鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

箱崎宮前駅

2014年09月30日 | Weblog

  写真と記事は関係ありません。

 少し前の南日本新聞に,甑島は,古文書には「こしきしま」と書かれていたのでこれまでの「こしきじま」を「こしきしま」にするという呼称変更の手続きを,行政機関がしているとの記事が掲載されていた。
 私の感覚からすると「こしきじま」の方がぴったる来ると考えるのだが,地元の人たちはこのニュースを,どのように受け止めているのだろう。

 昨日福岡法務局箱崎出張所に行った。インターネットの情報によると,JRの箱崎宮駅から徒歩3分で,地下鉄箱崎宮前駅から10分と掲示されていたので,天神から地下鉄で,箱崎出張所に向かった。
 そこで驚いたのは「箱崎宮前駅」の呼び方である。箱崎宮の前の駅だから「はこさきぐうまええき」かとおもいきや「はこさき みやまええき」であった。
 すなわち三文字のときは「はこさきぐう」で,これが五文字になると「はこさき
 みやまええき」に変身するのである。

 初めは「はこさきぐうまええき」じゃないとおかしいだろうと思っていたのだが,次第に(わずか二日間であるが)「はこさき みやまええき」がしっくり来るようになるから不思議である。
 
 そういえば「確定前の根抵当権」を「かくていまえの根抵当権」と呼ぶ人と「かくていぜんの根抵当権」と呼ぶ人がいるが,果たしてどちらが正しいのだろう。
 日本語は音読みと訓読みの違いがあるので,幾つになっても難し~~~い。

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9月の土曜日

2014年09月28日 | 心のもちよう,思い出

 写真は茶花海岸の浜昼顔です。

 昨日は理事会があった。会議は通常午前午前10時から午後時まで行われるのであるが,昨日は珍しく,定刻より少し早く終わった。こういう会議が早く終わるとなんだか儲かった気分になる

 先週は与論に帰省していたが,その前の週の9月13日土曜日は研修会があり,日曜日は福岡で全件委嘱に関する研修会のようなものがあった。12日金曜日は午後1時から支部長会があった。

 その前の週,9月6日土曜日は午前中の研修部会と午後からの研修会が次男の運動会と重なった。分身の術が使えるのであれば同時に2カ所に参加するのであるが,生憎その術が使えないので,車であっちに行ったりこっちにいたりしていた。
 9月5日は午後3時から研修部会があり,9月7日の午前中は部長会があった。

 なんと,9月に入ってのんびりした土曜日を過ごしたのは先週だけであった。
 考えて見ると,司法書士試験に合格した後結婚するまでの数年間は,土日は暇で暇で仕方がなかった。当時は今の様に研修会もなければ,不幸にして交際している彼女もいなかった。
 あの,暇で暇でしょうがなかった土日の時間を少しおすそ分け,もしくはシェアーして欲しいと考える中高年の秋である。

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秋の錦帯橋で「手をつなぐ」を考える

2014年09月23日 | 季節,時節

 

 晴れ渡った秋空の下,若いカップルが手をつないでいる姿は誠に微笑ましい。
  そんなカップルで,女性の方がうれしそうな顔をして,積極的に男性に体を近づけているときは,「ムム,このカップルは女性の方が,男性のことをより好きなんだろうなぁ」と勝手に想像する。

 一緒に歩いているだけで,いやいや一緒にいられるだけで嬉しい,というのが幸せの基本形であると,常々考えている。
 結婚していない若いカップルが,人前で手をつなぐという行為は,十分理解できるが,では若くないカップルの場合はどうだろうか。

 先々週,友人と二人で(たまたま福岡と山口に仕事があった)岩国の錦帯橋に行った。現在錦帯橋は工事中で,本来の美しさを満喫することはできなかったが,山々に囲まれ,大きな清流の上にアーチ状に掛けられた,錦帯橋は,やはり壮大で美しかった。
 友人と二人で,錦帯橋の方に向かって河川敷を歩いていると,仲よさそうに手をつないで歩いているカップルを発見した。年の頃は,50歳前後である。

