日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

 「尖閣諸島問題めぐり東京などで反中デモ」 CNNニュース

2010-10-21 07:10:53 | 政治・社会
 <CNNより転載>
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 「尖閣諸島問題めぐり東京などで反中デモ」

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐり、日本では東京など7都市で2日、中国に対する抗議デモが行われた。

参加者らは日の丸を掲げ、「中国の領海侵犯を許さない」などと主張した。

デモを主催した田母神俊雄・元航空幕僚長は、尖閣諸島は日本固有の領土だとの立場から、日本が防衛しなければ中国はこれを取り上げる行動に出ると述べ、中国側を非難した。デモに参加したある男子学生は中国への強い怒りを示し、衝突で破損した日本の巡視船の修理費用は中国側が支払うべきだと語った。一方、55歳の女性参加者は、中国よりも日本政府の「弱腰」外交を批判したいと話し、「私たちは国としての誇りを取り戻すべきだ」と主張した。

事件では、日本が逮捕した中国人船長を釈放したが、中国側は日本に謝罪と補償を要求。日本側はこれを拒否している。日中関係の悪化は政府間外交や民間交流、観光の分野にも及んでいる。

 <転載終わり>
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 田母神氏が主催した反中デモが、東京など7都市で行われたそうです。中国の反日デモは、連日日本のテレビや新聞で報道されていますが、日本での反中デモはテレビや新聞では一切報道されていません。何故報道されないのでしょうか。相変わらず日本のマスコミは偏向しています。

 ヤスの備忘録のコメント欄で、ヤスさんが日本で反中デモがあったことを教えてくれたので、私は知ることができましたが、ネットの情報を見ない多くの人々は、日本で反中デモが開催されたことすら知らないと思います。

 ここで不思議なことに気が付きました。昔から左寄りと言われている朝日新聞も日本での反中デモのことは、一切報道しません。そして、右寄りと言われている産経新聞も、日本の反中デモのことは一切報道しません。

 左寄りも右寄りも一切反中デモを報道しないということは、朝日新聞も産経も読売や毎日も、結局官僚に報道しないよう命令されているのではないでしょうか。
 ということは、日本のマスコミは全て官僚の言いなりということになります。これは、戦前・戦中の朝日新聞や読売新聞と同じで、軍部の言いなりになっていたのと何ら変わらないといえます。

 ただ、日本のマスコミは官僚だけでなく、その上のアメリカの言いなりですので、反中デモが報道されることは、アメリカにとって、困ることがあるということでしょうか?

 日本で反中デモがあったことを、マスコミを使ってどんどん報道すれば、日本での反中感情はどんどん大きくなって行くと思います。日本と中国が反目し合うことは、アメリカにとってはとてもメリットが大きいと思うのですが、報道させないのは何故なのでしょうか。解りません。

 これは憶測ですが、日本で反中デモが激しくなり、どんどんエスカレートして来ると、1945年に原爆を落としたアメリカにまで矛先が向くことを恐怖しているのかも知れません。アメリカは終戦後、一度も原爆を落として大量虐殺を行ったことに対して、日本に謝罪したことがありません。

 日本は既に戦後処理が済んでいる中国や韓国に対して、何度も何度も謝っていますが、アメリカは一度も日本に謝りません。ひどいものです。今でも日本に原爆を落としたことは間違っていなかったと考えている米国民は60%以上もいると、新聞に載っていました。(新聞だけに当てになりませんが)
 
 日本と中国が敵対するというメリット以上に、日本にアメリカへの謝罪要求のデモを起こさせない方が、アメリカにとってよりメリットが大きいことなのかも知れません。そう考えれば、日本での反中デモを一切マスコミが報道しない理由も頷けます。

 「原爆による大量虐殺についてアメリカは謝罪せよ!!」と日本人がデモを頻繁に起こすことが、何よりも怖いのかもしれません。日本人が真実を言うことが怖いのだと思います。いつまでも、能天気で「世界一好きな国はアメリカ!」と言ってる日本人にしておきたいのでしょう。

 真珠湾攻撃は事前に日本がアメリカに通告していたにもかかわらず、アメリカの謀略で日本が卑怯者になってしまっている真実を、日本人に知られることは、尚更怖いと思います。(この真実は、イオンアルゲイン氏の著書「聖書の暗号は読まれるのを待っている」に詳細に説明されています)
アメリカは余りに日本に対して卑劣なことをしてきたので、真実を知られるのを一番恐れているのだと思います。ただ、いずれ多くの人々が知ることになると思います。その日も遠くはないと思います。
 




 ●CNNニュース
  http://www.cnn.co.jp/world/30000404.html

「9月号の「特別鼎談」をぜひお読みください」 中矢伸一氏

2010-10-20 07:22:11 | 日月神示の実践
 <日本弥栄の会より記事転載>
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 9月号の「特別鼎談」をぜひお読みください


私と最近とくに交流が深い方に、「ヤスの備忘録」の高島康司さんと、高島さんからご紹介
頂いた、「宇宙存在」と毎日交信している大石憲旺さんがいます。
『たまゆらpremium』でも毎月登場しますので、読者の方には浸透していると思います。
先月行われた「にんげんクラブ全国大会」の私の講演の際には、高島康司さんと大石憲旺さん
のビデオメッセージを流しましたし、最近の船井先生のお話の中にも、このお二人のことが
時々出てきます。
その、高島康司さんと大石憲旺さんと私、中矢伸一の三人で行った「特別鼎談」を載せたのが、
『たまゆら』9月号です。
この号について、「日月神示の研究と実践」というブログをやっている横堀幸一さん(最近
始まった「ひふみ農園」プロジェクトの中心人物でもあります)は、こういう感想を述べて
います。9月2日付の同ブログから転載させて頂きます。

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『たまゆらPremium』には他では手に入らない情報が満載で、いつも唸ってしまう
のですが、今回の9月号はその中でもさらに度肝を抜かれました。
毎月読んでいるのですが、そのたびごとにびっくりしてしまいます。
今回の中矢代表と高島氏、大石氏の対談は圧巻です。
今後の日本や世界にとって、今がどれほど重要な時期かということが解りました。
また、日本や世界を変えていく方法も『たまゆらPremium』に書かれてあります。
怖ろしくなると共に、強い希望も湧いてきました。
是非、読んだほうがよい内容です。

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あえて大げさな言い方をすれば、そのあたりのシンクタンクが束になってかかってきても、
高島さん、大石さんのお二人にはかなわないのではないかとさえ思えます。
もし、まだこの号をお読みでない方は、ぜひ読まれることをおすすめします。


 <転載終わり>
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 中矢代表の「今週の一言」で、光栄にもこのブログを取り上げてくださいました。2年前に中矢代表の著書「日月神示 ミロクの世の到来」を読み、大変衝撃を受けて、3週間後には日本弥栄の会に入会しました。そして、すぐにこのブログをスタートさせることになりました。

 「日月神示」を読んで、これは何かしないといけない、という想いが湧いて来ました。先ずはブログを書いて、自分の日月神示の理解と実践の証として残しておきたいと思い、始めることにしました。また、ブログを一度書き始めたら途中で止められないので、一生日月神示と付き合っていくためのプロテクターとして、自分を縛るという意味もありました。
 
 それから既に2年と2ヶ月が経ちました。月日の流れるのは早いものですが、まさか自分のブログを日月神示の著者から引用いただけるとは、夢にも思っていませんでした。日月神示にもコツコツと地道にやれよとあるように、一足飛びに成就することはありませんね。

 とにかく地道に一歩一歩やるしかありません。1日に1cmくらいしか進んでないな、と何度も思いました。自分はカメだとつくづく感じました。

 今まではどちらかというと、ウサギのように案外仕事も人間関係も趣味でも、すぐに結果が出る方でしたが、この日月神示の道は良い結果が出るどころか、良くないことの方が多かったように思います。正直参りました。
 日月神示の道を本気で歩めば、最初は良くないことが出て来ると中矢代表の著書にありましたが、まさにその通りになりました。本気で歩まない人には、別に何も起こりませんので、自分に良くないことが起こったということは、とりあえず本気度はあったということだけは、認識できました。

 ただ、今でも1日1cmしか進んでないな、と思うこともよくあります。この道は一生「1日1cm」なのかも知れません。日月神示が本物と思うのは、なかなか結果が出ないことです。自虐的に言うのではなく、本物とはそういうものだと思います。

 1日1cmしか進みませんが、日月神示を実践することにより、日月神示に書かれている内容に、理解できる部分が多くなってきました。最初は、言わんとする意味が解りませんでしたが、今はこういうことを言われているのだな、と解るようになってきました。とは言っても、まだまだ5%も解っていないと思います。神示は八通りに読めるわけですし、奥も深いし幅も広いです。

 そして少しづつ良くなってきたのは、今年に入ってからです。自分にとって、2010年は忘れることのできない1年となりました(まだ終わってませんが)。

 2年やってみて、諦めずに地道にやっていれば、何かしらの結果は出るということが解りました。仕事で結果が出ることもとても嬉しいものですが、日月神示の道で結果を出すということは、格別です。何とも表現しにくいのですが、心の底から地味な嬉さが、じわりと湧くような感じです。今まで味わったことのない感情です。

 「たまゆらPremium」9月号をまた読み直してみますと、改めてすごい内容だと感じました。2010年から2015年までに、どのような流れになるのかを教えてくれます。
 また、これからの日本に必要なことも示唆してくれています。また、世界や日本の経済への認識が混沌としていることや、今後必須となる戦略的思考についても説明されています。

 中矢代表と大石氏、高島氏の対談はとても読み応えのある内容です。大石氏は、宇宙意識(神)から情報を毎日得ていますし、高島氏は英語のサイトやウェブボット、コルマン・インデックス、LEAP/E2020などから情報を得ています。お二人とも他の人にはあまり真似できる能力ではないと思います。

 そこに日月神示を多角的に見ることのできる中矢代表の意見が加われば、日本や世界を新しく創造することのできるヒントが生まれて来ると思います。中矢代表や大石氏が言われるように、既存の社会やシステムが激変するのではなく、全く新しい社会やシステムが新しく生まれて来るということだそうです。

 幸運にも大石氏と高島氏とお話しする機会がありましたが、お二人ともご自分の確固たる意見や理論はお持ちですが、かといって他を排斥することなく、それらと調和することのできる度量の広い方です。それは素晴らしいと思いました。
 宗教をやってる人は、どんなにいい人でも、自分の宗教だけがいい宗教だといいますし、他は認めないというスタンスです。これには閉口しますね。

 また、このお二人は共にとてもいい人です。人間としてとても思いやりのある方だと感じました。また、全然偉ぶらないし、とても気さくな紳士です。大石先生とヤスさんとは、中矢先生のセミナーの懇親会で、一度一緒に飲んだことがありますが、とても気さくで面白かったです。是非また飲みたいといつも思ってます(笑)。

 尚、「たまゆらPremium」9月号はまだ少し在庫があるようですので、読んでみたい方は、日本弥栄の会のサイトから注文することができます。

 そういえば、2年前の船井幸雄会長の著書に、『「ザ・フナイ」と「たまゆら」だけ読んでいれば充分なので、他に情報はいりません。』とあったのを思い出しました。私も今はそう思います。
 



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/


 
 ●「たまゆらPremium」9月号購入する場合(「カゴに入れる」ボタンを押すと注文画面に行きます)
  http://www.nihoniyasaka.com/tama-03.html#tamayura9

「有機栽培の農家と懇意になれ 」 イーグルヒットより

2010-10-19 20:06:07 | 政治・社会
 <イーグルヒットより記事転載>
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【新・恐慌対策】6.有機栽培の農家と懇意になれ

食糧危機対策として「農家に人脈をつくれ」と以前述べた。
さらに言えば、肥料の問題が出てくる。
化学肥料や農薬などはほとんど輸入に頼っているのだ。
今後、保護貿易主義的傾向が強くなると、輸出を減らし、自国内の需要へ振り向けることになる。
特に、化学肥料に欠かせない「リン」は、ほとんど中国の専売特許である。
今、中国は自国内の旺盛な消費のために農業を保護しようとし、リンをその需要に向けている。しかも、リンは供給が間に合わない状況なのだ。

したがって、日本に「リン」を原料とする化学肥料は、今後全く入ってこなくなる恐れがあるのだ。
そうなれば従来型の農業は壊滅状態となる。
そのような中で伸びてくるのが、化学肥料を使っていない有機農業の作物か、
あるいは品種改良した遺伝子組み換え作物である。

以前にもお伝えしたが、遺伝子組み換え商品は将来人体に及ぼす影響が危険視されている。
今後大量生産され、市中に出回るが避けた方がよい。

であるから、有機農業による作物が一番安心であり、また生き伸びていくことになる。
価格が割高になる場合も多いが、以前お伝えしたうように、人脈をつくり、懇意にすることで、食糧を確保することができる。

農家は農家でも、有機栽培を行っている農家と懇意すべきであることを付け加えておく。

※なお、食糧対策は http://lsp21.com/ を参照されたい。


 <転載終わり>
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 政治経済の話題が中心のイーグルヒットが、農業について書いていました。ちょっと意外でした。

 確かに今後化学肥料や農薬は世界的に高騰していくと言われていますので、今後は無農薬・無化学肥料栽培に否が応でも移行していかざるを得ないかも知れません。農薬も化学肥料も石油から作っていますので、石油が暴騰すれば、連動して農薬も暴騰する可能性もあります。

 そうなると、石油から作られた燃料で動くトラクターや田植え機、稲刈り用のコンバインなども、大変なコストがかかることになる可能性もあります。

 もし石油が暴騰すれば、「石油農業」は事実上停止することもあるかも知れません。今の日本の農業は農薬も化学肥料も、トラクターの燃料も全て石油から作られていますので、石油が暴騰すれば、コスト高で成り立たなくなるかも知れません。

 日本の農家でトラクターや耕運機、田植え機、コンバイン、農薬、化学肥料を使っていない農家はほとんどいないのが現状です。無農薬・無化学肥料栽培は全体の0.2%と言われています。つまり「99.8%」は石油農業だということですね。

 幸い赤城の農園の周りには、無農薬で作っている農家が結構いるので、心強く思います。自分だけ無農薬で栽培していると、孤立しやすいですが、赤城は幸運にも無農薬栽培の方が多いので助かります。

