(岡田直子さん)は当時珍しいクリスチャンだったそうです。

こちらはネットで見つけたご親戚の記事。
「祖母の召天」
"祖母の召天[2009年11月21日]: 初代は、幕臣で咸臨丸で勝海舟や福沢諭吉らと一緒にアメリカに渡った浜口興右衛門というご先祖の妻で、 横須賀でクリスチャンになったのが始まりだとか。"

ひ孫に当たる方のブログ記事も発見。


ということで、、これから訪問したいところリスト:

京浜急行 浦賀駅徒歩20分 「寿光院」
"咸臨丸の乗組員で浦賀奉行所同心浜口興右衛門英幹とその奥さん、会津藩士・小林栄三郎の母美都姫(みつひめ)のお墓があります"

住んでいた「花屋敷」は、京急 横須賀中央駅から平坂をあがって行ったところのうぐいす坂近くにあるそうです。

横須賀では毎年咸臨丸フェスティバルが開かれていますので、この時期に出かけるのがよさそうです。

そういえば、、、、1953年生まれの編集長。そのちょうど100年前に、ペリーが黒船にのって浦賀にやってきたんですね。
つい最近(?!)まで鎖国だった実感がわいてきました・・・。

他には、北海道も訪問計画を立てたいところ。

木古内町観光協会「咸臨丸の歴史を語る風景」

ネットを探していて見つけたこのTシャツ Japan Spiritsほしい(^^)。

ネットだけでもいろいろわかるってすごいですね。
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