鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

坊津 鑑真記念館

2020年10月31日 | Weblog

 輝津館から鑑真記念館に車を走らせた。途中、見晴らしの良いポイントが何カ所もあったが、明るい内に大浦まで行きたかったので、やむなくパス。
 輝津館から鑑真記念館までは、15分から20分くらいだったでしょうか、2週間前の記憶が曖昧です。
 鑑真記念館の前の駐車場は5,6台くらいしか駐車スペースがなかったが、ネットで調べると、第二駐車場は50台くらい入るらしい。
 鑑真に関しては、「鑑真和上上陸地の碑」https://www.jalan.net/kankou/spt_46343aj2200024163/ を転載します。
「奈良唐招提寺の開祖として有名な唐の高僧・鑑真和上。鑑真は聖武天皇の招きで律宗を伝えんがため、5度の渡航に失敗し失明しながらも東シナ海を渡り秋目の浜に上陸した。時に天平勝宝5年(753年)、今から1200年以上も昔のことだ。」 鑑真館のビデオで、鑑真は、二度も暴風雨で日本に行けず、役人から3度も渡航を禁止され、さらに失明をおして日本に来たことを学びました。
 こんなに頑張った人もいるんだと思い、妻に「お前も頑張れよ!」と言ったら「自分こそ頑張れよ!」と言い返されました。
 人を励ますのは簡単ですが、自分が努力するのは、その何百倍も大変です。 

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坊津歴史資料センター輝津館

2020年10月28日 | Weblog

 歴史資料館が立派な建物に変わっていることに驚いた。今から十数年前、家族で訪れたときには、古い木造の小さな建物であったが、今では堂々たるコンクリートの建物に変身していた。名前も歴史資料館ではなく、坊津歴史資料センター「輝津館」である。
 古い建物の歴史資料館の中に納められていた物についての記憶はないが、今回、建物の生活ゾーンにある、ある道具の名前を見て眼が点になった。なんとその道具には「千すり」と書かれていた。エッと思いつつ、説明書を読むと山芋をすりおろすための道具であると書かれていた。一歩間違えば…… 
 輝津館の海側に渡った道路の向こう側に、文学の散歩道ができていた。十数年前にもあったのか、あるいは最近できたのかは不明である。
 道全体が木に覆われて木陰になった小道を登っていると、梅崎春生の「幻化」と刻まれたの石碑があった。幻化は知らないが、「桜島」は海がきれいな坊津からはじまっていたな、と思いながら更に登って行くと司馬遼太郎の石碑があった。司馬遼太郎はこんな場所にも足を伸ばしたんですね。ビックリです。
 その石碑を下りる道からは、深い藍色の坊津湾と、その湾の周りにそびえ立つ濃い緑の山を眺めることができる。道の両側には松の木が植えられていて、木陰の下を歩いて行くのだが、強い松の香りが鼻をついた。
 初めての道であるのも係わらずとても懐かしいきがした。どうしてだろうと考えていたら、この景色と匂いが奄美の風景に似ていることに気づいた。
 そうか、そうかと、思いつつゆっくりと山道を下って行った。

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坊津

2020年10月26日 | Weblog

 18日日曜日久しぶりに坊津に行った。
 同じ薩摩半島でも、指宿や枕崎と違い坊津は遠いイメージがあるが、中坊までなら、枕崎から20分から30分では着くので、決して遠くはない。
 枕崎のお魚センターで昼食をとり、火の神公園に立ち寄った後に、坊津に向かった。
 枕崎から、坊津に入るとまもなく、「中坊」という集落に入る。その集落の入り口にバス停がある。そのバス停は道を少し降りたところにあるが、標高50メートルくらいはあるのだろうか。距離感、高低感が鈍いので、あまりあてにはならない。
 バス停の近くで車を止めて、港を見るとその眺めがとても美しい。深い緑の山に囲まれた港は、染料がこぼれ落ちたような深い藍色である。また、三方を山に囲まれているので、まるで山々に守られているようでもある。
 港から、少し離れた平地には、昭和の時代に作られたと思われる趣のある家々が並んでいる。ゆっくり眺めたのは初めてであったが、なんだか懐かしい気持ちになった。
 「こんな所で2,3日過ごしてみたいな」と妻に言うと「そうけ?」とつれない返事をされた。何十年連れ添っても、趣味は合わないのである。
 しかし、趣味が合うとか合わないとかそんなささあいなことを気にしていては夫婦生活はなり立たないので、それを気にしないふりをして、「輝津館」に向けて車を走らせた。

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蛇と桜

2020年10月06日 | Weblog

 今朝もさわやかな朝でした。朝、8時過ぎにも拘わらず、西の空には、薄くて白いまん丸のお月様がぽっかり浮かんでいました。こんな気持ちの良い季節がずっと続くと良いのですが……。
 先日の日曜日は二つの珍しいものに遭遇しました。
 一つ目の珍しいものは、蛇です。芝生の横の広場を歩いていると、4、5メートル先に、蛇を発見。珍しいので、近づいて行くと、そのまま木の茂みの中に逃げて行きました。体長は、15センチから20センチ位、色は白い縞の入った茶色の蛇でした。 
 鴨池運動公園といえば、山からは数キロ離れているのですが、いるんですね、こんな町の中の公園にも。
 そういえば十数年前、磯海水浴場近くのお店でジャンボ餅を食べているときに、
スリッパを履いた私の足の上を走り抜けた蛇がいました。蛇のことを書くと、蛇に関する思い出がよみがえってきました。
 私は、蛇が大の苦手で、最も親しくなりたくない生き物ですが、小さいとそこまで気持ち悪くない。むしろ可愛い位でした。不思議な感覚です。
 珍しいものの二つ目は、桜です。なんと鹿児島県社会福祉協議会の前の桜が、3分咲きくらいでしょうか、咲いていました。これまでも、ここ十年の間には、この時期の桜を時々目にしていましたが、今年は長雨が続いた後に急に暑くなったので、桜の木も春が来たと勘違いしたのかも知れません。
 珍しいもの二つ目にした、秋の日曜日でした。

日曜日はカメラを持っていなかったので、写真は、今朝のものです。

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早生みかん

2020年10月01日 | Weblog

季節はゆっくり変わる年と急激に変化する年があるが、今年はいきなり変化する年のようである。
 昨年は、10月はまだまだ暑さが残っていて、11月の文化の日の頃に、やっと涼しくなったと、思った記憶がある。
 季節の変化も早いが歳月の流れはもっと早く、今日は、10月1日木曜日である。本当は、今年も後3か月もあるが、10月になると、なんとなく後2か月しかない錯覚に陥る(12-10=2)のは私だけだろうか。
 この時期の楽しみは、早生みかんを食べることである。子供時代を思い出しながら、少し甘くて、酸っぱいみかんを食べる楽しみはこの時期にしか味わえない。
 ただこの早生みかんも旨いものと、ただ単に酸っぱいだけのものがあるが、その見分け方が分からない。
 先日、野菜に関する話をする機会があったが、その方は、野菜も果物もほとんど好きであるが、早生みかんは、ただ単に酸っぱいだけだと言っていた。
 人の好みは人それぞれであるが、小さい頃の味覚体験も大きく影響しているかも知れません。

コメント (2)
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