蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

「柿」を追いかけて。(その序)

2011-10-19 00:23:38 | Hiroya's Note

 期せずしてそうなった、というべきなのか、どうなのか。
すべてのお話は夏の入口、変ななんだかんだに
イリイリしていたとこから始まる。

 ちょうどその時、え+から「柿喰う客」の新作が東京と大阪でやりまっせ、
プレオーダーは如何ですか、とメールが着て、ちょうど日程が
10月のサッカーの「代表週間=天皇杯週間」に大阪公演が引っかかって、
久しぶりにニンスタでうぃあー愛媛をしようかな、なんて軽い気持ちで
パソコンの前に座ってポチッと。

 それからまあ状況が大変なことに。
イリイリしていたとこからその後の九州演劇サマーミーテイングと
甘棠館ショーマンシップインプロ、そののち鹿児島ノヴァ刺の流れが
記憶と感覚が飛んで18時に鹿児島に着く新幹線を取ったことを
乗車券引取ってから気が付き、その前の無理無茶がドカンと来て
慌てながら後処理をして、ということがあって、プレオーダー締め切り前日に
柿喰う客のプレオーダーを取り下げて、この件はお仕舞い、ということにした。

 で、INDEPENDENTの大阪集結を見て、福岡より抜きを観て、
礼央さんにすまね、と話をして、えだみつフェスの日程の按配をして、
柿喰う客の方々と八幡鋼鉄のバスツアーという面白いことが
会社の休みにあるなんてなんという天の配剤、ということがあって、
それからなんばしすたーずの日程を組んだらInnocentSphereが
広島に来るらしい、自分がそのカンパニーを初めて見た
「リュケイオン」のすぐ後に演った「獅子吼」を持ってくる。

 ・・・2週間連続で大阪、広島と回るのはあまりにも効率よろしくない。
おまけに代表週間は秋の黄金週間、おまけにびくドンが九州での
会社の浮沈を掛けた「天神進出」という大事な時期、穴は開けられない。
そこを起点に日程をバラして考えた。

 金曜日に枝光でなんばしすたーず、ここはどうやっても動かせない。
で、元の予定が土曜日夜に広島でInnocentSphere、日曜日には
仕事に入らなくちゃいけないことを考えると色んな意味でキツイ。
ということで日曜日は有給を取ろう。
・・・そうしたら船で松山に渡ってうぃあー愛媛ができる、という誘惑。
がだ、演劇を「手段とし、わざとすべにしている」という基本原則に
透かしてみれば、演劇で有給を使うのはあり、けれどサッカーで
有給を使うのはいかがなものかと。

 そのぐるぐる回りが幾重にも続き、グニャってたところに福音が。
柿喰う客の新作、愛知長久手でもやりまっせ。
お値段お安めで、しかも全席自由、更には金曜夜、土曜昼と変則日程。
・・・ん?土曜日昼、ということは広島の日程を動かせばどうにかなる、
問題は名古屋から広島までの足。
新幹線は緊縮財政のためハナから不可、近鉄アーバンライナーで
大阪まで出て、それからも考えたがぎりぎりの時間帯で動くのは好きじゃない。
とにかく名古屋から広島までの夜行バス、早割りがとれたら話を動かす。

 ま、結果早割21は取れず、早割14が取れたんで広島の日程を
日曜日に移動して、柿喰う客の手配をして、ひと通り日程が上がった。
ハードな状況でも私にはコナスポの全国会員がある、グランサイズじゃないけれど。
場所を探して、合間を見てトレーニングして、広島もグリーンアリーナの
トレーニング室の減免申請出して、そのついでにPASPYの割引申請を
できるような段取りをInnocentSphereに行く前に組めるわけで。

 回りまわって柿に助けられた。 という展開だ。



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