鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

今城塚古墳

2011-04-02 23:30:00 | 日記

3回めの帰省は今城塚古墳。

6世紀前半の大型前方後円墳。

真の継体天皇陵といわれているが、

宮内庁は継体陵として、

この今城塚から南西2キロほどにある

5世紀中葉の太田茶臼山古墳を比定しているので、

この今城塚は国指定史跡にすぎない。

以前は荒れ果てた墳丘に柵もなく立ち入り自由で、

周濠が途切れた池でフナ釣りをしてた。

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周濠部は芝生に、墳丘に沿って石貼りがされて、

すっかり前方後円墳だ

それが15年ほど前から学術調査がはじまり、

また北側にある丘陵地帯で

この今城塚に埴輪を供給した

工房(新池遺跡)がみつかったり、

祭祀場面を再現したとみられる埴輪群が

当時の配置のまま発見され話題となった。

それで、このたび整備工事が終わり、

隣接地に博物館が開館したのでみてきました。

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田んぼのあぜだったところに埴輪群のレプリカが並べられている

復元された埴輪群はもちろん、

調査中にみつかった竜山石、二上白石、

それに熊本県宇土産の馬門石をつかった

それぞれの家型石棺実物大模型があり、

墳丘内をイメージした展示は

なかなか見ごたえがあった。

110402_3.jpg

ずいぶんめかしこんでた

ほかにも、すぐ近くの未盗掘であることがわかっている闘鶏山古墳や、

大規模な平地集落跡である安満遺跡の紹介があり、

市内から多数出土している三角縁神獣鏡なども展示してある。

ちょっと不便なとこですが、

一度行ってみてください。

高槻市立今城塚古代歴史館