 友人に「あのカップルはどんな関係だと思う?」と訊くと「ラブラブの夫婦じゃないの」と素っ気なく答えた。
 簡単な答えであったが,「いくら仲の良い夫婦でも,テレビのCMじゃあるまいし,素面では人前で手はつながないだろう」,と私は思った。
 結婚していないカップルが手をつないで歩くというのは珍しくないが,まさか夫婦がねーというのが,私の頭の中にあった。残された選択肢は,不倫か,中高年になってから最近知り合ったカップルの二つしかない。さて,どちらの方だったのだろうか?
 このように考えると「手をつなぐ」という行為も若者の特権の様な気がしてならない。

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与論島

2014年09月21日 | Weblog

 

久しぶりに与論島に行ってきました。姉や妹と一緒に行ってから7年,仕事がらみで友人と二人で行ってから5年が経過していました。
 5年という年月は,年をとらせるのに十分過ぎる月日で,叔父や叔母に会ったときに,もっと早く帰省すれば良かったと思った。 


 与論島に行こうと思ったきっかけは,今年の沖縄での会議です。仕事と名が付けば沖縄でも喜界島でも数回行く機会があるのに,何故故郷である与論島には行けないのか?
 祖母もすでに他界しているので,「無理をしてまで行く必要は無い」と常々思っていたのですが,仕事をしている以上「少々無理をしないと行くことができない」 「少々無理をすれば行くことができるのであれば,それは行くべきではないのか」と沖縄から帰って思いました。

 本当は従兄弟も集まるお盆の時期に行こうとしたのですが,飛行機がとれず,この時期となりました。でもこの時期で良かったです,飛行機もホテルも希望した日にちがとれるし,価格も安い。それにこの時期の与論島は30度とまだまだ真夏の暑さなので,十分に泳げます。少し泳げば魚と友達になれます。残念なことに言葉を交わすことはできませんが……。
 最も気がかりだったのは台風16号の進路だったのですが,普段の行動が良かったせいか,うまく与論島を避けてくれました。

 でも久しぶりに帰る故郷って,不思議な感覚ですね。  
  「帰ってきたぞー」でもなければ「やっと帰ることができた」でもありません。
正座をして「帰ってきました」と神棚に報告する気分でしょうか……

 

 

 

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トイレの標語

2014年09月21日 | Weblog

 

 トイレの標語,というか男性トイレを汚さないために色んな努力をしていることを世の男性諸君はよくご存じである。
 もう一歩前に出てとか
 そっと手を添えてとか
 目標とする場所に,昆虫の絵が描いていたのもあったような?
 与論のエーコープで,面白い標語を見つけました
 観光地ならではのアイデアでしょうか
 写真を拡大してご覧ください,思わずクスッと

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『中原中也の詩』

2014年09月18日 | Weblog

 

 大学時代の一時期,中原中也を読んでいた時期があった。詩は俳句と同じように読み解くことが困難である。
 以前俳句を作っている人に「俳句は難しいですよねー。言葉数が少ないから」と言うと「読者が,自分の思っていなかったことま,で考えてくれるときがありますよ」と答えた。結局,好きなように解釈すればいいのであろう。 
 社会人になって詩集を手にすることはほとんどなくななったので,『中原中也の詩』は懐かしい友との再会の様であった。中原中也記念館で購入しました。
 あの頃の中也はお兄さんであったが,今の自分から見ると多感な青年に見える。
 『中原中也の詩』は写真集と詩が一体になったもので,詩の背景に写真が写っている。いや,写真の上に詩が印刷されているというべきか。
 秋の夜長は,時に人を詩人にするから恐い!

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それぞれの秋

2014年09月14日 | Weblog

 今朝ドアを開けたらうっすらと灰が降った痕跡が残っていた。今年の夏はほとんど灰が降らなかったが,まさかこれから……
 少し前までは,家の中の電子温度計に表示された似顔絵が,厳しい顔をして熱中症警報を出していたが,今は笑顔に変わっている。見ると気温が26度になっている。
 行楽の季節ですが,そうはいっていられないのがこの商売の辛さ。昨日は午後から研修会で,今日は福岡で昼から講習会がある。
 先週は,土曜日が研修会と息子の運動会が重なったので,あちらの会場こちらの会場と車で移動し,日曜日は日曜日で九州ブロックの部長会に出席していた。
 むむ,これでは家族との時間がとれないが,すでに高校生と大学生になっているので,それぞれの時間の方が大事な年頃になった。
 これで,子供が小さかったら,大変なことになっていたかも知れないのですが。
そういう意味では,それぞれの年齢に応じた役回りがやってくるのかも。
 秋,それぞれの秋である。 

