鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

なまはげ探訪

2015-05-28 23:30:00 | 日記

会社にはひじょうに申し訳ないのだが、

今日の仕事は夕方からなので、

朝から男鹿半島へ向かう。

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もちろん、男鹿地方特有の

「なまはげ」の謎を明らかにするためだ。

男鹿なまはげラインは、

八郎潟干拓地と日本海にはさまれた

砂州のうえを走る。

太陽光パネルが

並べてあるところと、

白い花が満開の

アカシアの林が交互に過ぎる。

終点の男鹿駅から

山中にある「なまはげ館」へ行く。

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男鹿半島の山といえば

寒風山かと思っていたが、

真山【しんざん】という、

修験の山がメインだそうだ。

それで「なまはげ館」だが、楽しめた。

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男鹿地方各集落で作られた

なまはげが100体以上、壮観!

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それから、じっさいの行事のビデオが傑作で、

泣き叫んで柱にしがみつく子どもを、

無理やり引きはがそうとするまさにオニ。

子らにトラウマを残さないか心配だ。

ちなみに、ナマハゲ全面でないハゲ、

ではなく、

生身剥ぎ、生剥ぎ、なもみ(火だこ)剥ぎの

転訛だそうだ。

追い剥ぎの一種ではなくて、

囲炉裏端で長時間怠けてると、

あるいはできてしまう

低温火傷のカサブタを引っぺがして

怠けを懲らしめる、

ということらしい。

マレビト、来訪神でもあるようだ。

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だいぶ笑かしてもろた。

さて昼ゴハンは期待できそうだと、

漁港近くの寿司屋に入ると、出てきたのがコレ。

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せっかくなので、先っぽの入道崎へ行ってみた。

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