鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

特別代理人,家事事件手続法

2015年11月30日 | Weblog

 11月23日に開催された,ブロック別研修会で,次の条文があることを知りました。
「裁判長は、未成年者又は成年被後見人について、法定代理人がない場合又は法定代理人が代理権を行うことができない場合において、家事事件の手続が遅滞することにより損害が生ずるおそれがあるときは、利害関係人の申立てにより又は職権で、特別代理人を選任することができる(家事事件手続法19条)」
 成年後見制度は,その制度の重さ故に,利用しにくいと指摘されることがある。できれば,遺産分割のためだけに成年後見制度が利用できないか,という意見もある。この条文を知ったときに「おやっ」と思った。
 しかし,成年被後見人が財産を取得するような遺産分割なら,その分割後に財産を管理するために後見人が必要であるし,被後見人の財産が0になるような遺産分割を裁判所が認めるとは考えにくいので,どのような場合に(成年後見制度についてですが),実際に特別代理人が選任されるのか,興味深い所です。
 竜ヶ水付近からみた桜島。鹿児島霧島間って電車で行くと意外に近い。

          でも単線なので,停車時間が長い!復縁になれば,時間は半分くらいになるのでは。

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晩秋の桜島

2015年11月28日 | Weblog

 

段々寒くなり,空気がきれいになると,桜島が近くに見えます。
こうやって眺めると,本当に美しい山です。
これで,噴火さえしなかったらいうことないのですが……

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2015年11月26日 | Weblog

 今朝8時過ぎに西の空に,それこそ立派な虹を見ました。なんときれいな半円を描いた虹で,色も橙,黄色,緑,紫と鮮明でした。こんな立派な虹を見たのは何年ぶりだろう。
 これこそシャッターチャンスだったのですが,今日に限ってカメラを持参していなかった。残念。カメラを置いて出たことを本当に悔やみました。やっぱり,カメラはいつも持ち歩かなくてはいけませんねー。
 このところ日本の航空機産業は,虹色の明るいニュースが届いています。国内発の国産初のジェット機、MRJ(三菱リージョナルジェット)が初飛行に,国内初の商業衛星を乗せたロケットH2Aの打ち上げに成功しました。
 日本の空の未来は明るいのですが,中近東は相変わらず緊迫しています。トルコの戦闘機がロシアの戦闘機を撃墜したことが報道されました。
 軍用機が領空を侵犯したのか,あるいはしなかったか,両国の主張は違いますが,パイロットは無事だったのでしょうか?。新たな争いが生じたことは残念なことです。 
 科学が,人類の幸福のためだけに利用される日が,果たして来るのだろうか?

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勤労感謝の日に歩きながら考えたこと

2015年11月24日 | Weblog

 昨日,散歩に行くのが少し億劫になり「止めようかな」と,チラッと思った。そう昨日は休みだから,そのままテレビを見続けることもできたのである。
 平日は「時間がない」という理由でサボることはあっても,「億劫だから」という理由でサボることはあまりない。
 試験勉強をしなければならない段になって,いきなり机の片付けをしたことがある人は結構いるのでは。ムム,これは嫌なことの先延ばしである。
 なるほど,仕事に比べると散歩はとても気楽な時間であり,勉強に比べると机の後片付けは,なんの緊張も伴わない作業である。では,暇なときに机の後片付けをするかというと,暇なときはそれさえ面倒である。
 以前読んだ村上春樹さんの本には,村上さんは,1日に1時間走ると書いてあった。サラリーマンが,満員電車に揺られて仕事場に行くのに比べると,一時間走るくらい,大したことではないからと。
 この考えはとても参考になります。何か気乗りのしない作業をしなければならないときに,「あの辛い作業に比べれば,これくらいの作業は何でもない」と発想の転換ができれば,大抵のことはやり通せるかも知れません。
 ナンテね! 

