ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

Jazzと薔薇

2011-11-15 23:59:00 | 音楽、映画、芸術


13日の日曜日、ジャズコンサートへ行ってきました。

このコンサートは、「チャリティージャズメッセ」として30年にも及ぶ歴史を持った素晴らしい活動です。
ミュージシャンや個人・団体の善意の輪によってジャズコンサートが開催され、その収益金を障害者の事業所などに寄付するというものです。

       

このコンサートのことは全く知らず、今回が初めての参加です。
ところが、今回をもって休止するとのことで、とても残念に思います。

コンサートは、天満橋駅近くのエルシアターの大ホールで15時に開演です。
900人定員の会場は、満席で熱気が感じられます。

第一部の初めは、スペシャルバンドでの演奏です。
ピアノトリオ+パーカッション+管楽器3本の7人編成によるものです。
トランペット、サックス、トロンボーンが、良い音を聴かせてくれます。

 

写真撮影OKということで、演奏の邪魔にならない程度にシャッターを押します。
気持ちの良い演奏と撮影ができることで、にんまりしながら聴きます。

       

その次は、ドラムと2人のピアニストによる「楽しい音楽会」です。
フラフープまで登場する、趣向を凝らした楽しい演奏でした。


第二部の最初は、ドラムアンサンブルです。
昨年の夏に聴きに行った「ドラムラインLIVE」を思い出す楽しい演奏です。
4人の奏者が打ち鳴らす打楽器の掛け合いが、心地よさと興奮を呼びます。



                            

         
                ドラムを叩く女性

最後は、女性ジャズシンガー4人の登場です。
いづれの方もジャズメッセと深く関わりのあったようで、休止されることの残念さと、これを引っ張ってきた中心の朝倉聖氏(Dr)を讃えるコメントが印象的でした。
初めての参加でしたが、朝倉氏の長年にわたる障がい者への思いと努力が感じとれました。

       

 

安ますみさんのボーカルに感動しました。
「スマイル」というナットキング・コールで有名な曲です。
「悲しい時こそ笑ってごらん きっとイイことがやってくるから・・・」というような意味の歌詞です。
心の奥に響く彼女の歌声に、目頭が熱くなりました。
これぞジャズシンガーだ!と言わせる魂のこもった詩でした。

3時間にも及ぶコンサートは、大満足のうちに終わりました。
早く再開されることを、心から望んでいます・・・





この会場のほど近いところに、中之島公園のバラ庭園があります。
まだバラの見頃なので、ご一緒したチューリップさんと開演前に寄ることにしました。

  
     天満橋から中之島公園を望む

紅葉が・・・壁面緑化の蔦が秋の装いをはじめています。

        

お天気も良くて、芝生には大勢の方が寝っ転がっています。
お散歩のワンコも気持ち良さそうです。

      

    

春のバラと違って花の数は少ないですが、十分に綺麗な花を咲かせています。
チューリップさんは、お気に入りの二眼レフカメラを持参しています。
二眼レフカメラは、幼い頃に親父が借りてきて、撮ってくれた思い出があります。

実際に撮るのは初めてですが、その難しさにおどろきました。
上下左右が、逆に動かさないといけないのです。
覗いた像を左に持っていきたい時には、右にカメラを動かします。
やってみると、これが戸惑ってしまうのです。

1枚撮るのに随分と時間が掛かりました。
構図を決めて、ピントを合わせるだけで、汗だくになります。
やっと撮った1枚の写真が、これです。
            
               
     

            


一眼レフを持ってきたので、ポートレートも撮りました。
せっかく明るいレンズを持ってきたのに、交換するのも忘れるほど夢中で撮りました。

          


      

      


          

ポーズを指示しなくても、ご本人がとってくれるので、ただシャッターを押すだけです^^@
久しぶりのポートレートですが、表情のあるものを撮るのは楽しいものですね。