海洋生物の解説の依頼を受け,お台場海浜公園の海底調査に同行した。東京湾といえば,決して詳しいわけではないが,少なくとも東京港のすぐそばで生活し毎日海に接していることは事実である。それだけ,東京港への思い入れは強く,「何とかしたい!」(なあどか,すっぺす!!)という思いは閉伊川と一緒である。しかし,その度合が極端に異なる。何が異なるかというと,生活排水の量である。東京港はそのほとんどがヘドロで埋め尽くされている。上から見ると真っ黒。2900万人の生活排水が流れこんでくるのだ。
また,何処の場所でも共通なのは人々の意識。どうしても陸上生活を送る人間は,水へのケアがない。自然が何とか解決してくれると思っているのだろう。どうすれば,東京湾に対する関心を高めればいいのか。何とかできないものか?この思いから同行を決意した。「東京湾でも生物が頑張って生きている」。生物にエールを送りつつ,私たちが何が出来るだろうか,を考えるきっかけになれば,と願う。12月4日にオンエアされる予定である。
また,何処の場所でも共通なのは人々の意識。どうしても陸上生活を送る人間は,水へのケアがない。自然が何とか解決してくれると思っているのだろう。どうすれば,東京湾に対する関心を高めればいいのか。何とかできないものか?この思いから同行を決意した。「東京湾でも生物が頑張って生きている」。生物にエールを送りつつ,私たちが何が出来るだろうか,を考えるきっかけになれば,と願う。12月4日にオンエアされる予定である。