また、慣行農業の方ともよく話をしますが、戦後50年もアメリカの「石油農業」をやってきていますので、ほとんどの農家は農薬や化学肥料を使うのが当たり前となっています。むしろ農薬と化学肥料を使わなければ、野菜は育たないと思っている方がほとんどのように思います。

 ヤスの備忘録のヤスさんが言われるように、国民はお上にお任せ、農家は農協にお任せしてきた結果が、今の日本の状況だと思います。

 祖父母と両親が、農協と代々お付き合いがあれば、三代目、四代目も農協にお任せという流れになるのも致し方ないかとも思います。そうやって、代々農協との関係は続いてきたのでしょう。そして、ご存知の通り、農協が推奨する農法は「石油農業」ということになりますので、いつまで経っても石油農業が、日本の農業の主流の座に居続けているのです。




 ●イーグルヒット
  http://eagle-hit.com/

ウェブボットの予測が的中。 「農産物の価格は急騰し食料品は上昇し始めた」 

2010-10-15 07:07:28 | 政治・社会
 <ROCKWAY EXPRESSより記事転載>
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 「農産物の価格は急騰し食料品は上昇し始めた」


上昇傾向にある食料品

◆10月12日

 全世界の経済混乱から、貿易問題が出てきて、そのために食料品がスーパーマーケットから消えることがある、とこのブログでも指摘してきたが、それ以前に世界に天候不順と人口増加から既に食料不足が始まっていて、食料品の価格が増加傾向にあるようだ。

 自然的な理由によるインフレに加えて、恐らく今後アメリカ経済の崩壊からくるドルの極端な下落が起きれば、アメリカのインフレは更に加速することになる。

 このブログでは金融津波の第2波の到来を予測し、それに備えるべきだ、という視点を示してきたが、その中には、食料品価格の上昇ばかりか、その不足から起きるパニック、騒乱まで予測している。それがなるべくソフトランディングで終わって欲しいという願いを持ちながら。しかし、こればっかりはどうなるか、はっきりとは予測できない。


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●農産物の価格は急騰し食料品は上昇し始めた
http://endoftheamericandream.com/archives/this-is-starting-to-get-very-real-agricultural-commodity-prices-have-exploded-and-now-the-price-of-food-is-beginning-to-rise-substantially-in-the-united-states-and-all-over-the-world
【10月11日 The American Dream】

 いつでもウォルマートへ行けば、格安の食品を大量に買うことができると思いますか? もしそうだとすれば、考え直すべきだろう。2010年を通して、農産物価格は急騰した。殆ど全ての重要な農産品が二桁のパーセンテージで価格上昇をしている。S&P GSCI Agriculture Index は2年ぶりの上昇を見せた。農産業者と小売業者はこれらの商品価格を消費者につけるようになってきた。
 今日、スーパーマーケットへ行けば、商品価格の上昇を見てびっくりすることになる。いつも購入する商品が20%から30%の上昇となっているのだ。一体何が起きているのだろうか?勿論今年は全世界で悪天候が観測されたので、収穫面では良くなかったということはある。しかしこれに加えて、世界の人口増加で食料品が不足がちである。需要が増加しているので、供給が厳しくなっているが、それは価格の上昇に繋がる。

 同系のサイトでは、「2011年はインフレの年? マネタリーベースは爆発的に増加し、商品価格は急騰し、しかも連邦準備銀行は更に多くの紙幣を印刷しようとしている」と、読者のエリカさんはコメントを書いている。

 食品インフレは本当だ。昨日、私は食料品店のレシートを2009年9月15日のものと比較してみた。ベーコンが52%、8ドル99セントから13ドル69セントだ。バターは73%、5ドル79セントから9ドル99セント。バニラエッセンスは14%、5ドル95セントから6ドル79セントなどだ。

 こういった価格上昇は偶然ではない。これは全米で起きていることだ。食品インフレはもう起きているし、すぐには収まりそうにないのだ。
 実際、食品インフレは今年の秋、全世界で消費者に打撃を与えている・・・

◆国連によれば、国際小麦価格は7月以来60から80%上昇しているという。
◆2010年の初めから、ヨーロッパ連合諸国でのパンの価格は17%の上昇で、肉は15%の上昇である。
◆ロシアでのインフレ率は9月で7%で、食料品価格の上昇が主な理由だ。
◆トルコのインフレ率は9月、9.2%に上昇した。当局は主に食品価格の上昇がその原因と見ている。
◆モザンビークでは食料品略奪行為が始まっている。政府は必死に治安維持に努めているところだ。
◆アフガンでは食品価格は2倍となった。当局は国家がすぐに更なる人道支援を受けねば飢饉が起きかねないと警告している。

 このような状況で、事態がこれから数年で改善されると考えられるのか? 無理だろう。
 実際は、食料品に対する世界的需要はこれから何年も上昇する。肉に対する世界的需要は2015年までに25%上昇すると予測されている。全般的には、食料に対する世界的需要は今後50年間で2倍になる、というのだ。
 従って、世界はどこからその余分な食料を手に入れることができるのだろうか?
 これは、的を得た質問である。

 また、食品価格の上昇は世界にインフレの新しい波を起こす懸念がある。
 ダブリンのゴールドコア社のマーク・オバーン氏はブルームバーグで、連邦準備制度理事会は「インフレを心配しているが、農産物のたとえば小麦の価格の上昇は、それが始まっていることを示唆しているし、とりわけ中・長期のインフレを警戒すべきだろう」と語っている。

 既に示したように、小麦の価格は今年、60%から80%にまで上昇しているが、小麦は価格上昇している唯一の農産品ではない。
 最近掲載された、「生産におけるインフレ・カクテル」と題するリチャード・ベンソンの論文記事は
2010年の多くの農産物の価格上昇を示している。

◆コーヒー  45%
◆大麦 32%
◆オレンジ 35%
◆ビーフ 23%
◆ポーク 68%
◆サーモン 30%
◆砂糖 24%

 従って、アメリカ人家庭はこれらの食品価格の上昇に見合った収入の上昇を受けているだろうか?
 答えは、ノーである。実際は収入は減っているのだ。

 アメリカの中流の世帯の収入は2008年んは51726ドルだったのが、2009年には50221ドルに減少している。
 実際、アメリカの52の地下鉄エリアで、サン・アントニオ市のみが中流世帯で収入が減少していない市である。
 アメリカの家庭はかつてないほどの厳しい状況に追いやれている。そして最後の必需品である食料の価格が確実に上昇し始めたのだ。
 しかし上昇しはじめたのは、食品だけではない。

 全米の健康保険会社は保険料は新ヘルスケアー法のために実質的には今年は上昇すると宣言した。
 アメリカの消費者はここまでは持ちこたえている。やがては、何かがされなくてはならない。
 既に多くのアメリカ人がかつてないほど貧困に陥っているのを見ている。6人に1人のアメリカ人が連邦政府が行っている対貧困計画の少なくとも一つの対象者になっている。

 残念ながら、連邦準備制度はインフレが悪化することを望んでいることを示唆するものしか見当たらないのだ。連邦準備制度の職員が入れ替わり立ち代り出てきて、アメリカ経済を刺激するために新しい量的緩和策が必要だと発表しているような毎日が続いている。

 しかしもしも連邦準備制度が更なる紙幣を金融システムに流せば、インフレを加速することにならないのか? 勿論、そうなるのだ。

 我々は目覚める時だ。
 我々のドルは今日よりも更に増えることはない。そして食品価格は上昇し続けている。
 反対ならば、コメントを書いて欲しいものだ。


 <転載終わり>
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 ROCKWAY EXPRESSでは、再三世界の食料危機を訴えてきましたが、奇しくもその予測が当たった格好になりました。
 また、ウェブボットやLEAP/E2020も同様の予測をしてきたので、当たったことになります。特にウェブボットは1年くらい前に、コーヒーの価格が高騰すると予測していましたが、何と1年後に当たりました。ウェブボットの言う予測の時期は、ほとんど当てにならないといわれていますが、それも証明することになったようです。


◆コーヒー  45%
◆大麦 32%
◆オレンジ 35%
◆ビーフ 23%
◆ポーク 68%
◆サーモン 30%
◆砂糖 24%
 

 「たまゆらPremium」で連載中の大石氏は、ウェブボットの予測は今後次々に実現していくとのことです。もっとウェブボットを研究して、対策を立ててくださいと言われています。

 ウェブボットの内容を知りたい方は、「ヤスの備忘録」を2年前くらいまで、読めばいいと思います。また、有償になりますが、「予言解説書」を入手して読まれてもいいと思います。過去のものを読む場合には、メールでヤスさんに依頼されればよろしいと思います。

 私は1年以上前から読んでますので、その予測が実現しているものと、していないものはだいたい把握しています。
 正直あまり当たらないなあ、というのが私の感想ですが、長期で見るとそれなりに当たっているように思います。とにかく時期はほとんどハズレますので、当てにしないほうがいいです。どうもそういうモノだそうです。

 コーヒーが高騰するというのは、覚えていたので、この記事を見て、当たっているなと思った次第です。

 私は、ウェブボットとコルマン・インデックス、LEAP/E2020の予測を3点セットで読んでいます。だいたい同じようなことを予測していますので、そのシンクロが面白いと思いました。それは、日月神示とも共通する部分も非常に多いので、大変勉強になります。

 人間というものは、未来がどうなるのか知りたいと思っていますので、これらを研究することは、とても面白いことですし、心の安定につながる場合もあります。

 予測3点セットと日月神示を研究することにより、これから来る一時的な食料不足や、既存システムの崩壊と全く新しいシステムの登場、などの様々な混乱は避けて通れないという覚悟(諦めの部分もありますが)もできました。

 中矢代表が言われるように、結局は今までに無かった新しいシステムが登場するわけですので、長い目で見れば、嬉し嬉しのミロクの世が実現できると今は考えています。

 大石氏は2010年から2013年までは大変混乱し、2014年はその地ならしで、2015年になってようやく少し希望が見えて来ると言われています。ようやく少し希望が見えて来るということは、2014年までは全く希望のかけらも無いということでしょうね。

 食料危機を乗り越え、自給自足共同体の雛形を作る手立てになればと、始めたひふみ農園風の丘ファームでは、大根や白菜、ニンジン、小松菜、ねぎ、かぶ、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなどの様々な野菜が元気に育っています。完全無農薬・無化学肥料で育てていますので、10%くらいの虫食いなら、だいたいOKです。今のところ、あまり虫に食われていません。

 明日は1泊で、農作業の合宿を行います。昼ころ前橋駅に集合して、みんなで車に便乗して赤城まで行きます。前橋駅から約25分ですので、わりと近いです。
 13時から農作業を夕方まで、びっしり行います。内容は、ほうれん草・小松菜の種蒔き、間引き・土寄せ・追肥などの現状の野菜の手入れ、草取りなどです。

 その後、皆で道の駅でお寿司や山菜おこわを買い、酒屋でビールや日本酒を買って、赤城の別荘に行きます。お風呂に入ってからは、お待ちかねの宴会です(笑)。農業や今後の日本や世界について真面目に、そして楽しく語り合えたらいいと思います。

 11月は収穫祭でまた宴会です(笑)。縄文の人々も大勢集まって、収穫祭をやって、飲んで食べて、しゃべって、歌って、踊って(わの舞?)、笑って、楽しくやってたのでしょうね。
 そんな生活に戻る日も案外近いかも知れませんね。(といっても、原始人の生活ではありません。縄文時代の良いところと、現代のハイテクを超える新超技術を駆使した生活と考えています。)



 ●ROCKWAY EXPRESS
  http://rockway.blog.shinobi.jp/

 「ウェブボットの暫定的評価と中国の動き」ヤスの備忘録

2010-10-14 22:22:47 | 日月神示の実践
 <ヤスの備忘録より転載>
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 「ウェブボットの暫定的評価と中国の動き」


中国の軍事的な動き、中東に手を伸す中国

このように、中国は多くの地域を経済的に抱え込み、将来的に中華経済圏へと取り込むことで、中国が確実に成長し生存するために必要となる地域を確保しつつある。

しかし、このような経済的な動きとともに軍事的な動きにも注目するものがある。中国の中東への軍事的な進出の第一歩となる動きがあるのだ。

トルコ軍との合同軍事演習に参加した中国空軍爆撃隊

いま中東ではアメリカとイスラエルから離れる動きが加速しつつある。その中心にいるのは、地域の覇権国を目指すトルコである。

今年の5月31日、パレスチナのガザに支援物資を運んでいたトルコのNGOの船がイスラエル軍によって襲撃され、9名が死亡した事件が発生した。この事件を機に、これまでイスラエルとの軍事交流なども頻繁に行っていたトルコはイスラエルに強く抗議し、両国の関係は現在でも冷えきったままである。

この間、トルコは外交の戦略を大きく変更し、シリアやイランなどの反米諸国とも連携する姿勢を見せている。イスラエルの新聞、デブカファイルによると、10月11日、トルコのエルドラン首相はシリアのダマスカスでアサド大統領と会談し、トルコ、シリア、イランの軍諜報機関の連携を深めるとともに、中東で中国との軍事的な連携を深める方向で動くことで合意した。

さらに、9月20日から10月6日にかけて、トルコはアナトリアンイーグルと呼ばれる合同軍事演習を実施した。昨年までは米軍とイスラエル軍がこれに参加していたが、今年は米軍は参加せず、イスラエル軍は招待されなかった。

かわりに姿を見せたのは、中国空軍のスホーイSu-27とMig-29の爆撃編隊であった。中国軍機はNATO軍と米軍がおもに使用しているトルコ中央部のコンヤ空軍基地に着陸した。中国軍機が、アメリカとイスラエルの影響力が非常に強い中東に姿を現したのは今回が初めてである。

イランに飛び立つ中国空軍機

デブカファイルによると、中国空軍機はトルコにしばらく滞在した後、コンヤ空軍基地から今度はイランに向けて飛び立ち、イラン中央部にあるガイェム・アルモハマド空軍基地に着陸した。ここで現地軍の大歓迎を受けた。

なお、イランのガイェム・アルモハマド空軍基地はアフガニスタン東部の米軍の拠点となっている基地から非常に近い距離にある。中国軍機がイランに姿を現したのはのもこれが初めてである。

