蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

久しぶりに、ガス抜き。

2008-12-28 20:43:25 | Hiroya's Note

・・・いやぁ、ここ数ヶ月とまってたことばかりで、
  妙に心がぶっ壊れて大変だった。

でよ、年も終わりになって、どこかいきたいな、
「第三者的」な立場でサッカー見たいな、というか、
お金と時間が会わなくて行けずじまいになっている
Jユースの決勝に今年は行かないと、ということで
結果追っかけたら久しぶりの大阪ダービー、行くしかないでしょ。
前の日にいろいろ話と仕事をけりつけてバスを予約して、
宿を予約して、行ってきました。

・・・よかった。
  というか、いい雰囲気だった。
トップのほうは土曜日とおんなじ4-2でガンバが勝った2005シーズン、
長居の後からどっちが作ったかよくわからない妙な雰囲気が
スタンドを覆っていて、運営が介入しないと危ない状況になってしまう。
ゆえにユースの試合でも、ご丁寧に入場ゲートとサポ席を分け、
メイン真ん中の「まったり観戦用非武装中立地帯」を作ってもしもに備えてる。
それにしても寒いなぁ、こないだ見に行ったときは雨降ってたから
それよかましだな。

試合は「殴る」ガンバと「組んでいく」セメント桜というトップとおんなじ構図に。
雨が降っていたら早い段階で桜のセメントが崩れて後はガンバがぼこぼこに
ぶん殴って大量得点、というパターンなのですが、晴れていると
セメントがいい塩梅に効いてきて殴りが無力化する、
そうなるとどう転ぶかわからない。
そんな感じでガンバの殴りが中途半端なところを突いて
先制するところまではよかった。
けれど、桜はその後肝腎なところでPKをとられて、ここからセメントが崩れている。
突き放しても崩れてしまっているから追いつかれて、また殴られる。
しかし、戦う姿勢がよく出ていたし、ヒューズが落ちることもなかった。
というか、桜大阪が「セメントスタイル」で貫き通すぞ、という
「意思表明」を見せていたことにこの試合の意味がある。
「がちがち」に相手の攻撃、守備すべてを「組んで受けて、組んで受けて」を
愚直なまでに90分間やり通して、相手を無力化するやり方を選んだ、ということ。
来シーズンは才ある子供たちもたくさんいることだし、
セメントを貫き通したら桜大阪はJ1に戻れるよ。

ガンバはまた上への段組をひとつ上がった。
後は来シーズンからのルート取りをどうもって行くか、
「次なるターゲット」をどこに持っていくか、それがすべて。
せっかく万博の売店にホテル阪急さんが入っているから、
万博のガンバ戦プラチナ席ペアに阪急ホテルグループの
利用券2000円分をつけて、現金1万円、
そこのグループポイント1000ポイントと交換とか、
そういう仕掛けができないものですかねぇ。