a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

FD3S

2006年01月22日 09時00分35秒 | Weblog
時は平成6年。タービンブローしたZに代わってRX-7Ⅱ型がやってきた。苦節10年、初めての新車。ポルシェの残債、ZのBBS、そして7のフルローン300万。気のせいか借金の額ばかり増え続けているような、、
時代背景も似たようなものだった。91年頃に世界一のGNPを記録した日本にはまだバブルの名残があったし、日本経済は右肩上がりを続けるとこの時点でもシモジモの者は思っていたのだから。上がり続ける給料体系を背景にゆとりローンなんて馬鹿なモノもあったぐらいだから、たとえ借金が増え続けようとも誰も私を責められまい。
初めての新車、そりゃもう大切にした。ポリマーコート、アルミ、エアクリ、マフラー、サスキット等々もちろんモディファイも欠かさず。毎日のようにガソリンスタンドへ行って、手洗い洗車(自分で)。
慣らしが終わった2週間後、生まれて初めてのサーキット走行。GT-Rに乗る友人とこれまたバブルの象徴、TIサーキット。完熟走行の意味なんて全く知らなかった私はコースイン2周目、全開。あっという間に集団のトップに躍り出た。
「あれ?俺ってば速いじゃん。天才かも。」半周走ったところで、タコ踊り。スポンジバリアにサイドから激突。あとの25分はもう全く何も覚えちゃいない。

幸いへこみなどはなかったものの、右側面は前から後ろまで傷だらけになった。洗車もそれ以来ほとんどしなくなった。サーキットなんて行く奴はバカだと思った。

このころ千葉へ転勤が決まる。実家の名古屋へはよく車で帰省した。名古屋から成田まで450km3時間ちょっとで帰ってこれた。まだ深夜の東名は今ほどトラックも多くなかったのだ。

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