このように中国は、中東におけるアメリカとイスラエルの影響力が小さくなっているチャンスを狙い、中国の軍事的影響力の及ぶ範囲を拡大する戦略に出ている。

勝利する保証があって初めて動く

中国の影響力の及ぶ範囲を「中華圏」として拡大し、中国の安定した成長と生存が保証される地域を確実に確保する戦略は急速に進みつつある。このままゆくと、比較的に早い時期に「中華圏」が確固たる形で姿を現して来ることだろう。

しかし、だからといって中国が、アメリカなどの大国とこれからなんらかの形で衝突するかといえばそうではないだろいう。中国のような戦略国家は勝利の確実な保証がない限り、衝突を極力回避するはずである。経済的に抱え込み、中国の政治的な影響力を増大させるといういまの戦略自体、衝突と矛盾回避を目的とした側面が強い。

むろん、メルマガで紹介したように、中国軍部(特に海軍)の突出した軍事拡大論に押され、不足な事態が発生することも十分に考えられる。

だが、共産党中央による掌握がこのまま続くなら、確実に勝利が約束されている状況にならないと、明白な軍事的な拡大を伴う大きな一手を打ってくることはないだろう。

ただ、これは「中華圏」形成へと向かう決定的な一手が永久に打たれないということを意味しない。条件さえ整えば、中国は確実に「中華圏」形成へと向かう大手をかけて来ると見た方よいだろう。

では、その大手をかける条件とはなんであろうか?それははっきりしているのではなかろうか。アメリカの国内の混乱である。

これに関しては記事を改めて書くことにする。

ウェブボットの暫定的評価

次に、ウェブボットの暫定的評価を掲載する。あらゆる予言を含め、2012年前後に最終的な評価を行いたいと考えているが、多くのリクエストもあるので、ウェブボットに関してはときおり暫定的な評価を行いたいと思う。

尚、これはあくまで筆者の視点からの評価だ。異なった意見や反論が多数あってしかるべきだと思う。

アメリカ人の集合無意識をかいま見るウェブボット

すでに何度も書いてきているが、ウェッブボットプロジェクトとはネット上に無数に存在するBBSやディスカッションサイトにスパイウェアを忍び込ませ、これが収集する言語使用のデータから、多くの人が無意識に感情的に反応したキーワードと、それが使用された文脈を特定するプロジェクトである。

感情的な反応の大きさは感情値と呼ばれる数値で表現されるが、これを解析するソフトウェアーは公開されていない。

簡単にいえば、どんな人間でもある特定の言葉に遭遇すると、理由も分からず無意識にハッとしたり、怖くなったりすることがときどきある。ウェブボットとは多くの人々が反応するこうした言葉とその文脈を収集し、「人々が無意識に恐怖している対象」を明らかにするプロジェクトである。

人々は、自分がどのような対象に実際に恐怖するのか意識していない。恐怖という感情は、心の底から予期せず突然と沸き上がってくる。その対象も絶えず意識されるとは限らず、意識下に止まっている場合が多い。この意味でウェブボットは、人々の集合無意識の内容をかいま見るプロジェクトであるということができる。そしてその集合無意識は、基本的にアメリカ人の無意識である。ウェブボットとは、アメリカ人が夜ごとに見る悪夢の内容を解析するプロジェクトであるということだ。

悪夢の内容の現実化

このように、ウェブボットとは集合無意識を解析するプロジェクトであり、未来予測を直接行うものではない。ただ、過去の解析データから見て、解析された集合無意識の内容がときとして現実になることがあるので、予測や予言としての性質を合わせ持つようになったということだ。

悪夢の内容がときとして現実化する理由については様々な解釈が可能だ。人間は、現実の出来事が実際に起こる前に出来事を予知する能力がある、ないしは、集合無意識の内容が「引き寄せの法則」などの作用によって実際に引き起こされるなどという説明だ。つまり、生成過程の潜在的な現実を見ているかもしれないというわけだ。

これは、ときおりわれわれが正夢を見ることの理由を説明するのとよく似ている。しかし、実際のところは明確な説明ができているわけではない。

ウェッブボットの記述内容の的中率

ウェブボットの報告書には、予知の期間に応じて以下のデータが存在する。

直前データ 3日から3週間以内
短期データ 4週間から3カ月以内
長期データ 4カ月から19カ月以降数年先

直前データと短期データは日時が指定された予測である場合が多い。したがって、これらが予測するものの多くは具体的な出来事である。

そして的中率はというと、確かにたまにずばり当たるものもあるが、基本的には非常に低いのが現状である。多くが外れているといってもよい。

一方、長期データは日時の指定があるものはめったにない。長期的なトレンドを示すデータが一般的である。したがって、数年を経過しないと的中したかどうか分からないものが多い。

意味の読み取り方法

ウェブボットを予言として読むと、そのデータの的中率は非常に低い。だが、ウェブボットのデータがまったく無意味かと言えばそうではないと筆者は考える。いわばウェッブボットは、アメリカ人の集合無意識の生データのようなものであり、その中から将来現実となる可能性のある事象を読み取るためには、きちんとした意味の解析方法がなければならないと考える。つまり、夜ごと見る悪夢の中からその夢が実際に意味する内容を読み取るような解読の方法である。

繰り返し出現する中心的キーワードと反復するモチーフ

意味の読み取りの方法として大きな手掛かりになるのは、直前、短期、長期のデータにかかわらず繰り返し出現する中心的なキーワードと反復性あるモチーフである。

反復性のあるモチーフとはこういうことである。夢にたとえて説明しよう。

たとえば、夜ごと悪夢にうなされたとしよう。悪夢の内容はそのときどきでかなり異なっており、それぞれすべて違ったストーリーで終わる。空から落ちる夢もあれば、穴に落ち込む夢もある。しかし、どの夢にも「何かに追われれ落ちる」という共通したモチーフが存在している。それは反復性のあるモチーフと呼ぶことができる。

悪夢の中で真に重要なのは、それぞれの夢のストーリーではなく、この反復性のあるモチーフは何を意味しており、そしてそのようなことが実際に現実化する可能性があるのかどうかということだ。

反復性のあるモチーフを構成する中心的キーワード

反復性のあるモチーフの中心になるのは中心的キーワードである。

ウェブボットに出てくるキーワードは、直前、短期、長期の予測期間の長さにかかわらず、反復性のないものと反復性のあるものがある。

A)反復性のないキーワード ー 周辺的キーワード

反復性のないものは、例えば「顔にあざのある女」のようなキーワードで、特定の報告書の特定の文脈で一回か二回出てくるものである。こうしたキーワードには継続性がなく、ALTAの報告書が新しくなると出現することはめったにない。ここではこれを「周辺的キーワード」と呼ぶことにする。

B)反復性のあるキーワード ー 中心的キーワード

それにたいして反復性のあるキーワードは、多くの異なったバージョンのALTA報告書に出現し、高い継続性と反復性のあるものである。多くのALTA報告書に出現し、中には数年間にわたって多くの報告書に継続して出現するものもある。「ドルの死」「太陽の病気」「イスラエルの過ち」などはこうしたキーワードの典型である。ここではこうした種類のキーワードを中心的キーワードと呼ぶことにする。

こうしたキーワードがどういうものなのか、再度夢の例で説明しよう。

それぞれストーリーの異なった複数の夢を継続的に見たとしよう。それらは、「殺人犯に追われて穴に落ちる夢」、「空を飛んでいて鷲に襲われ落下する夢」、「警察に追われて車で逃げているときに、ハンドルを切りそこない崖から落ちる夢」などであったとする。これらの夢に出てくる「殺人犯」「鷲」「警察」などは反復性と継続性のないキーワードである。

それにたいして、「追われる」と「落ちる」という2つの中心的キーワードはどの夢にも共通して現れる高い反復性と継続性をもっている。つまり、「追われる」と「落ちる」という2つの反復性のある中心的キーワードは、「なにものかに追われて落ちる」というどの悪夢にも見られる共通した反復性のあるモチーフを構成する。

反復性のある中心的キーワードとモチーフが形成する具体的なストーリー

さらに、「追われる」と「落ちる」の中心的キーワードが構成する「なにものかに追われて落ちる」というモチーフには、他の様々な周辺的キーワードが結び付き、夢のストーリーのバリエーションが出てくる。それらは、「借金取りに追われ、自宅の二階から落下する夢」や「戦場で敵兵に追われ、海に落ちる夢」でもよい。

これらの夢はすべて「なにものかに追われて落ちる」のモチーフを共有しているが、ここに出てくる「借金取り」「自宅の二階」「戦場」「敵兵」などは必ずしも継続性のあるキーワードであるとは限らない。これらは反復性のない周辺的キーワードである。

反復性のあるモチーフにこうした周辺的キーワードが加わることで、はるかに具体的な夢のストーリーができあがる。

話が複雑になるので、ここで一度整理しよう。夢と同じように、ウェブボットの記述は以下のような階層構造でできていると思われる。

1)中心的キーワード

2)いくつかの中心的キーワードの結び付きが形成する反復性のあるモチーフ

3)モチーフにさらに周辺的キーワードが結合してできる具体的なストーリー

反復性のあるストーリーと反復性のないストーリー

ウェブボットの実際の記述は、3)の具体的なストーリーが中心となる。中心的キーワードとモチーフだけのものはほとんど存在しない。

そして、中心的キーワードが形成する複数のストーリーにも、明らかに反復性のないストーリーと反復性のあるストーリーが存在する。

1)周辺的キーワードが形成するモチーフと、反復性のない一回限りの具体的なストーリー

これは、特定のALTA報告書だけに一回だけ出現するストーリーである。そしてそのストーリーに含まれているキーワードも周辺的なものなので、キーワードもモチーフもその報告書にしか出てこない。

たとえば、以下のようなものだ。

「夏から秋にかけてある女性の象徴的なキャラクターが出現する。彼女は内部告発者との関連で出現するキャラクターである。 さらにこの人物は、覚醒を目標とするスピリチュアリティーとの関連が深い人物でもある。 彼女は身体の一部を「傷跡」のように形に塗っているか、または実際に「傷跡」があるのが特徴だ。この「傷跡」は、彼女が属する集団や拡大家族で彼女がどのように見られているのか表している。 この女性は、ある犠牲的な行い、ないしは「暴露」に向けて彼女の属するグループを扇動する役割を果たす人物である」

これは、「身体に傷跡のある女性が、あることの暴露に向けて自分の属する部族を扇動する」というモチーフだが、モチーフを構成する「身体に傷跡のある女性」や「部族を扇動する」などのキーワードはこの報告書にしか出てこない。

2)中心的なキーワードが形成するモチーフと反復性のない一回限りの具体的なストーリー

これは、中心的キーワードが形成する反復性の高いモチーフが存在するが、それが結び付く他のキーワードは周辺的なものなので、ストーリー自体は一回限りのものである。以下のようなものだ。

「人口の大移動のきっかけとなる大地震が発生する。大地震は真夜中に起こる。結婚式がこの地震で中止される。地震で、結婚式が行われるチャペルの壁が倒壊するのである。さらに、この地震で動物園が破壊されるが、その光景はビデオに撮られ、地震が発生した数日後に公開される。地震の発生場所はリゾート地なので、多くの新婚カップルがそこから避難する。そのときに、奇妙な雨や変化した流れのビデオが撮られる」

ここのモチーフは、「大地震が発生し、人口の大移動のきっかけとなる」だ。このモチーフは多くのALTA報告書に比較的に頻繁に出現する。また、「大地震」も「人口の大移動」も反復性の高い中心的なキーワードだ。

他方、「チャペルの壁の倒壊」や「動物園の破壊」、また「新婚カップルの避難」などのキーワードは周辺的で一回だけしか現れない。なので、ストーリーも一回限りのものだ。

3)中心的なキーワードが形成するモチーフと反復性のある具体的なストーリー

これは、キーワードが中心的で、それが構成するモチーフも反復性が高く、結び付く他のキーワードも中心的なものが多いというケースである。以下のような例だ。

「ドルの死はアメリカでハイパーインフレーションを引き起こす。これにより、紙幣の資産はすべて無価値になる。さらに、社会秩序は崩壊し、人々の腸が煮え繰り返る怒りの爆発からアメリカ第二革命が始まる。この過程で多くの自給自足共同体が各地に出現する」

このモチーフは、「ドルの死でハイパーインフレが発生してアメリカ第二革命が始まり、自給自足共同体が出現する」というものだ。「ドルの死」、「ハイパーインフレ」、「アメリカ第二革命」、「自給自足共同体」などのキーワードは中心的できわめて反復性が高い。さらに、「紙幣の資産が無価値になる」、「人々の腸が煮え繰り返る怒りの爆発」などの他のキーワードも中心的なものばかりである。

このようなストーリーは、きわめて反復性が高く、ALTAのあらゆる報告書に数年間にわたって出現し続ける。

この違いが意味するもの

未来予測という観点で見ると、ウェブボットでは1)と2)のストーリーはそれぞれ異なった種類の予言を表している。

まず1)と2)だが、これは日時指定のある出来事を中心とした予言だ。短期型のものが圧倒的に多い。むろん、的中することもあるが、大きく外れることがほとんどである。特に、反復性がまったくない1)の的中率は低い。もちろん、ときとしてずばり的中することもあるにはあるが。

そして3)だが、これはいわゆる単一の出来事ではなく、長期的な変化の傾向、つまりトレンドを表す予言であると解釈できる。同じモチーフとストーリーが繰り返し出現し、時とともに内容に変化が生じる。

もっとも重要な3)のトレンド予測

1)と2)はどちらかというと出来事中心の予言である。それに対して、長期のトレンドの変化を予告しているのは3)の予測だ。よくウェブボットは個々の出来事は外れるが、長期の傾向は当たっているのではないかと言われたりするが、そうしたときに言われる「長期の傾向」とは3)のことだろう。

以下がウェブボットに頻繁に登場するストーリーだ。数年にわたり反復的に出現しているものを集めた。それらは直前、短期、長期すべてのデータで出現しているが、直前や短期のデータで現れるときは特定の日時を指定して出現している。

もちろん、指定された日時ではなにも起こらず完全に外れる。しかし、同じストーリーは時期を変えながら繰り返し出現する。以下がそうしたストーリーだ。

1)アメリカのハイパーインフレから革命、そして自給自足経済圏の確立へ

ドルが紙くずのような状態となる「ドルの死」が発生し、これに伴い米国内では、特に食料とエネルギー価格が一気に上昇するハイパーインフレが発生する。米国の経済はこれで崩壊する。

