北陸加賀温泉郷の粟津温泉へ行ってきました。
今回も格安料金で泊れました。
旅館「のとや」がFacebookで「いいね」の1万回達成・感謝プランをやっていました。
北陸の企業の中で一番に到達したことを感謝するもので、10月末までの宿泊が10,500円で泊れるます。
イメージ写真で見る料理は良さそうな感じだし、感謝プランなので、安くても悪いはずはなかろう!
そう思って、10月28日(日)の宿泊を申し込みました。
日曜日に起きると、既に雨。
前日までの快晴が嘘のようです。
晴れていたら早く家を出るつもりでしたが、雨が降っていて楽しめるところは限られています。
日本自動車博物館は行ってみたいところですが、家人は運転免許証がなく興味はなさそう。
ゆっくり、10時過ぎに家を出ます。
松原ICから近畿自動車道へ入り、門真から第2京阪へ。
そこから京滋バイパスへ入るべきなのに、誤って阪神高速京都線へ入ってしまいました。
吹田・名古屋方面という文字が目に入り、一瞬、新名神高速道路と勘違いしてしまったのです。
すぐに気付いたのですが、遅かりし・・・
初めてならともかく、何度も走っているのに間違うなんて・・・
気を取り直し、行きすぎた名神高速道路の京都南ICを目指します。
時間と高速代金の無駄遣いです。
雨が激しくてSAで車から降りる気もしません。
やっと北陸道の南条SAで昼食を取ることに。
食堂でメニューを見ますが、食欲が湧きません。
福井といえば焼き鯖寿司が有名で、売店で色んな寿司や弁当が売っています。
押し寿司の盛り合わせを買って、車で食べることにします。
これが大当たり~!
加賀ICから一般道へ下りても雨は止みません。
そのまま旅館に行くと早すぎるので、「世界のガラス館」へ寄ることにします。
車から降りると、雨は小降りで、空の一部分だけ明るくなっています。
駐車場の奥に処理施設のようなものがありますが、顔の形を模していて、思わず微笑んでしまいます。
こういう遊び心は大好きです。(トップの写真)
世界のガラス館は大きな建物で、中は広くてビックリするほどのガラス器やアクセサリーが販売されています。
天井から大きなシャンデリアが吊られています。
見ているだけでも楽しいものですが、お世話になった方への土産を選ぶともっと楽しくなりました。
隣には加賀お菓子館があります。
試食ができるお菓子が多いので、「買って失敗した!」という可能性は低いです。
着いた早々にお土産物が全部買えて、気分は軽くなりました。
16時に旅館に着くと、観光バスから団体客が降りてくるところです。
詳しく調べずに来たけど、大きな老舗旅館のようです。
ロビーや廊下には、大きな生け花が飾られていて良い雰囲気です。
通された部屋には名前がありません。
同じ階の部屋には花の名前が付けられているのに、何故か二部屋だけが番号です。
それも424号室、あまり好まない数字です・・・
案内板には、特別室・貴賓室と書かれていて、差をつけられているようで感じが良くありません。
お風呂は、まさに大浴場です。
100人が一度に入っても、余裕のある広さです。
夕方と真夜中、明け方の3回入りました。
風呂へ向かう廊下には「温泉通り」と名前がつけられていて、癒しの空間があります。
自分でネイルをするコーナーもあります。
水が流れているところには、素晴らしい生け花がありました。
宿の共有部分は、上手くコーディネートされています。
いたる所に花が飾られ、癒しの空間が設けられています。
これなら料理も期待できそう!
ところが、一番の楽しみだった料理の味付けが好みではありませんでした。
昆布やカツオで取ったダシの味がせず、塩からいだけ・・・
雪国では味が濃いと聞きますが、この辺りでは普通なのでしょうか?
部屋食でしたが、一度にドカンと持ってこられるのは・・・
茶わん蒸しと天ぷらは少し遅れてきましたが、熱々、揚げたてが食べたかったですね。
「旅亭懐石」の看板が泣いていませんか?
料理を味わってもらおうという愛情が感じられないのが残念でなりません。
1万円の料金で、あれこれ言うのはダメでしょうか?
綺麗な花に彩られた宿で、接客の良さを感じるだけに、改善して欲しいですね。
キャンペーンに釣られたとはいえ、旅行に出られたことに感謝しよう!