蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

鶴、つる、ツル。

2007-05-31 12:06:21 | 愛媛FCのこと

なんて、殺生な。
ただそれだけしかいえない。
リハビリ込みで8ヶ月、それでもフルフォームに戻れるかどうか保証がない。
もしかしたら此処でさようなら、という危険性も。
・・・試合での状況で起こったことだから、誰も責められない、責めちゃいけない。

そりゃ、クリーク&リバーが一枚かみ出してから鳥栖のサッカーが「粗く」なった、
ということはわかっていたし、なんかまずいぞ、というのを5月の九州ダービーで
感じていた。
「粗いサッカー」=「闘争心がある」と考えられている分余計に、
というか、「粗い」サッカーやらへんと上には勝ちあがれないのか?
そうだったら、俺らスタンド廻りは「相手の足折ってでも勝て」とピッチ廻りに
要求するべきなのか?
なんか、自分的には複雑で、選手の気持ちを考えると心苦しい。

われらが愛媛や福岡蜂が「粗い」サッカーに苦しみ、負け続けているところを
見るたびに、いつも考え、思っている。
いつかはこの放浪記でも話をしなければいけないかなぁ、というところに
千島選手の大怪我が飛び込んだ。

相手のエース級をああして「潰した」、その人はこの怪我がきっかけで
永遠にサッカーができなくなった、というか日々の生活に支障が出た。
怪我をさせたほうはそのあとぐんぐんと天辺まで登りつめた。
いまや、人気、実力ともに有数なチームになっている。
・・・それが果たして「幸せ」なのかなぁ、というか幸せなのでしょう。
ああ、自分も人を潰してまでも上に上がりたかったなぁ、糞。
そんな力もなかったことが悔しい。

「負け組」は永遠に負け組、という現実を知らされることが一番つらいのです。

鶴。



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