a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

Z06 on the anonymous winding road

2007年05月09日 20時08分17秒 | Weblog
筑波ジムカーナの動画がアップされています。
Z06のちょっと痛い走りが見られます。5本走って2本ミスコース。ダサダサ
ですが、、オールミスコースの人もいてそれはそれで楽しいイベントでした。

http://www.primeworks.co.jp/Race/REPORT/2007/07-5-1-TSUKUBA/index.htm


私の一番好きな雑誌は「AUTO CAR」、特にスティーブサトクリフやクリスハリスの記事は面白い。しかも奴ら真剣にうまい。日本編集者の記事ももちろん面白いけれど、残念ながら走りの評価ではCGに少し劣る様な気がする。腕利きのエディターもいた方がいい。
(S無しの)911カレラとの比較テストで6名中4名がZ06の勝ちとしている。
好き嫌いは別にいいし、Z06が911より素晴らしく良いとは思わない。
Z06は下りのワインディングでは「馬脚を現した」として911に軍配を上げている人が1名。下りは911カレラに負けるとしている人も1名。ちょっと待て、確かに限界を超えるとどうなるかわからないハラハラ感は多分911よりある。しかし今回素人の私が80km/hぐらいで走る下りの中速コーナーをグリップで走った時の横Gは0.95を記録したのだよ! 275/325のタイヤの恩恵もあるだろうが、この横Gを一般道の下りで体験できる車が何台あるというのだ。
Z06はもはやアメ車ではないのだよ。「ザクとは違うのだよ、ザクとは」…この場合のザクとは一般的なアメ車を指す。
試乗記では何名かが書いているように、縦横Gだけで私も少し気持ち悪くなった。こないだま~ちゃんの横に乗ってる時も気持ち悪くなったな。

Z06の走らせかたのコツを少しつかんだ。ジムカーナの時はホントに曲がんねぇ車だなと思った。この車はエリーゼのように前後の荷重移動を利用して曲げる車じゃないらしい。ブレーキやアクセルのオンオフで曲げることはできない。(たちあがりで無理にオーバーステアを出すことはたやすいが。)横Gを感じながら曲がると速く、そして気持ちいい(そして最後に気持ち悪くなる)。サスがフルバンプするくらい(実際バンプタッチしているのかも)アウト側前後のタイヤに荷重を十分に均等に掛かる様に進入し、立ち上がりはアウト側後ろタイヤで荷重を感じながら加速するとジェットコースターのように気持ちいい(そして最後に気持ち悪い)。逆に登りは前輪に思うように荷重がかからずアンダーがでる。このコルベットは下りでこそ面白いのだよ。Z06が911カレラ(S無しの)より下りで遅いと言うのはどうも納得がいかない。ただしタイヤのグリップを超えた時にどうなるかわからない。横1Gを超えたところでグリップを失ったとしたら、考えるだけでも恐ろしい。そして1速で回るような超低速コーナーは超つまらん。なんせ回転半径6.1m。
多少ABSとトラコンを効かせながら、気がつくと脇の下にじっとり汗。確かにこの車は誰にも勧められる車ではないかもしれない。しかし発進加速やコーナーの出口で無理矢理テール滑らせるのがZ06、みたいなスキルの低い人には判断して欲しくない。シャー専用ザクみたいなものだな、Z06は。GT3はさしづめガンダムか、色もたいてい白いし、、、。ほとんどすべての試乗記を読んだけれど本当のZ06の限界について言及している雑誌はほとんどない。

GPZ900R 房総半島②

2007年05月09日 00時22分45秒 | Weblog
さて車やバイクを買う時にこれは一生モノだという言葉を私は何度発したかしれない。しかし購入してから数日もたつとすっかり頭から抜けてしまう。皆様もそうでありましょう。
しかしこのニンジャだけは何度乗ってもすぐに波長が合ってしまう。別にそんなにまだ思い出があるわけでもないのに。
あぁまたかとお思いでしょうが、他のバイクも欲しくはなるけれどこのバイクだけは絶対手放せない。一生を添い遂げたいほどいとおしい。何故だろう。「お前にはオレが必要で、オレにはお前が必要だ」クーッ!!

翻って、車はどうだろう。「お前にはオレが必要だ」という車はたくさんあったし、「オレにはお前が必要だ」という車もあった。しかしお互いが必要とされる車ってのは意外にない。一生面倒を見てやれるほどの愛着をもつことができ、かつ乗り手の要求にも答えてくれる車。
オレにとっての夢の車は赤黒鉄仮面R30RSターボであった。しかし実際手に入れてみるとあまりに低次元な走りに百年の恋も冷めてしまった。
自分でも気がついている。年をとって最後に手元に置いておきたいのは、、、

GPZ900Rと911GT3。。。。。

なぜ最初からGT3を買わなかったのかって?
答えのわかってるクイズほど退屈なモノはないでしょ。だからあえて答えを間違ってみました。

GPZ900R 房総半島一周①

2007年05月09日 00時02分44秒 | Weblog
コルベットのハンドリングについて、、の前に

「刑が執行される前に何かやっておきたいことはないか?」
「ベットとニンジャにしばしの別れを告げたいのであります。2人きりの濃密な時間を、、、」

いよいよ免停まであと2日。今日はバイクでソロツーリング。行き先は当初日光を予定していたけれど、バイクで高速度路を制限速度で走るのは私にとって退屈、苦痛でしかなく、行き先を近場に変更した。天気も良く、Tシャツにトレーナー、Gパンの軽装でも少し汗ばむ。房総半島も連休明けでがらがら。vetteとninja、この2日間で1000km走行しましたが、どちらも気温といい天候といい道路状況といい、年に数回あるかないか、"Best Touring Day of the year"の気持ちよさでした。
明後日からしばらく運転できないと思うと感慨もひとしお、なのであります。