関西へ疎開中。
いえ偶然、早くから帰省の予定で、
航空券を取っていました。
おなじみ、京都駅前ベニテングダケ
1歳半をすぎた息子に蒸気機関車を見せるため、
大正時代の86という形式の蒸気に乗った。
SLとはSteamLocomotiveの略!
たぶん小学校の遠足以来。
試乗SLスチーム号、往復1km200円に乗る。
蒸気というのは走っている姿がよいのであって、
トンネルを抜けたりするならまだしも、
乗ってもあまりおもしろくない。
京都から山陰線でふたつ目、二条駅だった木造駅舎が、
梅小路蒸気機関車館の玄関になってた
JR西日本という会社は、
問題の多いJR各社のなかでも、
ひときわ悪行をかさねているところだが、
この梅小路の保存活用だけは評価したい。
脇の高架を走る山陰線が
いつのまにか複線電化されてる。
そういや移築されてる二条駅も、
その工事にともなうものだった。
往きは七条通りをまっすぐ歩いて、
梅小路公園をぬけてきたから、
帰りはちょっと遠まわりして島原へ。
角屋の外観。現在は角屋もてなしの文化美術館。
まだ営業中だった1952年に国の重要文化財に指定されてる。
置屋と揚屋の区別も知らない……
芸妓・舞妓の世界である「花街“かがい”」と、
いわゆる「遊廓」との違いについて、
深く考える必要にせまられたことがないので、
理解が浅いのですが、
「もてなし」といわれると抵抗がある。
芸や舞を極めるという精神性はわかるけど、
女性ひとりひとりの感情はどうだったのだろう。
中央卸市場が近いせいか、こんなのが停まってた
つづいて龍谷大学大宮校舎のキャンパスへ踏み込む。
龍谷大学本館は1879年施工、国の重要文化財。
左右に付随する建物もだいたいそう
西本願寺は浄土真宗本願寺派の総本山。
今年は宗祖親鸞が亡くなって750年だそうで、
お寺は準備で大忙しのようす。
国宝・西本願寺唐門、別名「日暮らしの門」。
一日眺めていても飽きないからだそうだ。
秀吉の伏見城遺構といわれる桃山建築
東本願寺は予備校時代、
晴れた日にいつも昼ゴハンを食べてた。
西本願寺は来たことがなかった。
伝・聚楽第遺構の飛雲閣が無造作に見えるとは。
ついでに電線がうるさいが、
門前町にある本願寺伝道院。
伊東忠太の名建築。
囲いがしてあったが、
まさか解体するのではないですね。
伊東忠太設計、竹中工務店1912年施工
※建築物のうんちくは、小学館『近代建築散歩-京都・大阪・神戸編-』に拠りました。