天気は大雨予報。
昼から首都高湾岸線を東京へ、
それから新宿線をうねうね行って、
中央道・調布インター。
途中、前が見えなくなるほどの豪雨も、
府中では止んでた。
ケヤキだろうか、新緑が雨に濡れてきれい。
細かい花が道を埋め尽くしてる。
府中市美術館「江戸の人物画」
蕭白や若冲のカットが地下鉄のドアのところに貼ってあって、
早く行かなければ早く行かなければ、と毎朝せかされてた
ん?
浮世絵、さいきん言う江戸絵画、蘭画、
そして西洋画の受容。
人物画、というテーマが
ちょっと中途半端な結果に。
こういうのはいつも難しい。
でも、こういう切り取り方のときにしか
出てこない画家もいるので、
おもしろくもある。
常設で明治以降の人物画もやってた。
こっちはおもろい。
あと、牛島憲之。
急いで町田に向かう。
悩んだ結果、関戸橋から鎌倉街道。
新しくトンネルができてて
思いのほか早く着いた。
20年来、来たい来たいと思っていた、
町田市国際版画美術館。
「駒井哲郎」展。
「国際」「版画」美術館を名乗るだけあって、
銅版画のしくみがくわしく解説されてる
銅版画の温かい、
いや粗っぽいような、
じつは細密なのが
気になってしようがない。
浜口陽三、長谷川潔、そして駒井哲郎。
おもに戦後活躍するこの3人のなかで、
駒井哲郎の大規模な展覧会はワタクシ的には初めて。
福原コレクションというそうだ。
立派な図録を買うたので、しっかり読まねば
「駒井」展は前期と後期で展示作品総入れ替え。