鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

府中~町田とかけずる

2011-04-23 23:30:00 | 日記

天気は大雨予報

昼から首都高湾岸線を東京へ、

それから新宿線をうねうね行って、

中央道・調布インター。

途中、前が見えなくなるほどの豪雨も、

府中では止んでた。

ケヤキだろうか、新緑が雨に濡れてきれい。

細かい花が道を埋め尽くしてる。

府中市美術館「江戸の人物画」

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蕭白や若冲のカットが地下鉄のドアのところに貼ってあって、

早く行かなければ早く行かなければ、と毎朝せかされてた

ん?

浮世絵、さいきん言う江戸絵画、蘭画、

そして西洋画の受容。

人物画、というテーマが

ちょっと中途半端な結果に。

こういうのはいつも難しい。

でも、こういう切り取り方のときにしか

出てこない画家もいるので、

おもしろくもある。

常設で明治以降の人物画もやってた。

こっちはおもろい。

あと、牛島憲之。



急いで町田に向かう。

悩んだ結果、関戸橋から鎌倉街道。

新しくトンネルができてて

思いのほか早く着いた。

20年来、来たい来たいと思っていた、

町田市国際版画美術館。

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「駒井哲郎」展。

「国際」「版画」美術館を名乗るだけあって、

銅版画のしくみがくわしく解説されてる



銅版画の温かい、

いや粗っぽいような、

じつは細密なのが

気になってしようがない。

浜口陽三、長谷川潔、そして駒井哲郎。

おもに戦後活躍するこの3人のなかで、

駒井哲郎の大規模な展覧会はワタクシ的には初めて。

福原コレクションというそうだ。

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立派な図録を買うたので、しっかり読まねば


府中市美術館「江戸の人物画」は5月8日(日)まで、

町田市国際版画美術館「駒井哲郎」は6月12日(日)まで。

「駒井」展は前期と後期で展示作品総入れ替え。