先週久しぶりに「岩崎宏美」のコンサートに出かけました。
コロナが流行してからは、コンサートに行くのも自粛していたのですが、入場者はマスクを着けるし、来場者同士がが話をするわけでもない。後は主催者を信頼するしかありません。
デビューが16歳で、芸能生活が47年ということなので、やがて私たちの仲間入りです。
さすがにデビュー当時の声ではありません。一曲目を聴いたときには、少し違うなぁと思いましたが、それは当然のことです。10代の少女の声を60代の女性が出せるわけはありません。
でも歌のうまさは変わりませんし、コンサートが進むにつれて、現在の声にすっかり慣れました。
デユエット、ロマンス、未来、熱帯魚、シンデレラハンムーンなど往年のヒット曲のオンパレード。特に感激したのは「思秋期」この歌を生で聴けただけでもコンサートに足を運んだかいがありました。
太田裕美さん、片平なぎささん、細川たかしさんは同期だそうです。デビューが昭和50年ですから、私は18歳の大学1年生でした。木造アパートのとなりの部屋から「デユエット」が聞こえたときには、こんなきれいな声の歌手がいるんだとビックリした記憶があります。
「聖母たちのララバイ」を歌っていたときは、熟練の歌手という印象がありましたが、当時まだ23歳だったのですね。ビックリです。
昭和の歌は良いですね。しばし、紅顔の美少年に返ることができたコンサートでした。