社会の混乱に怒った米国民は政府に反抗し、アメリカは内乱状態となる。これをきっかけとして「アメリカ第二革命」が始まる。

一方、これと平行して「自己組織集団」と呼ばれる「自給自足共同体」が急速に拡大する。これが次の世代の経済の基本的なシステムとなる。

ヤスの評価

このストーリーが最初に登場したのはおそらく2006年ころだと思われる。それ以降、あらゆるレポートで繰り返し出てくるようになる。そして、「2009年地獄の夏」のイメージの重要なストーリーとなる。

もちろん、2009年夏にはこうしたことはまったく起こらなかった。そして、2010年夏にもこれに近いことが起こるとの警告が出されていたが、何も起こっていない。その意味ではこのストーリーは完全に外れたかっこうになっている。

だがこれは、ウェブボットのすべての報告書で再帰的に反復される重要なストーリーである。今後も出現し続ける可能性は高いと思われる。

これが繰り返し現れるということは、今でも多くのアメリカ人はこうしたストーリーに無意識的に反応し、恐怖しているということを表しているはずだ。この集合無意識的な恐怖がどのような現実を今後作り出して行くのか注視するべきだと思う。もちろん、これがアメリカ人の単なる悪夢で現実にはなにも起こらないことも十分にあり得るのだが。

2)新しいエネルギーの開発から、新しいスタイルの社会への進化

「新電力」と呼ばれる新しいエネルギー源が開発される。これは研究所のような専門機関で開発されるテクノロジーではない。自立性の高い自給自足共同体で、独立したエンジニアなどが開発に成功する。非常にシンプルなテクノロジーで、ユーチューブなどで公表されまたたくまに広まる。この「新電力」が2015年以降に出現する新しい文明の基礎となる。

ヤスの評価

これもすでに2006年ころには現れていたストーリーである。基本的なストーリーは上のようなものだが、「新電力」は早ければ2009年11月に出現するとされていたが、むろんこれはまだ実現していない。反復性のあるストーリーなので、これからどいうなるか見て行くべきだろう。

長期トレンドを現す反復性のあるトレンドは、むろんこれだけではない。まだまだ多くのトレンドがある。
記事があまりにも長くなるので、記事を改めて紹介する。今回は、筆者がどのような視点でウェブボットを見ているのかご理解していただけるとありがたい。

続く


 <転載終わり>
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 「ヤスの備忘録」は1年以上前から読んでいますが、下記のアメリカの変革はその後も何度も出てきています。ヤスさんは2006年からこの予測は出続けているとのことです。

 月間「たまゆらPremium」で連載中の大石氏は、ウェブボットで言われていることは、いずれ実現すると言われています。
 今のところあまり的中率は高くないウェブボットですが、大石氏が言われるには、今後ウェブボットで言われている予測は、どんどん実現されていくとのことです。

 
「ドルの死はアメリカでハイパーインフレーションを引き起こす。これにより、紙幣の資産はすべて無価値になる。さらに、社会秩序は崩壊し、人々の腸が煮え繰り返る怒りの爆発からアメリカ第二革命が始まる。この過程で多くの自給自足共同体が各地に出現する」


 アメリカも日本もゼロ金利にしているので、世界的にひどいデフレが続いています。日本は20年間も景気低迷の中にいますので、ハイパーインフレになるという予測は、あまりに実感の湧かない予測です。

 しかしながら、ウェブボットでは4年も前から警告を発していますので、大石氏が言われる通り、やがてハイパーインフレになり、紙幣の資産は無価値となってしまうのでしょうか。

 この予測は朝倉慶氏や副島隆彦氏の予測とほぼ同じですので、実現する可能性はあるかと思います。
 今後も動向を気を付けて見ていきたいと思います。


 ●ヤスの備忘録
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/


ウェブボットがTV「不可思議探偵団」に出ました

2010-10-12 06:39:39 | 日月神示関連の情報
 昨日11日19時より「不可思議探偵団」という番組で、高島康司さんが登場しました。事前に日本弥栄の会ホームページで、中矢伸一氏の今週の一言に、紹介されていましたので、楽しみにしていました。

 オープニングから、ヤスさんが出てきて、「それはウェブボットです!」とう場面が流れたので、これは相当な時間を割いてウェブボットを紹介するのだろうなと思ってましたが、それほど多くの紹介はありませんでした。もう少し長い時間をかけて説明してほしいと思いましたが、テレビ局にも事情があるでしょうから、最初はこんなもんでしょうね。

 ただ、最低限のキーワードは出ていました。

・ウェブボットは精神世界系の予言ではないこと。インターネット上で交わされる言葉をコンピューターで解析したものである。

・ウェブボットを開発したクリフ・ハイは元マイクロソフトの社員であること。

・9.11事件やスマトラ津波など多くの予測を的中させたこと。

・2013年までに世界は戦争状態になる可能性がある(戦争にならない可能性が大きいようです)。

・世界は今後、自給自足共同体になって行く。

 2013年に世界核戦争が起きて、日本も世界も甚大な影響を受ける、というところが強調されていました。テレビですので、視聴率を上げる必要がありますから仕方ないのかもしれません。
 限られた時間での紹介ですから、先ずウェブボットという名称を取り上げてくれただけでも、日本テレビの快挙かも知れません。

 更に、コルマン博士の写真が出て、コルマン・インデックスがテロップで流れたので、ウェブボットだけでなく、コルマン・インデックスも紹介してくれるのだろうと思って、期待していましたが、番組は無情にも次のコーナーに移ってしまいました。
 ただ、「コルマン・インデックス」という言葉が日本のテレビに登場した最初の瞬間でした。

 更に、今後世界は自給自足の社会に移行していく、とも説明していました。これから世界が自給自足社会に移って行くなどということを、普通の人が聞いたら、「そんなバカな」と思うはずです。社会はもっともっと発展して、便利で楽な社会になるだろう、と考えているのではないでしょうか。

 ただ、実際に日本や欧米のような現在のレベルの生活を、中国やインド、アフリカなど世界全ての人々が実行するには、地球が7個必要だと言われています。
 では、日本や欧米の人々は今のレベルの生活をしてもいいが、その他の国々はエアコン無し、車無し、パソコン無し、携帯無し、MP3無し、テレビ無し、コンビニ無し、マック無しの生活をしなさいというのは、余りに身勝手だと思われるでしょう。

 そうは言っても、中国は日本を抜いてGDP世界2位になりましたし、インドも急発展しています。世界中が日本や欧米の生活レベルを目指して、怒涛のように稼いでいます。

 中国13億人やインド10億人を筆頭に、世界の人口は70億人に達したそうです。人口が少ない1800年ころであれば、各国がどのような主義で、どのような国家運営をやろうとも、世界の資源や食糧にはほとんと影響しなかったと思います。ところが、人口が70億人までに増えると、地球の資源や食糧はぎりぎりまできていると思います。

 このように人口が地球上に溢れるまでに増えたので、否が応でもこれからの人類は地球に負担を掛けるのではなく、環境と共生する道を選択するしか方法は残されていないようです。人口が増えたために、人類は自然と共生していく道を選択せざるを得ない状況に追い込まれたというべきかもしれません。

 人類に気付かせるためにこれだけ人口が増えたのかも知れません。70億人もいれば、もう逃げ場はありません。今までのように地球環境に負担を掛けたり、自然を破壊したり、家畜を殺したりということは、できなくなってきているということだと思います。

 ウェブボットやコルマン・インデックスが言うように、地球と共生し、自給自足的な生活をするしか選択肢はないということだと思います。70億人まで人口が増えた現在、もう小手先でごまかすことはできません。自分たちの生き方を見直す時期に来ているのだと思います。

 幸い日本は米は余っています。余り過ぎて、減反を強制するくらいです。また、野菜の自給率も90%以上あります。つまり、今の日本でも米を炊いて、鍋や野菜炒め、煮物、サラダ、お新香、おひたしを中心にすれば、自給率はほぼ100%です。結構すごいですね。
 こういった食生活をベースとして、自給自足共同体は拡大していくのだと思います。

 先ほど、PCを立ち上げて、このブログのアクセス数を見てびっくりしました。いつもは、訪問者が約2000人、閲覧数が5000くらいですが、今日見ると訪問者が3899人、閲覧数7833でした。多くてびっくりです。
 多分昨日の「不可思議探偵団」を見ていた方々が、ウェブボットで検索したところ、このブログがヒットしたのかと思います。

 ウェブボットを知りたい方は、高島康司氏の「ヤスの備忘録」を見てください。そして、ウェブボットを日本語にヤスさんが翻訳された文書を入手したい方は、ヤスさんにメールで購入依頼を送ったらよいと思います。確か2500円だったと思います。

 私は、有料メルマガを読んでますが、ウェブボットの内容が頻繁に出てくるので、とても面白く読んでいます。

 また、月刊「たまゆらPremium」にもヤスさんが連載されていますので、読んでみてください。日本弥栄の会から購読できます。ヤスの備忘録や、有料メルマガにも載ってない情報もあります。



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 ●日本弥栄の会
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尖閣諸島問題に対する副島隆彦氏と朝倉慶氏の対照的な見方

2010-10-09 06:29:47 | 日月神示の実践
 <副島隆彦氏の記事転載>
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私たちの小沢一郎と小沢派国民2千万人の反撃がこれから始まる。 投稿者:副島隆彦

 副島隆彦です。  

 10月4日に、突如、我らが指導者 小沢一郎を 「強制起訴」などという、訳(わけ)の分からないコトバを、使って、再度、再度、我らが小沢一郎を、苦しめようとして、「検察審査会」なる制度を悪用して、敵たち(アメリカの日本あやつり対策班=ジャパン・ハンドラーズ= と、日本官僚と腐った日本メディアの連合 Japan's Media Bureaucracy Complex と、それから、小沢一郎への激しい憎しみを示す親米富裕層国民500万人 )  が、新たな攻撃をかけてきた。

 昨日、10月7日の夕刻に、小沢一郎たちが、堂々と記者会見に応じて、反撃に出た。これからが、私たち 小沢派国民 2千万人 の 反撃、反攻の番だ。




 副島隆彦です。  以上の新聞記事のとおり、私たち小沢派日本国民2000万人は、さらに団結して、小沢革命政権の実現に向かって、闘い続けなければらならない。 どんなに苦しくても、私たちが掲げる、民族自立、国民団結、見本民主革命の達成の為に、闘い続けなければならない。私たちは、200人もの小沢派国会議員という優れた指導者たちを持っている。 

 このほかの、同じく小沢一郎が育てた66人の若手の(そのほとんどが、一年生議員)が、 「次の選挙で、菅直人政権から公認をもらえないで落選するのがコワい」と、小沢一郎に泣きながら電話をして、小沢一郎だけは、あの9月14日の民主党代表選挙は、不正選挙(という権力犯罪)で、罠(わな)に掛けれられることに気付いていたので、「いいよ。いいよ。自分で決めなさい」と、この若い国会議員たちの離反を許した。小沢一郎というのは、そういう立派な人間だ。 まさしく、西郷隆盛の再来だ。

 敵どもの攻撃は、こういう風に、次から次に、私たちの指導者たちに掛かってくる。これからもずっと続くのだ。 それに対して、私たちが出来ることは事態をしっかりと見つめることだ。 そして、いざというときに備えなければならない。

 これほどの、不正と、それから、インチキきわまりない、嘘八百の、テレビ・新聞の各社の、「政治家・政党への世論調査の結果」 を、発表し続けていると、本当に、日本のテレビ各局・大新聞、週刊文春、新潮 には、天罰(てんばつ)が、落ちるだろう。 私たちの我慢にも限度がある。 私は、彼ら、売国奴でアメリカに洗脳され尽くした者どもは、日本国民の激しい非難の怒号の中で、自滅、倒産してゆくと、予言(プディクト)します。 これほどの、ウソの報道を、毎日、毎日、流し続ける者たちは、本当に、何の尊敬も名誉も与えられないで、恥ずかしい末路が待っている。  

 新聞各社は、世論調査など全くやっていない。世論調査の結果なる、数字、それは、いつもいつも、決まって、「菅直人 68%、小沢一郎 18% 」という、各社勢ぞろいでの、バカみたいな数字だ。 いつもいつも、「菅直人 68%、小沢一郎 18%の支持」なのだ。 この数字を作っているのは、電通の 第16局という秘密組織と共同通信で、アメリカの南青山の東京本部との合同部隊だ。 だから、5大新聞、6テレビ局(NHKを含む) の中の誰も、世論調査をする部局そのものが存在せず、すべては経営幹部たちへのお達しだけで、勝手に行われている。

 そして、今度の、検察審査会なる制度を悪用しての、新たな小沢攻撃である。この手口は、小沢一郎政権が、万一、9月14日に生まれていたら、その際の、攻撃手法として、すでに決められていたものだ。

 すべては、おそろしいアメリカの謀略人間であるリチャード・アーミテージと、その子分のマイケル・グリーンが指揮して、(悪の女、ヒラリーの承認を得ながら) 、日本をあやつる戦略の一環として、実施されてている。このふたりは、今のオバマ政権での、正式の対日本の交渉高官としての肩書きは、一切ない。それなのに、CIAと米特殊軍の合同部隊での、裏の作戦指揮官の資格を有しているという。まさしく、ナイト・アーミー( Night Army 、夜の軍隊。夜やってくる軍隊。非合法の軍事謀略部隊)である。これが、前原誠司(まえはらせいじ)、長島昭久(ながしまあきひさ)たち、アメリカの手先どもを、あやつっている。

 もうひとつの攻撃手法が、9月7日に、アメリカ主導で計画的に実行して、日本人の「反中国感情を、掻き立てて、アメリカに再度、べったり付けるための」 あの、尖閣諸島周辺での中国漁船の計画的な拿捕(だほ)事件だ。 おそるべきことに、アメリカの計画は功を奏した。 日本国民の実に、6割ぐらいが、あの事件は、中国の漁船が、故意に、日本の海上保安庁の巡視船(相当の大型である)にぶつかって来たのだと、信じている。 そして、「日本はナメ(舐め)なれている。中国は態度がでかい」と、誤った、あやふやな事実認識を行い、情緒的に、反中国感情、および、「中国が攻めてくる」という被害感情を持たされている。

