鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

岩ツツジ

2011年03月31日 | 季節,時節
 岩ツツジ。桜の花と同じ時期に花を咲かせます。桜はピンクを散らした白い花びらですが,この花は,ブルーを近い紫色。花の色を表現するってホンと難しいですね。
 
 伊集院静氏の小説に,少年とその父親が山に岩ツツジを採りに行くという内容の物語があります(20年近く前の話なので,色んな記憶違いがあるかも知れません)。

 結婚したての頃,その物語で一番盛り上がっている場面にさしかかったころ,そう少年が崖にある岩ツツジに手を伸ばして落ちそうになっているとき,何にも知らない妻が話かけて来ました。

 物語の中に入り込んでいる私は,その先が読みたくて「今忙しいから後にして」と言ったところ「人が折角話しかけているのに,そんな本と私とどっちが大事ね・・・・」との返事で,泥沼の戦いに転じ,再び小説を読むまでに無駄な時間を費やしてしましました。

 その時に「なんね」と一言,優しく言っていたら直ぐに小説の世界に戻れただろうに。

 しかしその経験はその後生かされることなく,その後,何度も同じような局面を経験しました。まったく学習能力がません。

 女性の皆さん,男は同時に二つのことができないことを,どうぞ理解してあげて下さい。そうすれば,男女間の諍いの30%は確実に減ります。

 岩ツツジの花を見る度にそのときのことを思い出すのですが,可憐な花びらとは対極にある愚かな日常生活です。

 伊集院氏の小説に出てくる花は岩ツツジだったと思うのですが・・・・
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思いやり

2011年03月26日 | Weblog
 寒いと思ったら,エアコンをつけることができるし,コーヒーや紅茶を飲んで直接体を温めることもできるます。

 もしそれが寝ているときだったら,一枚よけいに毛布をかけることもできます。

 しかしあの震災以来,エアコンのスイッチを入れたり,コーヒーを飲んだりする時に,震災に遭われて人達は寒い思いをしているんだろうなあと思うようになりました。

 今ジャロで「思いは見えないけれど,思いやりは見える」という放送を一日に何度も目にする様になりました。

 今の放送回数は少し過剰気味ですが(仕方ないことですが),ああいう放送というのは,やはり大切だと思います。

 「分かっちゃいるけど行動できない」,というのが本音ですが,あの放送をみると「少しでも実践しよう」と思うようになりますから。
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蜜柑

2011年03月24日 | 心のもちよう,思い出
今の季節,町中を歩いていると,蜜柑の庭木に美味しそうな黄色い蜜柑が実をつけている光景を良く目にします。

 庭木になっている蜜柑を見ると,もぎ取って食べたくなる衝動に駆られるのは私だけでしょうか。

 「そんなに蜜柑が好きなら買って食べればいいじゃん」と思うかも知れませんが,私の場合,飽くまでも木になっている蜜柑を自分の手で「もぎ取って」食べたくなるのである。

 何故そんな衝動に駆られるのかと不思議に思っていましたが(決して盗癖がある訳ではありませんので),布団の中でつらつら考えるて,やっとその答えが分かりました。
 
 小学校一年生まで住んでいた家には,四種類の蜜柑の木が植えられていました。恐らくその全部が「島蜜柑」であったと思うのです,中には味と香りが沖縄のシークワーサー酷似した蜜柑もありました。

 その四種類の蜜柑は,味も香りも,食べ頃も異なるので,恐らく12月から3月頃まで,庭の蜜柑をちぎって食べていました。

 蜜柑が完熟するまで待つことなく,少し黄色みがかった頃には食べていたので,今考えると絶対美味しいはずはないのですが,その頃は美味しかった。

 当時はバナナもリンゴも温州蜜柑も貴重品で,なかなか口にすることができなかったので,少し黄色みを帯びた島蜜柑でもじゅうぶん美味しく感じることができたのでしょう。

 「三つ子の魂百まで」と言いますが,6歳頃の記憶が48年経った今でも鮮明に残っていることに少々びっくり。

 幼い頃の楽しい体験って,ホント大切ですね。
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花かんざし

2011年03月23日 | Weblog
 『花かんざし』,可愛らしい名前です。可愛らしい女性は少なくなりましたが,愛らしい花は増えています。

 先日散歩をしていましたら,スミレの花が沢山咲いている場所を発見しました。デジカメを持っていたら,迷わず撮影するところでしたが,生憎手ぶらでした。

 その内,アップしたいと思います。『スミレ』も可愛らしい花ですよね。
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今年の桜

