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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

ジブリとリストラ

2014-08-04 | 雑念
ジブリが制作部門の解体を発表


あのジブリもリストラかぁ~
厳しいねぇ~!

芸術家集団の成れの果て

そんな感じがする。
結局、後継者問題である。

どの世界でも同じ状況が日本列島を駆け巡る。

あの団塊の世代は高度経済成長を支え、
とんでもないエネルギーを小さな島国を立派な先進国に育ててきた。

そこに敬意を払わない若者はいないと思う。

しかし自らのガムシャラのみで戦ってきた企業戦士や職人達、百姓たちは本当に自らの事で手一杯であった。

将来のこと、次世代への引き継ぎは
「若者が頑張ればいいことだ!」と他人事のようであったと言わざるを得ない。

会社も農家も職人も

日本に残さなければいけない大切な仕事を目先の生活に追われ、
後継者を育てるという芽を摘んでしまったのだと思う。

そして若者は…冷めた。

何でもある、裕福な日本を更に成長させるなどという野望も希望も未来像も失った。

映画も音楽も芸術も

安っぽく薄っぺらになってしまった様に見える。

団塊の世代は次世代に言うだろう

「お前が頑張れよ!」

と。

もう頑張る理由がない。
頑張っている人もいるだろう。
しかし一致団結して一つの方向を向いての頑張りは終わった。

多様なニーズや課題を細かに解決する様な地味な頑張りに変わっていく。

そのマイナーさに「近頃の若者は…」とひとまとめにするのは見る目がない。

これからは毛細血管の様に細かな場所へ届いて行く時期なのかもしれない。

日本という国の中での成長は。

大胆な高度経済成長のような変化ややりがいを求める若者は、発展途上国に行き井戸を掘り学校を建てるだろう。

そしてジブリも変わるんだろう。

もしかしたらマニアックな萌え系アニメ制作会社に変わって行くのかもしれない。

それでもいい。
ジブリの行く末を最後まで見届けたい。
そして駿の動きを見ていたい。

もうこうなったら実写だ!
実写版ナウシカの監督をしたら面白いぞ!

アニメは金がかかりすぎるんだろ?
えっ?

あー、ジブリ美術館行きてぇー!