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暖秋です。

2015年11月20日 | Weblog

 

 暖秋である。深まりゆく秋に冬の訪れを感じる今日この頃ですが……,などとはとても書けません。ウ~~ム,暖かい!
  私は寒がりなので,冬の訪れが遅くなったり,暖かかったりするのは歓迎しますが,生産農家や電気店,衣料品店の方々は大迷惑でしょうね。そう,冬は寒く,夏は暑いのが多分世界の人たちに幸福をもたらすのでしょう。
 
 ところで,先日ある宴会の席で話した男性の方は,ここ数年ご両親の介護で苦労されているという話をなさっていました。両親の介護をなさる本人も偉いですが,奥さんは更に偉い。頭がさがります。

 2,3か月前に話した女性の方は「やっと子育てが終わって,これで自分の時間が持てると思ったら,今度は親の介護です。なかなか自由になる時間ってとれないものですねー」とにこやかに話された。

 人生って,その歳相応の悩みや苦しみ,あるいは喜びを感じながら歩んで行くものですね。  

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さだまさしコンサート風の軌跡 鹿児島市民文化ホール

2015年11月18日 | Weblog

  記事とは関係ありませんが,秋のひまわりです。

 さださんのコンサートに行きました。久しぶりです。何年ぶりだろう……??
 ここ数年,さださん関連では,『ラストレター』と『ちゃんぽん食べたかっ!』は読みましたが,『ちゃんぽん食べたかっ!』と『天皇の料理番』は見ていません。
 
 コンサートの初めに歌った曲は『君のふるさと』♪国道沿いを西から東 僕の車は君のふるさとを ♪懐かしい~~。
 続いて『ほおづき』♪想いでのほかに ひろったものは 誰かが忘れたほおづきがひとつ♪あの頃は別れの詩が多かった。
 『無縁坂』時々カラオケで歌ってます。♪運がいいとか 悪いとか人は時々口にするけど♪
 『主人公』♪あなたの人生の中では 誰もが皆主人公♪さださんの曲で一番人気があるそうですが,確かに何度か励まされました。

 ♪ 風花がひとひらふたひら 君の髪に舞い降りて そして紅い唇沿いに……♪
『晩鐘』幸か不幸か,このような文学的な別れは経験がありません。

 コンサートの最後の曲が『風に立つライオン』でアンコール曲が『療養所(サナトリウム)』でした。

  懐かしい曲や最近の曲など,何曲歌ったのだろう?大変充実したいいコンサートでした。帰って食事の後,オンザロックを飲もうとしたが,アルコールが強すぎて飲めないので,水割りにしました。♪飲めもしないで 用意だけさせて♪『セロ弾きのゴーシュ』。
 「ロックはハードボイルドだな,しかしこんな強い酒誰が飲むんだ」と思っていたら,目の前でサッカーを見ている大学生の息子がゴクリ,ゴクリ。ヒィッエッー こんな身近にロックを飲む奴がいたとは!

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白谷雲水峡

2015年11月15日 | Weblog

 屋久島といえば,なんといっても白谷雲水峡である。平成3年と,25年と今年で3度目になる。白谷雲水峡の魅力は,うっそうとした森の下を流れる白谷川が身近にあるところだろうか。水の流れる音を耳にしながら山を登って行くと,不思議と心が落ち着く。25年に「今度来るときは,弥生杉を見に行こう」と心に決めていた。弥生杉だけを見るのであれば1時間半もあれば十分なので,その前に二代大杉,三本足杉,三本槍杉,奉行杉のある地点まで行くことにした。

 30分ほど歩いただろうか,二代大杉の地点で12時を少し過ぎていたので,偉大な杉を見上げながらおにぎりを食べる。屋久島に行く前日,妻に「明日,屋久島で山に行くからおにぎりを作ってよ」というと「あんた,仕事じゃないのね」と訳の分からない返答で,おにぎりの話は消えてしまった。人は何とかして,労力を惜しもうとするものである。
 白谷雲水峡に来る人の多くが苔むす森を目指していて,その多くが二代大杉の前を通るルートではなく,横川歩道を歩くルートで行く。その方が時間がかからない。そのために,さつき吊り橋を通り過ぎた辺りから人の姿はまったくなく,動くものといえば,苔を食べている鹿だけである。光を通さぬ山の中に一人だけというのは,実際,少々心細いものである。