 この事態は、今後も、おそるべき日本国民煽動となる。 仕組まれてやらされる戦争につながる。アメリカ帝国というのは、世界中でこういうことをやっている。

 真実は、二隻の大型の日本の巡視船が始めから、仕掛けたのだ。その巡視船の名前も始めのうちは、新聞に書いていた。そして、「接触」としていた。この二隻に、ぶつかりながら、中国漁船は、挟み撃ちで追い込まれてて、そして停止させられている。 だから二隻の巡視船の鑑側に傷がついている。そのうち一隻の存在を、日本政府は隠した。

 必死で逃げようとする漁船を捕まえるには、このようにするしかない。そして、海の上では、距離を置いて、警告をするだけでなく、自分の方から、故意に近寄ってゆく船が、重大な危険行為なのだ。日本全国の、漁船を動かしている漁民たちが、皆、このことに、気付いている。ここの読者で、漁民の知人がいたら、直接、聞いてみるべきだ。 アメリカにあやつられて動いたのは、日本の海上保安庁の最高幹部たちである。彼らの先輩は、敗戦後に、アメリカの言いなりになった、日本帝国海軍の、臆病者の生き残りの帝国軍人どもである。恥を知れ。 )  だから、例のその、 中国漁船の拿捕(だほ) ビデオ証拠の83分間をいうのを、世界に向けて、公開せよ。 そうすれば、世界中から、日本は袋叩きにされるだろう(すべてを仕組んだアメリカを除いて)。

 この文のうしろの方に、宋文州(そうぶんしゅう)という、日本でビジネスをやっている中国人の発言をのせる。この文が、一番、妥当性を持っている。私は、宋文州という人は、企業経営やお金儲けの本ばかり書くのであまり好きではないが、今の中国人で日本で活動している人間たちの意見として、穏やかで説得力があると思う。

 小沢一郎への、「起訴相当」という決議をした、検察審査会の内情は、今から、どんどん明らかなるだろう。 今の、日本のおバカの検察庁は、満天下に恥をさらしているので、「私たちは、もう、小沢裁判などは、できないです。私たちが、いいように、変な勢力に利用されて、国民の信頼を完全に失って、本当に愚かでした。ですから、小沢裁判(公判の維持)など出来ないのです」と、何度も何度も、誤っているのに、一部の暴走分子が、まだ、検察庁の中に残存している。

 以下に、転載する情報分の中の、 弁護士の吉田繁實(よしだしげみ) という男が、検察審査会の「審査補助員」 という決議をする係りで、すべてを、捏造、自分で何でもやっている。検察審査委員に選ばれたという覆面の11人の若い人間たちをふくめて、もうすぐ名前が出るだろう。吉田繁寛弁護士が、審査補助員 に任命されたのが9月8日で、議決は、そのわずか6日後の、9月14日に出ている。審査もへったくれもない。この12人が集まって検察庁の中で会議を開いたのかさえ、怪しいものである。

 この吉田繁實や、検察審査会員に選ばれた者たちは、統一教会という恐ろしい宗教政治団体のメンバーだろう。そして、この統一教会が検察庁や警察庁の幹部たちの中にまでたくさん潜り込んでいる。英語名では、Moonist  (ムーニスト)という。現職のアメリカの国務省の国務次官補のひとりまでいる、潜り込んでいるおそろしい集団である。 あの日本で言えば「 (拓大(たくだい)右翼、国士舘(こくしかん)右翼の元締め」のようであるディック・チェーニー副大統領(当時)が、「なに。アベ( 安倍晋三首相のこと)は、ムーニストか。だったら、オレはイヤだから、会わない」と、この男でさえ、避けたのだ。 そういう連中だ。

 これからも、私たち日本国民の、独立自尊(どくりつじそん。偉大だった福澤諭吉=ふくざわゆきち=先生が唱えた) の闘いは続く。 できれば、小沢一郎ギライの、日本の骨の髄(ずい)から自民党支持の主に富裕層の、日本人たち500万人の同胞たちを、私たちは、静かに説得して、彼らに、多くの真実を知らせる運動を始めるべきだと思う。 あの菅直人や仙谷由人のような、アメリカと官僚たちからの、ただの、あやつられ人間たちであるあお軽薄な人間たちを、支持している日本のリベラル派国民というのが、本当に、勢力として存在するのか。私にはこっちの方が謎だ。 

 小沢一郎の偉大さは、すでに、266人の国会議員を自分の跡継ぎの後継者として、育てたことだ。次の時代を担ってゆく人間を育てることが大事なことだ。いい歳(50歳からあと)になって、人を育てられないのは、たいした人間ではない。自民党の政治家たちや、テレビ、新聞で、ちゃらちゃらしている人間たちは、誰も、人を育てていない。いつもいつも自分のことばっかりで、自分のことした考えていない。 だから、元々、たいした人間たちではないのだ。 

 小沢一郎のすごさは、人を育てたことだ。 「私の屍を乗り越えてゆけ」と言える人間だけが本物だ。 小沢に忠実な弟子の政治家が、能力に見劣りがあるとしても、彼らを守り育てて、次の時代に、私たち日本国民は生き延びて行かなければ済まないのである。

 副島隆彦 拝
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 <朝倉慶氏の記事転載>


 「中国の謀略」

 ついに尖閣諸島問題で、中国が猛然と日本に向かって牙を向きはじめました。問題の漁船は日本の領海内で違法の操業した上に故意に巡視船にぶつかってくるという不法行為に及んでいました。
 当然のことながら船長を公務執行妨害で逮捕拘留としていたわけですが、日本政府は中国政府の強い圧力に負け、異例の釈放となりました。これで一件落着と思いきや中国側の強行姿勢は変わらず、謝罪と賠償金を要求する始末、さすがにこの理不尽な要求には日本の外務省も拒否という姿勢です。しかし、今回の事件と展開はどうも腑に落ちません。
 この不可解な事件の真相は何でしょうか? この事件にはもっとドロドロした裏があるのではないでしょうか?

 事件に関しては『週刊文春』9月30日号に詳しく報じられているので引用すると、

「ことの起こりは、9月7日午前9時17分頃、パトロール中だった海上保安庁の巡視船<よなくに>が尖閣諸島の久場島から約12キロの海上、つまり日本の領海内で操業している中国のトロール船を発見、巡視船は直ちに領海内から出るように拡声器と電光掲示で警告。しかしトロール船は無視を続けた。1時間後、警告を続けながら併走していた巡視船に、トロール漁船が突然ぶつかってきたのである。明らかに舵を切って故意に突撃してきたのだった。巡視船は警告から停船命令という刑事手続きに切り替え、併走を続けた。ところが今度は同じく併走していた巡視船<みずき>に対して、トロール漁船が急に舵を左に切り、それもまた突撃してきたのである。それら二度の突撃は、すべてビデオに収められ、刑事事件としての立件は必然である。と海上保安庁幹部は主張した」ということです。

 当然のことながら船長、船員を連行したわけですが、当初はこの経緯について、彼らは事実を認めていたということです。それが一変したのは東京からやってきた中国大使館の幹部と接見した後で、これを契機に船長、船員も一切容疑を認めることを拒否、明らかに中国大使館幹部が「何も答えるな!」と恫喝したに違いないというのです。そしてこのような指示を一大使館員の判断で出せるわけもなく、本国の意を受けているのは明らかというしかありません、中国政府は表の発言はともかく、この一連の経緯はことをわざと拡大していこうという意図が垣間見えます。
 同じく『週刊文春』によれば、事件直後、現場海域の漁船から中国へ発信された通信は、いわゆる一般の漁船が使う通信ではなく、“特殊な通信”だったとのこと。昨今中国の漁船は大挙してこの尖閣列島の水域に現れていたわけですが、その中には当然怪しいスパイ船も交じっていたというわけです。
 そして夜中に日本の丹羽大使を呼び出したのは、中国の裏外交、いわゆる諜報機関を牛耳る戴(だい)国務委員だったのです。日米の情報のプロによれば、彼は中国では副首相クラスの大物で、特に人民解放軍の諜報機関<総参謀部2部>と一体化した<裏外交>の最高責任者ということなのです。今まで全く動静が伝えなれなかった戴国務委員がなぜ、表舞台に登場したのか? ここに今回の事件を解く鍵がありそうです。

 その後の展開はご存じのとおりで、中国側は態度もますます硬化させて、日本側を追い込んでいきました。フジタの社員4人がスパイ容疑で逮捕され、このスパイ容疑は死刑に相当する罪になりますから日本側も中国政府の異様に強い警告を感じ取る形となりました。
 フジタの社員は旧日本軍が中国各地に遺棄した化学兵器を発掘、回収して無毒化する事業に関わってその準備のため現地入りしていたといいます。日中間で合意した戦後処理事業の一環でまさに日中関係改善のために訪れていたわけで、それを利用して拘束するとは何という仕打ちか! そして日本のハイテク製品の生命線であるレアアースの実質輸出禁止措置がとられ、日本側もついに船長の解放に踏み切らざるを得ないという判断に達したのです。
 そして解放後、中国政府は今度は賠償と謝罪を求めるという驚くべき強硬策を取り続けています。2004年3月に、中国人7人が尖閣諸島に違法上陸して日本政府が彼らを国外退去させたときは中国はかような理不尽な要求はしていません。明らかに今回は違います。
 これら一連の経緯を考えてみると、中国漁船の巡視船への体当たり、また日本側の船長拘留という措置、それに伴って中国側の異例と思えるほどの反発という具合に話が綺麗に、まるでシナリオに沿っているかのように進んできています。
 日本側としては、船員も船長もすぐにでも中国に送還したかったと思いますが、容疑を否認され、余りの悪質さに拘留せざるを得なくなりました。それに比べ中国側の手際よさは驚くほどで、事件後すぐに対日工作会議が開かれ、軍事、経済、外交、観光と次々と報復措置が決定されたということです。
 今回の事件で常に戸惑っているのは日本側で、その都度やむなく当たり前の対応をしてきただけなのですが、いつ間にか中国側と事を構える形となっています。そして結果的に、中国は声高らかに「尖閣諸島は我が国の領域だ!」「わが国の漁民を我が国の領海で日本の巡視船が逮捕するとは許せない!」と主張し始めているのです。今までは日本の領域として日本が管理していたのにいつ間にか中国の強い怒りに押されています。このわけのわからない事件をきかっけにして……?

中国の恐るべき真の狙いとは!?
 こう振り返ってみると、今回の事件は明らかに中国側の周到な仕掛けによるもので、中国はいよいよ尖閣諸島を本気で取りに来たと思っていいでしょう。中国側は領土問題を表に出したかったのです。戦国時代の争いではないですが、欲しいところはわけのわからない因縁(いんねん)をつけて喧嘩をふっかけ、脅し、それに従うなら綺麗に領土を戴き、逆らうなら戦さ、要するに戦うというわけです。この行為を巧妙に行ってきたのが今回の中国の行為であって、日本側ははっきりと真相を理解しておく必要があるでしょう。

 じっと今までは自らの経済発展に力を注いできた中国ですが、いよいよその発展を維持、拡大するためについに外に向かって大きく力を使い始めることに決めたようです。
機は熟したというか、経済的にも軍事的にも力をつけてきたわけですから、他国のことなど気にせず、自らの勢力範囲の拡大に乗り出そうということです。このまま黙っていて平和的な手段や普通の方法では尖閣諸島を取ることはできません。立場は逆になりますが、戦前、日本が満州事変を起こしてそれをきかっけにして戦いを拡大させていったように、真の目的、この場合は資源確保のため尖閣諸島を奪い取ることですが、まずは謀略を使って事を起こすのが一番です。そして実は、中国にとって尖閣諸島などまずは第一段階に過ぎないのです。次は沖縄、そして日本本土という風に中国の真の狙いは大中華圏の構築です。
 人民日報系の『環球時報』は9月25日に社説で、「国を治める経験の乏しい日本の現政府に、中国が軽率に対立できる国でないことを知らしめるべきだ」と主張したのです。
 市民運動出身の菅総理は中国側になめ切られています。夫人の伸子さんからまさに「小粒」と称せられたように、このような国際社会の修羅場は想像していなかったでしょう。
 「尖閣諸島は我が国の領土である。賠償に応じるつもりは全くない」と言ったものの、迫力はありませんでした。この局面では荷が重すぎるかもしれません。

 中国の温家宝首相は9月23日にニューヨークで、「中国は領土問題で一切譲歩しない!」と言明しました。中国の領土は誰が決めるのか? 勝手に自分の領土を決めて軍事力を背景に譲歩しないというのですからたまりません。
 「組みしやすい」、中国政府は日本の新しい菅政権に対して思っていることでしょう。今回とことん強気に出てみて、まずは日本側の対応をみているに違いありません。菅政権だけではありません。日本の各政党、そして世論の動向を注意深く観察していることでしょう。
 米国はどう出るのか? 日米安保は機能するのか? 試しているのでしょう。どのようなことがあっても中国の野心は変わりません。いずれ日本を飲み込もうという腹です。
 拡張政策は中国の生きる道です。形を変えても帝国主義は生きているのです。今拡大を続ける中国はさらなる資源、領土、を必要としています。13億人の人間を食わせなければなりません。発展し続けなければならないのです。国家が拡大すると共に支配地域の拡大は不可欠なのです。“核心的利益”と位置付け、チベットやウイグルを弾圧したように、今度は牙をアジア全域、そして日本に向けてくるのです。そうすることが自分達が生き残っていく道と思っていることでしょう。お人よしの日本も覚悟を決めてかかっていないと大変なことになっていきます。日本は国力では中国にもアメリカにも対抗できません。二大国の狭間にあってどう振る舞っていくのか? したたかな外交と共に、国民に強い覚悟がなければ生き残っていけません。
 いずれ酷いインフレが世界を襲ってくることでしょう。日本も今では想像もできないような悲惨な事態に陥っていくことでしょう。しかしその時に一番困るのはどの国だと思いますか? 実は13億の人口を抱える中国なのです。経済成長の甘い蜜を知った中国人は貧乏や耐乏生活に後戻りできません。その時中国は、今の数倍の牙を向いて自分達の生き残りをかけて、日本に対峙してくるに違いありません。その日は遠いようで実はもうすぐです。今回日本中、あまりの中国の強行姿勢にびっくりしていることと思います。しかしこんなことはまだ序の口です。いよいよ大国中国が本気で牙を向いてきたのです。事の流れは決して偶然ではありません。中国側の予定通り事は運んでいるのです。「想定通り」ということです。もう日本人も平和ボケからは冷めなければなりません。今回のことははっきりと真の事情を認識し、来るべき驚愕する未来にどうすべきか? 日本人全体が胆を据えいかなければなりません。
 ますます膨張し続ける中国、いよいよ本性を見せてきました。9月27日に中国とロシアは首脳会談を開き、共同声明を発表、中露の尖閣、北方領土での共闘をみせつけました。まさに準備周到です。一方、アメリカは何を思っているか? 中国が巨大化して世界を牛耳ることを許すと思いますか? 13億人の中国人が世界の資源を食い尽くすことを許すと思いますか? このままアメリカが世界のナンバー2になることを黙ってみていると思いますか? アメリカVS中国、これから世界で起こってくる想像を絶したインフレが決定的な対立を生み出すでしょう。彼らは雌雄を決するのは中東ですか? それともアメリカと中国の真ん中、太平洋ですか? ちょうどいいところに絶好の紛争地帯ができました。尖閣は日本と中国だけの火薬庫でしょうか? それとも米中激突の世界を恐怖に陥れる火薬庫となっていくのでしょうか? はっきりわかっていることは日本はアメリカの力を借りなければもはや領土は守れないという現実です。

