8つのワクチンについて検討する小委員会

8月27日に「厚生科学審議会・予防接種部会の会議が開かました。
Hib、肺炎球菌など8ワクチン、予防接種法の対象かを検討し、「ワクチン評価に関する小委員会」設置、今年11月末までに結論」とのことです。
エムスリー　8月28日

個別のワクチンについて予防接種法に位置づけるかどうかを検討するために、部会の下に「ワクチン評価に関する小委員会」を設置して、検討する方針、、はちょっとびっくり。今まで山のように開催されてきた会議では話し合ってこなかったんでしょうかという素朴な疑問が。

検討対象はHibによる感染症、肺炎球菌による感染症、HPVによる感染症、水痘、流行性耳下腺炎、B型肝炎、百日せき、ポリオ――8つの疾病・ワクチン。

9月から検討開始、10月中旬までに作業チームが小委員会に中間報告、11月中旬に作業チームにおいて素案の取りまとめ、小委員会において各疾病・ワクチンについての考え方（案）の取りまとめ、11月下旬に小委員会から予防接種部会に報告。

この会議では、HPVワクチンの話だけが先走ることについて意見・質問もでたようです。

「HPVワクチンだけでなく、Hibや肺炎球菌のワクチンについても考えていかなければいけないのではないか。希望としてはこれら三つを同列に扱っていただきたい」

そのとおり。


関連の調査の費用についても話し合われているようです。

各地域に予防接種や感染症の流行をデータについて調査を計画実施したり、日々マネージするEpidemiologistが必要なんですが。
予防接種の部会の人達がそこまで枠組みを提案していくか注目していきましょう。

配付資料は近日中にWAMネットに掲載されるでしょう。