ふだん忙しくて国会中継など見ない皆さん。
ハイライトだけでもみてみませんか?
ここのところ、国会議員が震災後の国民の生活や経済について話し合っています。
野次が飛んだり、総理がおろおろしたり、この国の先を考える上で眩暈のするようなやりとりもあるのですが、時に真剣に切り込む議員もいます。
昨日の衆議院で田中康夫議員が南相馬市の医療や教育の窮状を訴え、枝野長官に挑んでいます。
まず南相馬市の位置 . . . 本文を読む
土曜日にETV再再放送です。
以下は、過去に書いた文章です(一部加筆修正しています)。
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こちらの小出先生(非公式)ブログで見ることができるそうです→コチラ
同心円状ラインではなく、高い線量の地域(ホットスポット)があることを知っており、実際に現地に入って計測をすることで示した人たちがいます。
文部科学省はその測定数値が高いことを把握していたのに、「地名を . . . 本文を読む
時系列で情報をみていくと、ある時期から流れや語りが少しずつ、あるいはガラリとかわることがあります。
今回の原発人災関連では、当初、TVや新聞に出ていた専門家と、今、出ている人たちの顔ぶれが全くちがっています。
メディア内部での変化か。よくもわるくものポピュリズムかは後の検証対象だと思いますが。
社会学の人たちのまとめなどを読んでみたいですね。
国会で説明をする人たちの顔ぶれも変わっています . . . 本文を読む
医療関係者にとっては、目の前の患者さんの生存確率を高める情報のコミュニケーションは日常ですが、医療の外でそのような考え方をシビアに迫られるような状況をあまり考えてきませんでした。
先日、ある勉強会で冒頭「我々の仕事は、生存確率を高める情報を国民に提供することである」といいきった講師がいました。
ジャーナリズムのミッションとは「市民の生存確率を高める情報を出すこと」、「権力を監視することで弱者の . . . 本文を読む
福島第一原発関連の情報の続き。
昨日、日本医師会から声明が出たので、関連の専門家や専門団体はどんな動きをしているのか。の時系列メモ。
2009年6月 産業技術総合研究所の活断層・地震研究センター長の岡村氏が 福島原発のリスクを指摘(JBPress)
参考 東京電力と土木学会 essay bibliophobia
※このほか、地震や土木系の人たちは早くから問題を指摘していたことが記録類からわかり . . . 本文を読む
この問題を考えるには自分の子どもがその保育園や学校にいると想定したり、自分やパートナーが妊娠していたらどうか?と想定してみるしかないように思います。
(あるいは、自分の地域の汚染度を数字で確認するとか)
チェルノブイリのときのような大規模な疎開を回避し、学校再開を遅らせないために、文部科学省が放射線管理区域と同じ数値を幼稚園や学校に採用することになりました。
下記に列挙しますが、多くの関係者が反 . . . 本文を読む
小学生や高校生には無視されるが(健康な人に健康教育ってムズカシイ)、一定の年齢以上がよく反応する「カラダによい」というターム。
医師はそのような漠然とした話は通常しませんが、巷ではこのキャッチでいろいろなグッズやサプリ等が売られています。
「害がないならいいんじゃないか」とか「プラセボ効果でも効果は効果だからいいじゃないか」「本人が満足するならいいじゃないか」と基本容認の人から、本来の医療アクセ . . . 本文を読む
朝のワイドショーで、千葉の県知事が海で潮干狩りの風景が紹介されていました。
毎日新聞の記事によると森田県知事は「検査をして安全」と語っています。どこかに検査データがあるのかもしれません。
千葉県HPの関連ページ
3月31日の報道「千葉のアサリからごく微量のセシウム 県は「安全」」
産経新聞 3月31日
GW前の4月26日にアサリのデータを公表。 金田漁港のアサリの測定結果 4月28日
そし . . . 本文を読む
記者会見は現在、首相補佐官の細野さんを中心に、文部科学省・内閣の原子力安全委員会・経済産業省の原子力安全保安院が合同で2日に1回開かれています。(次回は明日4日の17時頃、ニコニコ生放送でみることができます)
学会の発表とにているなーとおもう風景がそこにあります。
フロアからの質問も「なにそれ」「フツウそこにいくか?」「おいおい」みたいなものから(しかも翌日記事にしてないよ)、「そりゃー聞かれ . . . 本文を読む
問診のときに、特定のリスク因子として、渡航歴や動物接触歴をたずねることはありますが、原発で作業をしたことがあるとか、原発事故のときにその近くにいたというようなことは考えたことがありませんでした。
健康への影響の調査は長期間コホート研究の形で行う必要がありますが、今回は原発内で作業をしている人、周辺地域や、原発からは遠い地域でも、風向きや天候の関係で線量の高い地域があり、その住民の被ばくが問題にな . . . 本文を読む