2011年03月21日 | Weblog
 街中でも少しづつ桜の花を目にする様になりましたが,我が家の前の桜も綺麗に咲きました。被災地ではまだまだ大変な状況が続いているのですが,そんな事情を察することもなく,自然は季節を運んで来ます

 3年ほど前に『春の木市』で買ってきたのですが,毎年綺麗な花を咲かせてくれます。何とか桜というのですが。正確な名前を忘れてしまいました。 

 被災地ではまだまだ大変な状況が続いているのですが,そんな事情を察することもなく,自然は季節を運んで来ます。

 さて,前期試験で転んでしまった息子が,後期試験の網に引っかかってくれました。ホッとしました。

 受験生の中には,前期,後期も転んでしまい落ち込んでいる人もいると思いますが,来年を目指して頑張って頂きたいと思います。

 日々の勉強と先の一年を考えると暗澹たる思いにかられるかもしれませんが,過ぎてしまえば一年はあっという間です。何度か試験で涙を流した私の実感です


さて被災地では今でも大変な状況が続いております。色々な職種の方がその職業を通して様々な災害復旧に取り込んでおられます。本当に頭が下がる思いです。

 被害に遭われた方々やそのご家族の皆様が一日も早く元気になることをお祈り致します。
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地震と津波

2011年03月15日 | Weblog
 今度の地震に関しましては,全く言葉もありません。これが現実に起こったことかと。

 一人でも多くの方が救助されることと,被害に遭われた方々の一日も早い回復を心からお祈り申しあげます。

 映像を見る度に心が痛みますが,アメリカや韓国を初めとして,ドイツ,中国,スイスなど各国から救援チームが日本に到着するシーンを見ますと目頭が熱くなります。

 さて,私たちに何ができるのでしょうか。真剣に考えてみます。
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大和撫子

2011年03月11日 | Weblog
 季節は寒くなったり,暖かくなったりと日々変動していますが,我が家にもまだ春は来ません。とびっきりの春を待っているのですが・・

 今朝私の鼻毛を見た愚妻から「アンタは,鼻毛に『カロヤン』を掛けているんじゃないの」と言われました。こんな発言をする彼女は,既に女性のたしなみを忘れています。

 明日は,甥の結婚式ですが,こんな出来事を話すと腰を抜かすかも知れませんので,黙っていることにします。

 あ~あ,大和撫子は何処に行ったのでしょうか。
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老いの才覚

2011年03月08日 | Weblog
 結婚してやがて19年になりますが、結婚して感じたのは「夫婦のことは夫婦にしか分からない」ということでした。その思いは、今も変わりません。

 曾野綾子氏の書かれたこの本の中に、「親しき仲にも礼儀あり」というのは、友達関係だけではなく、夫婦や親子の間でも大切ですね、という記述があります。

 私も結婚する前でしたら、「そのとおりですね」と同意していたのですが、実際に結婚してみると、??であります。

 内の夫婦間には、「礼儀」なるものが存在しません。まぁ、お互い言いたい放題であります。どんな会話をしているかは、あまりに恥ずかしくて文字にすることができません。

 それでも何とか夫婦であり続けていられるのは、相手に対する「思いやり」と「尊敬」の念が心の片隅にあるからだと思います。

 それでは相手のどんなところを尊敬しているかというと、晩ご飯を食べた後に平気でチョコレートをたべるとか、相手が聞いていないのにに話し続けるとか・・・・。ジョークです。 

 『老いの才覚』共感できる箇所が多々あります。是非ご一読下さい。

老いの才覚 (ベスト新書)
クリエーター情報なし
ベストセラーズ
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疲れない体を作る免疫力

2011年03月06日 | Weblog
 有益なホンというものは、安価である。この本も結構ためになることが、数多く書かれています。特に肩こりで悩んでいる方や40代の女性の方にはお奨めです。

