感染症診療の原則

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駒込病院ワクチン外来

2011-08-05 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
青木編集長が木曜日に朝の研修医対象レクチャーと外来診療を担当させていただいているのは、「がん・感染症センター都立駒込病院」です。

感染症やがん治療に関心のある研修医が集まります。

感染症病棟では一般感染症だけでなく、輸入感染症、HIV感染症なども豊富に学べます。

最近は、研修にワクチン外来研修も導入しているそうです。

小児科と感染症科のスタッフで運営されており、感染症科は菅沼先生、柳澤先生が担当をされています。

青木編集長は「ワクチンでわからないことがあるとこちらの先生方にすぐ相談!」そして先日はご助言のもと帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)を接種いたしました~。


そのワクチン外来のホープ、柳澤先生の論文を8月2日付けのジャーナルに発見!!

Immunogenicity of intradermal vaccination of Japanese rabies vaccine for preexposure immunization following WHO recommendation.
J Infect Chemother. 2011 Aug 2

第84 回日本感染症学会総会学術講演会座長推薦論文【短報】
WHO 接種スケジュールに従った国産狂犬病ワクチン皮内接種方式の検討
感染症学雑誌第84巻第3号 2010年
を英語でしあげて投稿されたんですね。

英語で日本から発信していくということはとても大切です。
研修医の皆さんも、挑戦すべく、発信する先輩方から学んでいきましょう。


ちなみに、駒込病院のワクチン関連の発表は他にもいろいろあり。

成人におけるジフテリア・百日咳・破傷風(DPT)3 種混合ワクチン0.2mL 接種の百日咳抗体への効果
感染症学雑誌第83巻第1号 2009年


※駒込病院ではオンデマンドで短期長期の研修を受け入れています~。感染症を集中的に勉強したい人はご相談ください。
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