 <転載終わり>
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 副島氏と朝倉氏の見方は、金融問題ではほぼ同じような意見ですが、尖閣諸島の問題では、対照的です。乱暴な言い方をすれば、副島氏は中国寄り・民主党寄りで、朝倉氏はアメリカ寄り・自民党寄りと、この記事に限っては言えるかと思います。(かなり偏向した見方ですが)

 今回の尖閣諸島問題は、副島氏はアメリカの謀略だと言い、朝倉氏は中国の謀略だと言ってます。また、両者が週間文春を引き合いに出していますが、見方は180度違います。
 
 両者の意見の違いは、海上保安庁と中国漁船の衝突のビデオを公開すれば、一目瞭然だと思いますが、何故か公開されません。誰が公開しないのか。何故公開しないのか。

 また、株式日記などの情報では、米中は実は裏で組んでいて、日本を弱体化させようとしていると言っています。
 反対に、副島氏や朝倉氏は米中の激しい闘争だと言ってます。この視点も対立軸となっています。 

 複雑に絡まっている日本・アメリカ・中国の問題ですが、どの見方が正しいとしても、日本が当事者であることには違いありません。この問題はもはや避けて通ることはできない状況になっています。


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「流れの転換の向こう側3 アメリカ国民のストレスを伝える記事」ヤスの備忘録

2010-10-08 06:53:14 | 日月神示関連の情報

 「流れの転換の向こう側3 アメリカ国民のストレスを伝える記事」


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今回の記事

太陽の活動周期が黒点増大期に入りつつある。やはり以前に紹介したチェジェフスキー博士の理論にあるように、人々の精神状態や社会変化のサイクルと黒点は連動しているようである。

アメリカは来月中間選挙を行う。そのアメリカで、国民の怒りとストレスが増大していることを示す興味深い記事がいくつも書かれている。その一つは、ウォールストリートジャーナルに掲載された意見記事だ。この要約を紹介する。

サイクル24と黒点の増大期

このブログでも何度も取り上げ、また拙著「コルマンインデックスから見えた日本の経済と未来」でも解説した理論にチェゼフスキーの太陽黒点説がある。これは、以下の図のように太陽黒点の11年周期と、人間の心理状態、および社会変動が一致しているとする理論である。確認のため再度掲載する。

上が社会変動の数、下が太陽黒点の11年周期



太陽活動がもっとも強まる黒点の最大期には社会変動の数も最大となり、黒点が次第に減少し太陽活動も穏やかになるにしたがい社会変動は起こりにくくなっているのが分かる。

チェゼフスキーは、11年周期と社会変動の連動を4つの時期に分けて解説している。それは以下の4つである。

黒点最小期

この時期の特徴:

・大衆の統合性の欠如
・大衆は政治的、軍事的な問題に関心を示さない
・穏やかで平和的な大衆
・寛容で忍耐強い大衆

こうした特徴のもたらす結果:

正しい思想を守るために戦うことの情熱の欠如。闘争を放棄し簡単に断念してしまう。

この時期に現れる社会的な現象:

平和条約の締結、降伏、占領、問題解決の場としての議会の活発化、独裁や専制の強化、少数エリートによる統治の強化

黒点増大期

この期間は複雑な特徴を示す。

この時期の特徴:

・新しい指導者などが出現して大衆は次第に団結する
・政治的、軍事的な扇動が行われる
・新しい方針や計画が試される
・報道機関の影響力の拡大
・政治的、軍事的な問題が持ち上がり、大衆はそれに強い関心をもつようになる
・大衆は神経質でいらいらしているため、この時期の後期になると社会は次第に荒れて来る

期間がどのくらい長くなるかは、黒点の活動やさまざまな社会的な要因に依存して変動する。また、この時期には多く見られる政治的、軍事的な現象は、共通の敵に対処するためにいくつかの国々が新しい安全保障条約を締結したり、また、異なった政治団体が共通の敵に対処するために団結して一つになるような現象である。

この時期には以下の三つの特徴が顕著になる。

1)大衆を引き付ける新しい思想や考え方の出現
2)このような思想の新たなグループ分け
3)思想的な傾向の異なるさまざまな集団が結集することができる統一した思想の出現

しかし、この時期の大衆運動は特定の指導者が出現することなく自然と盛り上がることがある。これは黒点最大期に大衆運動がどのように発展するのか左右する重要なポイントになる。

黒点最大期

この時期は、戦争などの国家の狂気が実行されやすい時期であり、また偉大な事業が達成される時期でもある。歴史を決定的に転換した大戦争や大革命などは大抵この時期に起こっている。この時期の特徴は以下の5点に集約される。

1)政治的、思想的な指導者が出現し大衆に大きな影響を与える
2)大衆に大きな影響を与える思想の出現
3)思想の中心センターのようなものが出現し、大衆を鼓舞するゆになる
4)大衆運動の拠点が多数出現する
5)大衆は結集して団結し、自己主張を始める

黒点増加期にはあまり関心を示さなかった大衆が、指導者の一挙手一投足にも敏感になり、指導者が指示を出すだけで巨大な軍隊が動く。

このような特徴の結果、この時期には歴史に残る政治指導者や精神的な指導者、または建国の父などのような突出した人物が多数出現する。

この時期になると、ほんの2~3年前までまったく注目されなかったような思想にいきなり多くの人々がとりこになり、これに基づく社会運動が勃興する。

大衆ははるかに気が短くなり、自分たちの目標の実現の障害となるものはすべて破壊し突っ走る。暴動、革命、衝突など流血を伴う惨事が相次ぐ。大衆運動に対するいかなる抵抗も無意味に終わる。

一言で言うとこれは、大衆が無政府主義的になり感情を爆発させてしまうということである。感情のこの高ぶりの中で、大衆は自己防衛の本能さえ失って暴走する。

しかしながら、このような激しい運動の渦中で困難な社会的な問題が一気に解決されるようになる。

チェゼフスキーは、黒点最大期にはこのような特徴の結果として、革命、暴動、大殺戮、戦争、新しい指導者の出現、反乱、社会変革、専制政治への反発、移民、処刑などの激しい現象が発生するとしている。

黒点減少期

大衆のさまざまな運動は大きな転換点を向かえる。これまでの情熱が消えうせ、その代わりに無関心と無気力が支配し、社会変動にあきあきした大衆の間では平和への機運が高まる。「気力の喪失」というのがこの時期を特徴ずける言葉だろうと博士はいう。

しかし、革命や内乱などの社会運動は、それが消え去る前の最後の輝きの時を向かえることもある。

このように、太陽黒点の11年周期のサイクルと社会変動とは無視できないほど連動している。

むろん、どんな社会的な出来事にも固有の原因と複雑な背景がある。その発生は太陽黒点の増減だけで説明できるような単純なものではないことは確かである。

だが、社会変動を数百年の長いスパンのサイクルで俯瞰敵に眺めると、太陽黒点の増減周期との驚くべきシンクロが存在しているというのがチェゼセフスキーの説である。

現代のサイクル

では、現代の黒点周期と社会変動はどうなのであろうか。そこにはなんらかの連動が見られるのだろうか?

答えはイエスである。下が近年の太陽黒点の周期である。



これに、近年の起こった歴史的な事件を当てはめてみるとやはり黒点最大期に大きな社会変動を誘発する事件が集中していることが分かる。

代表的な出来事:

・1989年 ベルリンの壁崩壊
・1990年 東ヨーロッパ社会主義圏崩壊
・1990年 第一次湾岸戦争開始
・1991年 ソビエト崩壊
・2001年 9.11同時多発テロ
・2001年 アフガン攻撃開始
・2003年 イラク攻撃開始
・2004年 スペイン列車爆破テロ

黒点最小期にも事件は起こっているだろうが、記憶に残るほどの大事件は少ないように思う。ただ1995年は日本でオウム真理教のテロなどが起こった年だが、これは逆に黒点最小期に当たっている。

現在のサイクル24

さて、以下が昨年の7月に始まったサイクル24のグラフである。



このグラフからも明らかだが、サイクル24は2013年頃に黒点最大期を向かえることになっている。現在は黒点増大期にちょうど入ったところだ。

チェゼフスキー博士のいうように、増大期の突入とともに、政治的、軍事的な問題が発生し、その扇動から人々はしだいに神経質でいらいらし、さまざまな抗議運動やデモの多発で社会が荒れる時期に入った可能性がある。

むろん社会現象の発生は黒点だけから予想することはできないだろうが、これも社会変動に影響を与える重要な要素であることは間違いないように思う。

最近の尖閣諸島の問題に対する日中の強い反応の背景にも、サイクル24が黒点の増大期に入ったことがあるのかもしれない。だとしたら、2013年頃までにかけて、この問題もこれからさらに民衆が荒れる原因のひとつになってくるはずだ。

加速するアメリカの貧困化

ところで、景気の低迷と失業率の高止まりが長く続くアメリカでは、日本以上に厳しい状態が続いている。

9月半ばに発表された米国勢調査によると、09年の貧困率は14.3%となり、08年の13.2%からいっそう悪化した。これは94年以来最悪の数字だ。以下が年齢別の貧困率を示したグラフだ。



貧困人口も4360万人に上り、08年の3980万人から1年で380万人も増加した。ちなみにアメリカの貧困率は、4人家族の年収が2万1954ドル以下の世帯とされている。日本とアメリカでは物価水準が異なるので一概に比較はできないが、1ドル90円と換算しても197万円ちょっとにしかならない。4人家族の年収としては相当に厳しいはずだ。

また、貧困率の上昇とともに、一世帯あたりの平均年収も目立って低下している。08年には48%の世帯が年収5万ドル以下(450万円以下)であったのに対し、09年ではさらに上昇し、実に49.8%の世帯が5万ドル以下の年収だった。

ちなみに2007年度の数値だが、日本の一世帯あたりの平均年収は566万8000円であった。ドル換算すると6万ドルちょっとになる。

さらにアメリカ人個人の平均年収で見ると、08年の2万7589ドル(248万円)から、09年には2万6409ドル(237万円)に減少している。

アメリカでは、食料と交換できる政府発行の金券を支給する福祉政策が40年以上実施されている。金券はフードスタンプと呼ばれ、1カ月100ドル(9000円)を限度に支給される。このフードスタンプの受給者はすでに全世帯の50%近くに上っている。

2009年12月には、米政府の経済研究所は2008年の金融危機で始まった不況が終結したと宣言したが、終結どころではなく不況はいっそう深刻になっているのが現状だ。来年には2010年の貧困率が発表になるだろうが、失業率が高止まりしているいまの現状では、貧困率はさらに悪化する可能性のほうが大きいだろう。

いらだつアメリカ人

経済のこのような状況に加え、メキシコ湾の原油流出事故による環境破壊や、景気の悪化にもかかわらず史上最高益を更新し続けるウォールストリートである。こうした状況でアメリカ人のいらだちはこれまで以上に高まっているというのが現状だ。

上院の3分の1、下院のすべてが改選となる中間選挙が11月に迫っている。結果次第では共和党の大勝ともなる。これで政治の状況は大きく変わるので、アメリカ人のストレスも減る方向に向かうだろうとの報道もあるとうだが、つのるアメリカ人のいらだちは選挙だけではどうにもならない。上下両院の議会を「信頼に値する」と答えているアメリカ人は45%にすぎない。

これは、かなり多くのアメリカ人が、現在の歪んだアメリカ社会を改革するためには、選挙や議会だけでは不十分でもっと違った手段に訴えなければならないと考えていることを意味すると見てよいだろう。

ロン・ポール下院議員の発言

そのような中で、アメリカ人のいらだちを表すさまざまな記事が掲載されはじめた。

たとえば、前回の選挙では大統領候補として善戦し、民主・共和の2大政党に代る新たな政治機軸の形成を主張している下院議員のロン・ポール氏は、9月15日、CNNの人気番組の「AC360」のインタビューに答え、おおよそ以下のように発言した。これは、11月2日のデラウェア州上院特別選挙に立候補している共和党のクリスティン・オドネル候補の当選の可能性を聞かれたときに出てきた発言だ。草の根保守のティーパーティー運動などの盛り上がりにも言及したあと、以下のように発言した。発言の要点だけを列挙する。

「確かに州にもよるが、すでに革命的な時期に入ったので、これから状況はもっと厳しくなるだろう。

もう(自分のような)自由主義者もそのことは知っている。いまアメリカはソビエトの崩壊期と同じような時期に入ったのだ。

すでにどんな統計を見ても、アメリカ国民は政府を信用してはない。政府はもはや機能していないのだ。機能するようなシステムをもっていないのだ。

すごいことは、革命はすでに始まっており、(革命は可能だということを)人々は発見してしまったということだ。人々は普通の市民など批判していない。ワシントンの責任を追求しているのだ。