 ところが,おにぎりを食べ終わったと,男性2人と女性1人のグループが,二代大杉に到着した。グループの1人と簡単な会話を交わした後,三本槍杉に向かった。地図には三本足杉まで500メートルと記してあった。平地の500メートルなら,難なくあるける距離であるが,,山道の上り下りは,なかなか骨が折れる。20分ぐらい歩いただろうか,どうも道らしい道がない。登山道を示す赤いリボンも見当たらない。
 道に迷ったかも知れない思い,来た道を引き返すと,先ほどのグループの1人が「三本足杉ありましたねー」と声をかけてきた。なんと,下ばかり見て歩いていたので,看板と三本足杉を見落としていたのである。
 数日前に見たテレビで,登山の達人が「登山をするときは,5歩歩いたら前をむくことが大切です」と話していたが,そのとおりである。下ばかり見て歩くと,周りが見えなくなる。テレビを見たときは「まさか下ばかり見て歩く登山者はいないだろう」と思ったが,そのまさかが自分になってしまった。

  思ったより時間がかかったので,三本槍杉,奉行杉を諦めて,紀元杉を見て帰ることにルートを変更した。弥生杉の前に来て初めて分かったのですが,弥生杉を正面から見ることはできません。「正面から見ると,杉の機嫌を損ねてしまうからです。」というのはジョークです。 たまたま居合わせたガイドさんによると,「以前は正面から見られるようにしていたのですが,木をナイフで傷をつけた人がいるんです。それから(コースを変えたので),正面から見られなくなりました」とのこと。1人の心ない登山者が多くの方に迷惑をかける。残念なことです。
 

 弥生杉の見物コースは約1時間で,道もとてもきれいに整備されています。「ここまで整備していいいのだろうか」と思うぐらいです。「弥生杉は,ハイキング気分でもOK!」なんて書くと怒れるでしょうね。山の天気は変わりやすいだ。そんな軽装で来られては……とか。
 名のある 屋久杉はどれもこれも雄大です。縄文杉は,さらに雄大なんだろうか?体力のある内に見に行きたいと思う。

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屋久島の滝

2015年11月12日 | Weblog

 千尋の滝

大川の滝

 屋久島は,面積のおおよそ90パーセントが山で占められており,1000メートル以上の山が45座もあるという。なんと桜島級の山が45座,そりゃ川も滝も多いはずである。
 屋久島二日目は千尋の滝に向かった。ナビに千尋の滝と入力するとそれが出てくるのに驚いた(意外と,これって普通のこと?)。ナビの案内で車を走らせていたが,途中,案内版とナビの示す方向が違う地点に遭遇したが,迷わず案内版にしたがう。       
 千尋の滝は落差66メートルであるが,遠くから眺めるているためか,それほどの迫力を感じない。しかし,滝の左側にそびえる花崗岩はものすごい迫力である。この花崗岩が一枚岩というから,言葉を失う。これほど大きな花崗岩を初めて見たが,今後も見ることはないと思う。
 千尋の滝の後は,トローキの滝に寄り,今度は大川の滝に向かった。大川の滝と書いて,「おおこのたき」と読む。まったく地名は難しい。
 大川の滝は,落差88メートルで日本の滝百選にも選ばれているという。残り99の滝はどこだろう。華厳の滝と,滝川クリステルと‥‥  
 大川の滝は間近で見ることができるので,その迫力に圧倒され,しばし見とれてしまう。この流れ落ちる水のエネルギー利用して,ほかのエネルギーに転換できないかと考えたが,水力発電以外は思いつかない。なんと小学生と同じレベルである。
 屋久島には,樹齢1000年を超える屋久杉が有名であるが,この滝もなかなかのものです。屋久島を訪れた方は,是非お立ち寄りください。千尋の滝もお忘れなく。   

