60歳を過ぎても若い頃と同じ様な食生活を続けていると、糖尿病、脂質異常、高血圧をはじめ脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病のリスクがあがると著者は言う。
一方、年をとってきたからといって素食にすると、筋肉や骨の量が減って運動機能に問題を起こしたり、疲れやすくなったり、心身の状態に支障をきたしたりするとも言う。
また、今では食事をとときは野菜から食べるいうことは、既に常識になりつつあるが(ここは私の発言)、著者は、60歳を過ぎたら、「野菜ファースト」を止めて「肉や魚、卵大豆、大豆製品から食べる「タンパク質ファースト」に切り替えましょうと言う。
それは、野菜でお腹がいっぱいになっておかずを食べなくなると、タンパク質の摂取量が少なくなると、筋肉の量や質が低下し「フレイル」を招きやすくなると説明します。
巷には、一日一食が、あるいは一日二食が体に良いという本もあふれているが、著者は、一日三食主義で、朝ご飯もしっかり食べる派である。
「ま・ご・は・や・さ・し・い」を実践している方もいると思うが、著者が考えた合い言葉は、「か・き・く・け・こ・や・ま・に・さ・ち」です。それは、海藻・きのこ類・果物・鶏肉(卵)・穀類(芋類)・野菜類・豆類(種実類)・肉・魚・チーズ(乳製品)です。甘いもの以外、主な食材は全部入っているような。
健康になりたいのは皆さん一緒ですが、さてどちらを実践しましょうか。
今年は紫陽花が大きな花を咲かせた。
5月、咲き始めの色は白に近く、あまり美しいとは言えなかった。
6月に入るとだんだん青色が強くなり、一般的なイメージの紫陽花の色に変わった。やはり紫陽花はこうでなくては、と思うのは私だけだろうか。
それが、6月も終わり頃になると。青色の紫陽花の中に、赤みを帯びた紫陽花が顔を出すようになった。白、青、赤ととても華やかになった。花を眺めるのがより楽しくなった。
元々は鉢植えの紫陽花が、鉢の底から根を伸ばし、地植えになったものである。正直ここまで育つとは思ってもいなかった。
そんな紫陽花も梅雨が明け、連日の猛暑が続いたせいで、花は白っぽくなり、水分が抜けたようで生気がない。乾きかけの雑巾の様である。
例年、7月いっぱいは花を楽しめたと思ったのだが……
今日は久しぶりに雨が降った。台風は嬉しくないが、雨は嬉しい。これで花も生き返ってくれるだろうか。 紫陽花のためにも農家さんのためにも、雨が降って欲しいと願う、令和4年の7月幕開けである。