ワシントンはすべて失敗した。今度はわれわれがなんとかしなければならないのだ。」

このように、「革命の時期はすでに始まった」として、米国民のいらだちとストレスが頂点に達しつつあることを生々しく伝えている。



ウォールストリートジャーナルの記事

次に、同じような米国民のいらだちを伝えたウォールストリートジャーナルの記事を紹介する。米国の有数の経済紙、ウォールストリートジャーナルのオンライン版には、市場の分析を詳しく伝える「Market Watch」というページがある。そこに掲載された。コラムニストのポール・ファレル氏の記事だ。「アメリカは第2革命の瀬戸際にいる」と題した記事である。

ポール・ファレル氏は、大手投資銀行モーガンスタンレーの出身の投資銀行家で、一時はロサンゼルスの大手紙、ロサンゼルスヘラルドエグザミナーの編集者もしていた人物だ。

記事では、米国民の怒りといらだちは頂点に達しつつあるとし、その爆発が発火点となり、2010年から2020年の10年間で以下のようなことが段階的に起こると予想している。

第1段階:
民主党は(多くの米国民の期待に反して)、ブッシュ政権が可決した高額所得者に対する期限付き減税処置の廃止を拒否する。これで、民主党は共和党に対して弱く、使いものならないことが証明され、棺桶に片足を突っ込む結果となる。

第2段階:
中間選挙で民主党は大敗する。大勝した共和党は、オバマ政権を完全な手詰まり状態に追い込む。必要とあれば政府を機能停止の状態にまで追い込む。

第3段階:
オバマ政権は死に体と化す。

第4段階;
2012年の大統領選挙で共和党がホワイトハウスを奪還する。国民健康法案が元に戻され、金融部門の大幅な規制緩和が進む。

第5段階:
新しい大統領のもとで、金融業はさらに巨大化し、これが背景となり新たな金融危機を引き起こす。これにより、ドル建て資産はデフォルトを起こす。

第6段階:
アメリカ第2革命の本格的なはじまり。法的なコントロールの外に存在している富裕層がいっせい攻撃の対象となる。

第7段階:
国内は階級闘争の様相を帯びる。2020年ころになると、ペンタゴンの「気象変動予測報告書」が予想する気象変動で、食料と水、そしてエネルギーに対する世界的な争奪戦が激化するので、国内の階級闘争はいっそう激化する。

以上である。

この記事は実際にはもっと長いが、重要なポイントだけ掲載した。

いまアメリカでは、オバマ政権の国民健康保険法案と、さまざまな分野の規制強化策に反対し、アメリカの自由を守ると称して立ち上がった保守層の草の根運動が広範な盛り上がりを見せている。これらはティーパーティー運動と呼ばれている。

しかし上の記事のファレル氏の予想は、国民の怒りを代弁するいまのティーパーティー運動の盛り上がりは、選挙で共和党を大勝させてしまい、その結果、逆にアメリカの金融産業の大幅な規制緩和は進み、それが新たな金融危機の引き金となってしまうという皮肉なシナリオである。その金融危機が背景となって、アメリカ第2革命が始まるということだ。

むろん、このようなことが実際には起こるかどうかは分からない。これとは正反対のシナリオもあり得るだろう。

以前のウェブボットの報告書には「アメリカ第2革命」のキーワードが頻繁に登場している。そのキーワードが実際には使われはじめたことは、興味深い。

ウェブボットの収集するキーワードは、現代のアメリカ人の集合無意識を表している。「アメリカ第2革命」の感情値は非常に高いに違いない。

少なくとも言えることは、「アメリカ第2革命」という言葉は、「変革」や「改革」、そして「変化」などような言葉にくらべ、アメリカ人のはるかに高いいらだちとストレスのレベルを表している言葉であるということだ。

そのような言葉が大手のウィールストリートジャーナルのようなメディアで使われているということは、それだけアメリカ人のストレス値が高くなっていることを示している。

いま黒点の増大期に突入し、2013年前後には最大期に入ることになっている。とするなら、アメリカ人のストレス値が臨界点に達し、やはり2013年前後までになんらかの極端な行動を引き起こすということにもなりかねないのかもしれない。注視してゆくべきだろう。

続く

 <転載終わり>
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 チェゼフスキーの太陽黒点説は、今までに何度かヤスの備忘録にも登場しましたが、かなりの確度で予測を的中しているようです。
 この理論は、太陽黒点の11年周期と、人間の心理状態、および社会変動が一致しているとする理論とのことです。

 太陽活動がもっとも強まる黒点の最大期には社会変動の数も最大となり、黒点が次第に減少し太陽活動も穏やかになるにしたがい社会変動は起こりにくくなっているそうです。

 簡単に言うと、太陽の活動が強くなると、人間は荒っぽくなって、抑制が効かなくなってくるそうです。その結果、デモをやったり、暴動を起こしたりするとのことです。

 満月を見ると、狼に変身するのは狼男ですが、太陽活動が強くなって来ると、人間は荒っぽくなってくるそうです。人間は太陽や月に影響されている存在なのかも知れませんね。占星術はそれを予測に使っているわけです。


 今までにも、黒点最大期には大きな社会変動を誘発する事件が起こったそうです。

 代表的な出来事:黒点最大期

・1989年 ベルリンの壁崩壊
・1990年 東ヨーロッパ社会主義圏崩壊
・1990年 第一次湾岸戦争開始
・1991年 ソビエト崩壊
・2001年 9.11同時多発テロ
・2001年 アフガン攻撃開始
・2003年 イラク攻撃開始
・2004年 スペイン列車爆破テロ

黒点最小期には、あまり大事件は起こっていないそうです。ただ、1995年の日本でオウム真理教事件は起こったとのことです。レアケースは何にでもあるようです。

 2013年が太陽活動の最大期になるそうですので、それに向かって人類はドンドン荒っぽくなっていくようです。
 政府が間違った政策をとっても、今までなら「まあいいか」といって、大人しくしていた国民が、太陽活動の活発化と共にどんどんエスカレートして行くそうです。どんどん怒りっぽく、短気になっていくということのようです。
 
 特にアメリカや中国などは、元々日本人より荒っぽい国民性ですので、暴動が起きても全然不思議ではありません。
 
 以前の読売新聞に載ってましたが、中国の2009年の暴動の回数は7万回だそうです。1日に200件以上の暴動が発生しているわけです。それも共産党の中国政府が発表した回数ですので、実際はもっと多いのでしょう。
 しかも、デモとは違って、暴動ですのでかなり死人が出るそうです。人が死ぬくらいの暴動は、日本では滅多に起こりませんが、中国や外国ではそれほど珍しいことではないようです。みんなキレやすいのでしょうね。日本人が大人しすぎるのか。

 かつては、日本でも安保闘争というのがありましたが、そのデモ騒動の中で、唯一樺美智子さんが死亡したそうです。私はまだ子供だったので、記憶はありませんが、後で本などを読んで知りました。

 70年安保闘争の時は、私は中学生になっていたので、よく覚えています。東大で毎日デモ隊と警察が衝突しているのを、テレビで見ていました。何で警察とあんなにぶつかるのだろう?と不思議に思ってテレビニュースを見ていました。

 2013年の太陽活動のピークに向かって進んでいますが、これから益々世界中の人々が荒っぽく、怒りっぽくなっていくのでしょうか。そして、ソビエト崩壊や9.11同時多発テロ、アフガン攻撃開始、イラク攻撃開始というように、戦争に進んでいくこともあるのでしょうか。はたしてどうなるのでしょうか。
 


 ●ヤスの備忘録
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/

 「船井が量子医学、聖書の暗号で理解した量子物理学を分りやすくいえば2」相澤智子氏

2010-10-06 06:58:49 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 「船井が量子医学、聖書の暗号で理解した量子物理学を分りやすくいえば2」

 皆さまこんにちは。
 前回のこちらのコーナーで、船井が体験した量子医学や、「聖書の暗号」にも関係がありそうだと思われる『量子物理学』について書かせていただきました。
 
 今回もこの量子物理学について、もう少し詳しく書かせていただきたいと思います。
 現在、まだ勉強を始めたばかりですが、素人なりにわかったことをまとめてみました。よろしければお読みください。

 私たちが普段使っている、携帯電話やパソコン、コンピュータなどいわゆるハイテクと呼ばれる分野の製品は、量子論による産物です。これらの製品に使われている半導体部品の原理が量子論の上に成り立っています。また、遺伝子やDNAの構造、原子炉での核分裂反応、太陽エネルギーを生み出している核融合反応も量子論に従って起こっています。
 これに対し、アインシュタインの相対性理論は、宇宙を観測したり、ロケットを打ち上げるときなどに使われている理論です。
 この二つが現代物理学の二本の柱となっています。

 量子論はニールス・ボーアによって作られました。ボーアは1922年に量子論を築いた功績でノーベル物理学賞を受賞し、量子論の父と呼ばれています。
 1927年、世界の著名な科学者たちが集まり「第5回ソルヴェー会議」が開かれました。そこでボーアは、「この世のモノは意識されて初めて実在し、観測者の意識が現実を創造する。また、それがそんなに奇妙で従来科学の基本理念を逸脱していても科学として受け止める」と宣言しました。
 この宣言は、従来の科学者たちの度肝を抜く、常軌を逸した声明だったようです。これが、「コペンハーゲン解釈」として世に知られるようになり、量子物理学が科学体系として認知されるようになりました。

 量子論は、「物質は常にあいまいな位置と速度を持つ」ことや、「未来は厳密なルールによってただ一つに決まっているのではない」ということを私たちに示しています。

 相対性理論を作ったアインシュタインの信念は、「物理学は決定論である」というものでした。ニュートン以来、物質世界に対する物理学者の認識は、「最初の条件が決まれば、以後の状態や運動はすべて確定されるのだ」というものです。よってアインシュタインには、「あいまいさこそが自然の本質なのだ」という量子論は、受け入れられないものであったようです。ただし、アインシュタインは量子論を「でたらめだ」と言ったわけではなく、量子論は、完全かつ最終的な理論ではなくて、私たちがまだ知らない「隠れた法則」があるのだと考えていたようです。
 
 アインシュタインの相対性理論と、ボーアによる量子論のどちらが正しいのか、それを検証する実験が、二人が亡くなった後に行われました。
 
 実験の概要を簡単に述べます。

 粒子にはスピンという性質があります。
 スピンしていない一つの粒子が壊れて回転する二つの粒子が発生するという状況を考えます。このとき、片方の粒子のスピンは右回りが50%になり、左回りが50%になり、どのような場所にあってもスピンの大きさは常に等しく、互いの軸の向きは必ず反対になるということが確認されています。
 この二つの粒子を離し、片方の粒子のスピンの向きを確認すれば、もう片方の粒子のスピンの向きが分ります。この二つの粒子を観察することで、遠く離れた二つの物体が瞬時に情報を伝えるかが分ります。
 1982年、A・アスペは電子をつかって、電子1の向きを変えることによって、電子2のスピンの向きが瞬時(超光速)で変化するかを確かめようとしました。
 アインシュタインの理論は、相対性理論の中で、「高速度を超えて物体が移動したり、情報が伝わることはない」と言っていました。しかしこの実験で、瞬間的(超光速)に二つの間で情報が伝わるということが確認され、ボーアの量子論が正しいという結果になり、科学に革命をもたらしました。

 量子実験の中で判明した事実で問題なのは、人が見たり、意識することで、現実が変わる「観測者効果」です。これによると、私たちが現実だと思っているものがすべて「仮想現実」のようなものであるということを表わしています。 
 私たちが住む現実とは、一体何なのでしょうか。普段見ている光景も、自分の目の前にあるものも、幻想なのでしょうか。

 この実験についてアメリカの著名な物理学者のゲーリー・ズーカフは『踊る物理学者たち』(青土社)の中で次のように述べています。

 我々が生きている世界に関する通常の合理的な考え方には根本的な欠陥があることを、物理学者たちは合理的に「証明」したのである。 
 
 また、E・ラズロは各種の著作の中で、次のような主張をしています。

 今出現しつつある量子物理学による現実は、まったく新しいものだ。その衝撃や驚きは一層大きなものになっており、私たちは科学の根本的な変容の真っ只中にいるのだ。
 新しい科学「量子物理学」の枠組みで捉えなおすと、量子のまとまりが空間と時間を超えて瞬時に結びつけられるのと同じように、人々が経験する「意識の一体感」を科学の枠内で説明することが可能だということもわかってきた。
 現在、宇宙は空間、時間、物質、エネルギーを超えて、あらゆるモノを包み込んだ全一体世界(ホールワールド)であるという洞察が生まれつつある。その媒体となるのが「宇宙に満ちている空間」という情報塊であり、万物はそこから発生し、顕現し、またそこに帰っていく。
 今存在するもの、かつて存在したもの、これから存在するであろうものすべてが、そこから出現するのです。 (『宇宙論の超トリック 暗黒物質の正体』コンノケンイチ著 ヒカルランド刊より転載)

 このことを知ると、「私たちすべての人はつながっている」という考えや、「みんなで一つの命を生きている」という考えも量子物理学的に見てもわかるような気がします。
 また、E・ラズロ氏の言葉は、コンノケンイチさんも著書の中で述べていますが、仏教の言葉「色即是空、空即是色」という言葉の意味にもつながるように思います。昔の人はきちんと理解していたのかもしれません。

 科学の世界が哲学的な世界にも発展していくことに驚きました。量子論は科学の面だけでなく、さまざまな考えに通ずるもののように思います。これからももっと勉強していきたいです。

 <転載終わり>
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 船井幸雄氏の「聖書の暗号の大事なポイント」という著書を先週読みましたが、聖書の暗号と量子力学について書かれていました。

『量子論は、「物質は常にあいまいな位置と速度を持つ」ことや、「未来は厳密なルールによってただ一つに決まっているのではない」ということを私たちに示しています。

 相対性理論を作ったアインシュタインの信念は、「物理学は決定論である」というものでした。ニュートン以来、物質世界に対する物理学者の認識は、「最初の条件が決まれば、以後の状態や運動はすべて確定されるのだ」というものです。よってアインシュタインには、「あいまいさこそが自然の本質なのだ」という量子論は、受け入れられないものであったようです。』

