鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

京都へ行きました1

2011-03-19 23:30:00 | 日記

関西へ疎開中。

いえ偶然、早くから帰省の予定で、

航空券を取っていました。

110319_1.jpg

おなじみ、京都駅前ベニテングダケ



1歳半をすぎた息子に蒸気機関車を見せるため、

梅小路蒸気機関車館



110319_2.jpg

大正時代の86という形式の蒸気に乗った。

SLとはSteamLocomotiveの略!



たぶん小学校の遠足以来。

試乗SLスチーム号、往復1km200円に乗る。

蒸気というのは走っている姿がよいのであって、

トンネルを抜けたりするならまだしも、

乗ってもあまりおもしろくない。

110319_3.jpg

京都から山陰線でふたつ目、二条駅だった木造駅舎が、

梅小路蒸気機関車館の玄関になってた



 JR西日本という会社は、

問題の多いJR各社のなかでも、

ひときわ悪行をかさねているところだが、

この梅小路の保存活用だけは評価したい。



脇の高架を走る山陰線が

いつのまにか複線電化されてる。

そういや移築されてる二条駅も、

その工事にともなうものだった。



往きは七条通りをまっすぐ歩いて、

梅小路公園をぬけてきたから、

帰りはちょっと遠まわりして島原へ。

110319_4.jpg

角屋の外観。現在は角屋もてなしの文化美術館。

まだ営業中だった1952年に国の重要文化財に指定されてる。

置屋と揚屋の区別も知らない……



芸妓・舞妓の世界である「花街“かがい”」と、 

いわゆる「遊廓」との違いについて、

深く考える必要にせまられたことがないので、

理解が浅いのですが、

「もてなし」といわれると抵抗がある。

芸や舞を極めるという精神性はわかるけど、

女性ひとりひとりの感情はどうだったのだろう。

110319_5.jpg

中央卸市場が近いせいか、こんなのが停まってた



つづいて龍谷大学大宮校舎のキャンパスへ踏み込む。

110319_7.jpg

龍谷大学本館は1879年施工、国の重要文化財。

左右に付随する建物もだいたいそう



西本願寺は浄土真宗本願寺派の総本山。

今年は宗祖親鸞が亡くなって750年だそうで、

お寺は準備で大忙しのようす。

110319_6.jpg

国宝・西本願寺唐門、別名「日暮らしの門」。

一日眺めていても飽きないからだそうだ。

秀吉の伏見城遺構といわれる桃山建築



東本願寺は予備校時代、

晴れた日にいつも昼ゴハンを食べてた。

西本願寺は来たことがなかった。

伝・聚楽第遺構の飛雲閣が無造作に見えるとは



ついでに電線がうるさいが、

門前町にある本願寺伝道院。

伊東忠太の名建築。

囲いがしてあったが、

まさか解体するのではないですね。



110319_8.jpg

伊東忠太設計、竹中工務店1912年施工



建築物のうんちくは、小学館『近代建築散歩-京都・大阪・神戸編-』に拠りました。