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西部林道から口永良部島を望む

2015年11月09日 | Weblog

 

 縄文杉や宮之浦岳で有名な屋久島は,周囲130キロメートルの島です。周囲が130キロですから,滝を見ながらゆっくり走っても,5時間もあれば十分走れると走る前は考えた。
 島の南西に位置する大川の滝を見た後に改めて走るルートを考えた。今来た道を宮浦港まで引き返すと90キロの道のり。西部林道を走ると永田いなか浜まで,ナビによると29分と表示された。
 西部林道についてガイドブックには「道は狭く蛇行しているところが多い。運転に自信がない人は行かない方がベター」と書いてあり,種子島の人からは,「車が離合できないらしいね」と言われた。確かに林道の入り口には「夕方5時以降の通行を禁止する」との看板が立てられていました。

 自分自身決して運転が上手いとは思っていませんが,まぁ初心者でもないから大丈夫かな,と思った。しかしこの考えが大きな間違いであることが,わずか20分後に判明した。 この西部林道,とにかく道が狭い。おまけに数百メールの山の上を走るので,左を見るとその高さに思わず漏らしそうになる。何しろ道が狭くおまけに曲がりくねっている。おまけに薄暗い。数十メートル走って,車が一台やっと離合できるかなぁ,という道が延々と続く。距離にすると恐らく十数キロだと思いますが,感覚的にはその何倍も走った気がしました。
 もし私がガイドブックを書く立場にあれば,こう記します。「狭くて曲がりくねった道が十数キロ続きます。対向車が来たときは,蛇行した狭い道を数十メートル正確に走行できる自信のある人以外は走行しないことをお勧めします。観光旅行に来て,何も恐い思いをする必要はありませんから」と,書きます。

 幸いにして,その西部林道を抜けるまでに1台も対向車がなかったので良かったのですが,ずっと対向車が来たらどうしようとばかり考えていました。で,少し広い道や明るい道に出たら,ほんの一瞬瞬間だけ心が安まった。あの緊張感,まだ鮮明に憶えています。
 ガイドブックに書いていたとおり,結構な数の猿と出会いました。立てられている看板は「動物に注意」「落石に注意」「倒木に注意」。どの看板も全然嬉しくありません。

 さてさて,今度どこかに行くときは,「美女に注意」という看板があるところに行きたいものです。猿よりは美女の方が……そんな場所があればですが…………写真は,西部林道を少し抜けた所から眺めた,口之の永良部島です。遠くからは,穏やかな島に見えます。

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平成27年 文化の日

2015年11月03日 | Weblog


 秋の深まりともに,布団のぬくもりが名残惜しくなってきました。
 「おはら祭り」は前夜祭だけでよしとし,秋の気持ちの良い日差しに誘われて県庁の庭に1人でピクニックに出かけました。ピクニックというとオシャレに聞こえますが,実はコンビニで弁当を買って,池の畔で弁当を食べただけです。
 妻に「一緒に行こうか」と誘ったら,「さっき風邪薬を飲んだばっかし」という返事。
 返事がかわいくなかったので「で,行くの,行かないの?」と重ねて訊くと,「だから,さっき風邪薬を飲んだばっかしと言うでしょう」と前にもましてかわいくない返事。まぁ,二度も訊くほどのことでもないのですが……
 
 お昼少し過ぎに到着しましたが,同じように考えていた人が,あと二組いました。一組は親子連れで,残りの一組は女性同士の二人組。
 子供が小さい頃は,この庭で弁当を食べたりサッカーや野球をしたのですが,それも今は昔。子供の成長って本当に早いですね!
 県庁の入り口の近くには,ハイビスカスとブーゲンビリアが色鮮やかに咲き誇っていました。おまけにアオスジアゲハ蝶まで飛んでいて,まるで奄美にいるような風景です。のどかな秋の日,良いですねー。

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