 このように、量子力学という理論は、未来はただ一つに気まっているのではない、と言っています。

 船井氏は、これについて、下記のように例をあげて説明されています。

『あなたが麻雀をやるとして、リーチを掛けました。自分の積もれる牌はあと一つのみです。しかもそれは引くことができる山の最後の牌です。「リーチ一発海底ツモ」で、大逆転をかけて、いざ勝負です。積もれば満貫で、親からは4000点、他の二人から2000点づつ取って、自分の逆転一位が確定します。当たり牌はオタ風の「西」です。あなたはその牌が他の人の当たり牌と睨んで切れずに抱えていた。それで「西」を頭の片割れとして持っていた。その「西」をもう一つ引いて頭が完成すれば、上がりです。引きました。やりました。ツモです。「リーチ一発海底ツモ」!それだけで満貫です。でもその「西」は山のその位置に確立的にはじめから存在していたのではなかったのです。宇宙とあなたとの共同謀議で、「西」となって、引いた瞬間に現れたのです!』

 「宇宙とあなたとの共同謀議で、西となって、引いた瞬間に現れたのです!」と船井氏は言われていますが、私は今までそんなことは考えたこともありませんでした。「引いた瞬間に西が現れた」というのは、それまで西がそこには無かったかも知れないということです。

 船井氏はこの麻雀の話しで、「量子力学という理論は、未来はただ一つに気まっているのではない」と言いたかったわけです。

 この理論にはアインシュタインが反発したそうですが、私も「そんないい加減な理論はどうなのかな?」と思いました。

 そもそも、科学の科学たる所以は、同じ環境・条件の下であれば、必ず結果は同じになるということです。再現性があるということです。

 小学校の時に誰でも、水を電気分解して、酸素と水素に分解するという実験をやったと思います。そして、水素にマッチの火を近づけて、「ピュッ!」という音がして、水素が燃えたことを確認しました。この実験は全国の小学校で、40年間くらいやってるのでしょうが、何度やっても結果は同じです。

 科学というものは、その本質において再現性があることを前提に構築されていますので、未来には決まった結果が待っているということです。反対に、量子力学は「未来はただ一つに気まっているのではない」というのですから、アインシュタインだけでなく、科学という見地から見ても、量子力学は受け入れ難いものだと思います。

 水の電気分解は何度やっても同じ結果になるハズですが、量子力学では、別の結果もあるということなのでしょうか。よく理解できません。

 ただ、麻雀の例えで、牌を引いた瞬間に、自分が待っていた「西」になったというのは、何か解る気がします。麻雀は意思や想いが強い人が勝つゲームだと学生時代から思っていました。私は、たとえ賭け麻雀であっても(学生なのでジュースや生協の定食が多かったですが)、麻雀にはあまり関心が無かったので、弱い方でした。負けたからといって、別にがっかりもしないので、平気です。これではどうも勝てないようです(笑)。
 
 麻雀の強い友人は、本を買って、よく研究していました。かなりマイナーなテクニックまで研究して、たまにあがってました。周りはびっくりです。

 ゴルフもそうですね。ショートホールのバーディパットのときに、まるでプロが真剣に勝負しているようなオーラを出して、よく恥ずかしくもなくそこまで入れ込めるなと感じさせるほどですが、そういう人はバーディパットを入れます。
 私のように、ゴルフにあまり関心のない淡白な人間は、70cmのパーパットも外すこともあります。真剣にやっている人は、70cmなど外しません。

 私は合気道やテニスは好きだったので、真剣にやりました。なので、そこそこはできるようになりました。今でも会社を一緒にやっている役員と、中学時代はテニスのペアを組んでいて、大会で準優勝をしたのが、よい思い出になっています。
 合気道も、一年の夏合宿で大怪我をして、再起不能とまで言われましたが、全く合気道部を辞める気はなかったので、周りの人がびっくりするほど早く復活し、結局4年間つづけました。(とはいっても、入院は2ヶ月、自宅療養4ヶ月しましたが。)

 量子力学に対して、このような私の例えが正しいかどうかは解りませんが、今の自分にはおぼろげながら、こうように捉えています。

 科学では同じ条件下では、同じ結果になりますが、それに「想い」や「気」、「愛」などをプラスすることで、結果が異なるのかも知れません。特に、人間や、植物などの生き物にはその影響が出やすいと思います。

 ひふみ農園で、9月4日に二組の会員さんが小松菜の種を蒔きました。同じ日、同じ時間に種を蒔きました。畑も隣同士ですので、外的な環境は全く同じです。気温は35度、13:00~14:30の一番暑い時間帯です。(普通はこんな時間に作業はしませんが)しかも1ヶ月間雨が降らないので、砂漠のように土がカラカラになっています。

 一組は普通に種を蒔きました。もう一組は、「ひふみ祝詞」を奏上しながら種を蒔きました。すると、双葉に違いが出てきました。2週間後の双葉は、祝詞を奏上した方が倍以上双葉が大きく育っていました。
 それから更に10日経つと、その大きさは歴然となりました。とにかくびっくりです。10倍以上の差が出てしまい、育ちのよくない一組の方々には、何だか申し訳なく思ってしまいました。
 
 先週ひふみ農園に来て作業をされた方々も、その二組の小松菜を比較して、あまりの差にびっくりしていました。その差を見た会員さん達は、全員自然に「ひふみ祝詞」を奏上しながら種蒔きや水遣りをしていました。一目瞭然とは正にこのことです。

 このようなことが量子力学に関係しているかどうかは、分かりませんが、人の「想い」や「気」、「愛」などの目に見えない力が存在することは、実感しました。

 今後、量子力学や目に見えない力については、少しづつ自分なりに研究していきたいと思います。



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/hisho/index.asp?hno=201010001

「水面下で行われている“善”と“悪”の戦い」 中矢伸一氏

2010-10-05 06:01:01 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「水面下で行われている“善”と“悪”の戦い」


『たまゆら』今月号の「岩戸開き」対談は、ゲストが“地底人”ですから、こういう話を
信じられる人にとっては驚きの内容だと思います。
しかしこういう情報を公開することを快く思わない人たちがいるようです。

「闇の勢力」──というのでしょうか。

彼らの実体は霊的存在であり、また彼らに使役される人間たちがいます。
この人たちは、心の底から自分たちは良いことをしていると思っていますが、じつは彼らに
使われてしまっているのです。
水面下では、こうした“善”と“悪”の勢力のせめぎ合いが行われています。

日月神示は、闇を好む彼らにとっては非常に邪魔な存在のようで、どうにかしてこれを潰そう
とする試みが昔からあります。
そのために、あからさまに抵抗するより、日月神示に賛同するようなふりをして支持者の中に
入り込み、撹乱するという手法もとられています。
ところがだんだん世が変わり始めて、日月神示が世に知られるようになってきましたし、真実に
目覚める人たちが多くなってきました。
(これには船井幸雄先生のお力添えが非常に大きく貢献しています。)

そうなると、最後の悪あがきのように、抵抗勢力もますます強くなってきます。
これはせめぎ合いというより、一種の戦争と言えるでしょう。
「悪は抱き参らせる」が基本ですが、逆に「抱き参らされて」しまっては本末転倒です。

抽象的な話で申し訳ないのですが、日月神示にも、

「おかしい先達は始めからおかしいぞ」(『春の巻』第27帖)

とあります。
似たようなことを言ったり書いたりしている人でも、注意が必要です。
ご自身で判断して頂きたいのですが、この人物はあやしいと見抜くには、その人物の言動や
態度を見ればだいたいわかります。

●自分がすべてを知っているかのようにふるまう。
●個人に対する非難攻撃が多い。しかもその根拠は極めてあいまいで、感情的。
●他人を立てるより、私が私がと、人を押しのけてでも自分が前面に出てくる。
●人との協力・協調関係が薄い。協力する場合は、自分の側にメリットがある場合のみ。
●関係が悪化したり、自分に従わないものには、脅したり、恫喝したりする。
●世間では非常識とされる行為(緊急でもないのに真夜中に電話やFAXを送る、予告なく
 突然に来訪して居座る、など)が目立つ。
上記のようなことに該当する人物は、「闇の勢力」に使役されていると思って間違いない
でしょう。どうぞお気をつけください。


【お知らせ】

高島康司さんが、テレビに出演します!
日本テレビ系の『不可思議探偵団』という番組です。
10月11日(月)に放送予定の2時間スペシャルで、2012年問題を扱うそうです。
その中で、ウェブボットについてお話をされます。ぜひご覧ください!



 <転載終わり>
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 今月号の「たまゆらPremium」は地底人の意識を持っている日本人の方が登場していましたが、この方は9月18日に渋谷で開催された中矢代表と大石氏の講演会にも参加されていました。

 船井幸雄氏は地球の内部にはアルザル人という地底人が住んでいると、著書で書かれていましたが、最初それを読んだときは、あまりに荒唐無稽に感じてしまい、失礼にも、吹き出してしまうほどでした(笑)。

 ザ・フナイで連載されているkoro先生こと、神坂氏も地球の内部にはアルザル人が住んでいると言われています。アルザル人の顔は日本人に似ているとも言われています。著書の記憶があいまいですが、koro先生は確かどこかでアルザル人と会ったと書いてありました。
 
 私はザ・フナイを購読したり、Z氏の講演会に参加するまでは、宇宙人など存在するわけはないと思っていましたので、宇宙人の話しを友人がしたりしても、ほとんど関心はありませんでした。宇宙には、バクテリアなどの生物は存在しても、人間のような生命体がいるとは、考えていませんでした。

 ましてや、地底人などは、子供のころの漫画やテレビに登場する、どちらかといえば、悪者キャラでしか知りませんでしたので、宇宙人以上に空想的な存在だと思っていました。

 それが、講演会で挨拶をされたので、とても不思議な感じがしました。今では、宇宙人も地底人も霊界とおなじように、存在するだろうと、考えています。
 人間には色々なタイプがいるもので、宇宙人の存在は信じているが霊界は信じていない人もいるし、霊界は信じているが宇宙人は信じていない人もいます。そして、霊界も宇宙人も両方とも信じていない人もいます。両方信じていな人が今の日本では、ほとんどではないでしょうか。

 目に見えるものや科学で証明されているもの以外は、一切信じない人というのが、今の日本では大多数だと思います。
 科学で証明されないものは、全てオカルトということで、全然信じていませんし、霊界を信じている人や神を信仰している人を馬鹿にする傾向が強いと思います。

 ただ、そういう人が友引に告別式をやろうとすると、怒りますし、とても批判します。霊界は信じていないのだけれども、友引にお通夜をやると烈火のごとく怒り出すのです。
 
 日月神示では、仏滅や大安、友引などは関係ないといわれています。また鬼門などの方位も関係ありません。「どの方向でも全て良い」というのが日月神示ですので、鬼門だの裏鬼門を恐れる必要はありません。

 ウチの会社にも、神棚の方角はどちらに向ければよいのでしょうかという質問がよくありますが、きちんと掃除され整頓してあるところであれば、方角はどちらでもかまいませんと回答しています。明るい方角がいいです、とも回答します。

 神や霊界はオカルトだといって批判しますが、友引にお通夜は絶対やってはいけないというのでは、どちらがオカルトだかわかりません。実際、仏滅に結婚式をやってはいけないと考えている日本人は99%ではないかと思います。
 私も息子の結婚式を「仏滅なら式場が安くていいよ」と、強く勧めるかどうか微妙です。息子には、仏滅でも問題ないとは言いますが、あえて仏滅にしろとは言わないかも知れません。

 また、日本にいるアメリカ人もフランス人も、葬式を友引にやっても全然平気です。日本人は恐れていますが、外人は全然平気です。
 仏滅に結婚式を挙げると、不幸が続き、結局離婚してしまうと思っているのでしょうね。そこまで具体的に思っていなくても、何となく恐れているのだと思います。私も日月神示に出会う前までは、そうでした。確かに、外人から見れば、おかしな風習だと感じるハズです。

 なんだか話しがそれてしまいましたが、中矢代表は地底人の話しを快く思わない勢力があると言われています。「闇の勢力」といっても、フルフォード氏のとは違います。キリスト教的に言えば悪霊(サタン)です。

 これら悪霊に使役されている人が、支持者にまぎれ込んで撹乱しているようです。幸い私の周りの日月仲間はみんな普通で、いい人なので問題ありませんが、そんな輩がいたのでしょうね。

 船井氏は闇の勢力の親玉は地球外から去ったと言われていますが、まだまだその子分達がたくさん悪さをしているのだと思います。

 「神、霊界、宇宙人(地底人)、輪廻転生」これらを信じる前と、信じた後では、私の人生観や世界観は180度大転換しました。

 普通の99%の人は、これらを全く信じていないと思います。霊界は信じているが、宇宙人は信じていないというように、部分的に信じている人がいると思いますが、これら5点セットで信じている人は、1%もいないと思います。

 特に、輪廻転生を信じている人は案外少ないです。キリスト教は、輪廻転生とは言ってませんので、死んだら霊界に行って、もう現世に転生することはないと言います。仏教は輪廻転生を言う宗派もありますが、創価学会などはどういう理論なのかは分かりません。

 この5点セットを信じる前より、後のほうが安心感は増したように思います。死んでも魂は消滅することなく、霊界に行くというのは、心を落ち着かせてくれます。更に、何度も転生するとなれば、あの時は選択が間違って大きな失敗をしたな、と後悔する気持ちも、修行や体験だと思えば、落ち込むこともなくなりました。

 闇の勢力(悪霊)とすれば、この5点セットを信じさせない方向に持っていきたいと考えているようです。人間が真実を知ることを阻み、不幸になり易くさせるのが、悪霊ですから。

 人間は真実を知ることで、180度変わります。私がそうでした。日月神示などにより、真実を知った後は、希望が湧き、やる気も出て、ミロクの世を実現したいと心底思えるようになりました。悪霊とすれば、そんなに希望を持ってミロクの世を作られては困るわけです。
だから色々と邪魔をするのだと思います。

 幸いにもひふみ農園にはそういう変な人はいませんので、安心ですが、最後の大峠を今まさに越えている最中ですので、今後変な人が出て来る可能性もあります。
 一人変な人がいると、その会が汚染されて、バラバラになってしまします。それは避けたいと思いますので、中矢代表の言われたチェック項目をもとに、注意していきたいと思います。 


 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/