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羽を休めた蝶

2014年09月12日 | Weblog

 

 朝晩の風が大分涼しくなりました。

 朝は蝉の鳴き声を頭上に,夜は虫の鳴き声を足下に聴きながら,散歩をするのは,本当に気持ちが良いものです。

 この時期は,気持ちに任せて歩き回ると,いつもよりつい時間が長くなってしまいます。この心地よい季節が何時までも続くと良いのですが……

 この心地ち良さが,蝶にも伝わったのは,こんな背丈の低いユッカの木で羽を休めていました。こんな光景は幾つになっても良いもんですねー。

 ところで,散歩をするときは,夏でしたら短パンとシャツ冬でしたら,ジャージいう具合に運動に適した服を着用し,足早に歩いているつもりなんですが,時々通勤途中のOLに追い越されてしまいます。

 ん~~ん,歩幅が短いのだろうか?

 

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自殺予防週間

2014年09月10日 | Weblog


 
月10日から9月16日までは,『自殺予防週間』です。
  自殺を予防するために,鹿児島県の主催で,本日鹿児島中央駅で午前7時30分~午前8時30分までビラ配り行って参りました。
 私は,司法書士会員の立場での参加です。
 チラシには,『自殺予防週間』の文字が大きく書かれていたので,これを通行人にそのまま渡すには抵抗がありました。
 つまり貰った人が「私,自殺しそうに見えますか?」と受け取るのではないかという心配です。そこで,私はチラシを見せると共に「呼びかけにご協力をお願いします」と声をかけて渡すことにしました。これで心の抵抗感がなくなりました。
 全国の自殺者数は皆さんご存じだと思いますが,鹿児島県の平成25年度の自殺者数は,ご存じですか。関係者に聞きましたら,362人とのこと。一日に一人の命が失われていることになります。見過ごせない数です。
 ビラ配りは決して楽しい作業ではありませんが,大切なことです。このことにより,一人でも多くの方が,興味を持って頂ければ幸いです。
 それにしても,歩きながらスマホをいじっている人の多さには,改めて驚かされました

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相続税の改正(平成27年1月1日から)

2014年09月01日 | 民法(家族,相続,後見)

 平成27年1月1日から相続税の基礎控除が下がるので,相続税が上がります。
 最近の相続登記の依頼者は,そのほとんどの方が,来年から相続税が上がることをご存じです。
 当事務所を訪れの中には「来年から相続税が上がるので,早めに登記をすませようと思ってきました」と仰る方が結構います。来年から相続税が上がるのは間違い無いのですが,相続が発生したとき,すなわち被相続人が死亡したときが基準になるので,心配する必要はありませんよ,と説明しています。
 
 現在(平成26年12月31日まで)は,相続税の基礎控除は次の通りです。
(改正前)5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)
 来年(平成27年1月1日から)は,次の通りです。
(改正後 3,000万年+(600万円×法定相続人の数) 

 なんと,現在の6掛けしか,基礎控除が認められません。誠に大雑把な言い方ですが(したがって数字は正確ではありませんが),現在相続税の対象になる方は,人口の5%(数字は正確ではありません)ぐらいだが,来年からは,その倍の10%(数字は正確ではありません)くらいになると予想されるとか。
 実際8,000万円だと,「そんなにないだろうな」と思ってもが,5,000万円になると,「それ以上あるかもしれない」と感じられる方は,案外いらっしゃるのではないでしょうか。

 しかし悪いことばかりではなく,「小規模宅地等の評価の減額特例」がこれまで240㎡だったものが,330㎡まで拡大されました。また,居住用宅地と事業用宅地を併用する場合の限度免責が,400㎡から730㎡(居住用330㎡)に引き上げられました。
 
 相続税に関するお問い合わせは。税理士か税務署にお願いします。司法書士は税の専門家ではありません。
 しかし,来年から税が上がるとすると,そのきわどい線にいる推定相続人の方は,「長生きはして欲しいけど,相続税は払いたくない」と少しは考えるのではないでしょうか。でもは相続財産は元々被相続人のものですから,きっぱりと長生きすることを願って欲しい,と改正されても相続税に関係の無い私は思うのであります。 

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