やまブロ ~ラーメン日記 ; 静岡~

ラーメンを主に美味しいお店の情報や日々の暮らしの中での日記を掲載します。

天雷軒

2010-04-17 | ラーメン(東京都)
本日夜は、前からチェックしていた「天雷軒 東日本橋店」に行って来ました。
ここは、LUNA SEAのドラム真矢さんのプロデュースで、
福岡の名店「麺劇場 玄瑛」の店主入江瑛起氏が監修するラーメン店。
店内は、入口正面に4人のテーブル席と左側にカウンター席が少しある程度。
あまり広くはなく壁に向かって食べるスタイル。
内装はセンス良くまとまっており、「和」を基調とした店内で落ち着きます。
テーブルには、箸が既に置かれています。
スタッフは、調理2人とホール1人の男性3人。
自信のあらわれでしょうか、テーブルには胡椒を初め香辛料は一切置いてありません。
無化調をうたって、麺・スープ・漬物・器・食べ方、すべてにこだわりがあるようです。
ラーメンのメニューは、海老薫琥珀拉麺(塩)750円と薫MISO深川拉麺(味噌)850円のみ。
とりあえず今日はスタッフおすすめの海老薫琥珀拉麺(えびかおるこはくらーめん)
と入江の実家米を頼むことにしました。
出来上がった海老薫琥珀拉麺は、見た目芸術品そのもの。
白髪ネギ、水菜、糸唐辛子の白・緑・赤の色合いが綺麗にまとまっています。
スープはその名のとおり琥珀色。
利尻昆布・浅蜊・追い鰹等で仕上げたコクと旨みがつまった魚介出汁のスープ。
まず始めにとび込んで来る海老の薫りが食欲をそそります。
一口飲むと旨みがこれでもかというくらい押し寄せて来ます。
麺は程よい茹で加減の手揉み細縮れ麺。
ノド越しが良く、プリプリとした食感の縮れ麺はスープが良く絡みます。
具は豚チャーシューと白髪葱、水菜、糸唐辛子そして海老のフレーク。
海老が心地よいアクセントとなり、上品さを一層引き立たせています。
このラーメンは、個人的に今まで食した中でも間違いなくベスト10に入る美味しさです。
最後まで五感を刺激された印象に残る最高の一品でした。
次にスタッフが、入江の実家米を持ってきてくれました。
炊き立ての白米とわさびと京漬物。
天雷軒流お茶漬けということで、スタッフから残ったスープをかけてお茶漬けのようにして食べてくださいと言われる。
早速スープをついで一口。
これは美味い!
漬物もかなりの美味しさ。
なんでも新撰組も愛した240年続く京の味で、京漬け物の総本家、近清さんよりお取り寄せしているとか。
言うまでもなくスープもすべて飲み干してしまいました。
久しぶりに納得の行くラーメンと出会いました。
次はぜひ薫MISO深川拉麺を食べに来たいと思います。
また、あいさつや丁寧な説明などスタッフのサービスが行き届いており、こちらも評価できますね。
九州博多にある本家「麺劇場 玄瑛」はまだ行ったことはありませんが、一度は食べに行ってみたいお店のひとつです。



★★★★★(満点!)



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