先日長男と二人で初めて湯浦にゴルフに行きました。
子供が小さいころは、子供たちと散歩に行ったり、セミ採りに行ったり、川遊びに行ったりしたが、まさかゴルフをするようになるとは・・・セミ採りはお金がかからなかった・・・
私の場合ゴルフを始めてから20年以上になるが、練習した時間とかコースに出た回数などを考えると、果たしてゴルフ歴何年と言うべきか誠に心許ない。
その点長男は一応大学のゴルフ部に属しているので(「ゴルフ部」とはいうものの、日大などのゴルフ部とは練習量が全然違います)、週2回は練習に行き、月1回以上は本コースに出ています。
時々一緒に打ちっぱなしに行くことがありますが、若さとは恐いもので、昨年の時点で飛距離は、まだ始めて半年しか経っていない息子に追い越されました。
ドライバーのヘッドスピードを測定したところ、私のヘッドスピードが37m/sしかないのに対して、息子のそれは44m/sもありました。
なるほど計算上の飛距離では負けるはずです。息子に言わせると私のスイングは「おじさんのスイングだ」とか「スローモーションみたい」だとか言いたい放題です。
しかし、ゴルフは「上がってなんぼ」の世界。おまけに、実際のティグランドでショットをしてどれだけ飛ばせるかが勝負です。そう、ヘッドスピードだけではおまへんのや。
初めてのゴルフ対決は、7打差で私の勝ちでした。おまけに息子のドライバーをオーバードライブしたことも数回。ヘッドスピードは参考にしかならへんのや。
息子のゴルフの最大の弱点は、第二打のクラブの選択です。息子は自分の現在の技術を考えずに、残り距離でクラブを選択するものですから、二打目でつまずきます。
ドライバでは私より遙かに遠くに打っているにも拘わらず、3打目は私より遙か後方で打つ場面が何度もありました。
2打目のクラブ選択を、残りの距離だけではなく、ライを含め周囲の状況を考慮した上で、自分の技術に合わせて選択すれば、あと10や15は簡単に縮まると思います。
しかし飛距離重視でクラブを選択する本人が、このことに気付くためには、後半か1年はかかるでしょうね。 若さは、諸刃の剣である・・・なんてね。