1 やる気が出ない体を疲れない体にする
○ 日光浴を浴びる
  ○ その日の内に寝る
  ○ やる気がないときは筋肉をちょと刺激

2 今ある疲れを撃退する方法
○ 暖めるか軽い運動をして、血流を促す
  ○ 女性は寒さストレスを忘れてはならない
○ 交感神経の緊張を解くためには、食べること

3 疲れない習慣とは
○ 仕事の疲れは仕事中にとる
○ 1時間に1回心がのびのびする
○ パソコンの連続使用時間は45分
  ○ 全身が温まる8の字体操(特に肩こりが解消されるとか)
  ○ 目の疲れが一回でとれる目回し体操
  ○ 疲れた体が元気になる爪もみ療法

4 疲れない体を作る食べ方・食べ物
  ○ 甘いものが好きな人ほど疲れやすい
*エネルギーの基になる糖は、きちんとした穀物などの炭水化物から摂るようにすべきとか
○ 疲れには、砂糖ミルク入りコーヒーが効く

5 免疫体質を作る週末時間
  ○ 月に一回近場の銭湯に行ってみる
  ○ たまには体に悪いこともしてみる
*ひとつの健康法に固執しすぎるのは、医学的に見ても良くありません
*普段は体に良いことをして生活している人が、時々、体に悪いことをするのも実は必要なのです。何か負荷がかかって、そこからリカバリーを図るときに、体の機能がより強く鍛えられるから。


疲れない体をつくる免疫力 (知的生きかた文庫)
安保 徹
三笠書房
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よもぎ餅とサトウキビ

2011年03月05日 | 心のもちよう,思い出
日中は暖かかったものの、夜になり、急に寒くなりました。まったく 寒いんだか、暖かいんだか。一日の内に、何度か服を着たり脱いだりしなければなりません。
 
 車で街なかを走っていると。白い白木蓮(白いから白木蓮なんですが、ついこう言ってしまいます)目にするようになりました。ムムッ、春近し。

 ラジオを聞いていたら、与論島に住んでいる87歳?のお母さんが、ヨモギ団子を送って来てくれたというエッセイが読まれていました。

 同じ与論島出身の私の母も、以前はヨモギ餅を作っていましたが、何時の頃からか作らなくなりました。ヨモギがとれなくなったのか、あるいは作るのが面倒になったのか。 

私が小さい頃の、この時期のの楽しみと言えば、さねんの葉にくるんだよもぎ餅と大潮の時の浜遊びでした。海で食べる採れたてのもずくって、本当美味しかったなぁー。

 そういえば祖母が元気な頃は、磯の香りいっぱいのアオサ海苔を送ってくれたものでした。アオサ採りって、根気の要る作業なんですよね。アオサも春の味覚ですね。

 小さい頃は畑のサトウキビをかじっってその甘い汁を飲んでいましたが、今はそんなことはしません。周りにサトウキビがありませんし、もし囓ったら歯が欠けるかも。

 その代わり、今はサトウキビを原料にして作られた黒砂糖を、そのまた原料にした黒糖焼酎を飲んでいます。

 黒糖酒は芋焼酎と比較すると、匂いがなく、口当たりがまろやかなので、芋焼酎はちょっという人でも美味しく飲めます。

 考えて見ると、物心ついた時から熟年になった今でもサトウキビのお世話になっていることになります。サトウキビって凄い!まさしくミラクルスティックです。 
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息子とジョギング

2011年03月03日 | Weblog
 久し振りに、昨年の夏休み以来ですね、息子とジョギングに行きました。行ったのはもちろん長男。思春期の次男は、中学になって以降口数の少ない日々を過ごしております。

 テレビのお笑いタレントの番組を見て笑うくせに、家族との会話はめっきり少なくなりました。まぁ中学生ってこんなもんですかね。

 私は息子が散歩につきあってくれたと思ったのですが、彼の目的は運動不足解消のためのジョギングでした。

  息子の「走るぞ」「走るぞ」の声に励まされて、仕方なく走りました。そう老体になりつつある体に鞭打って。(ちなみに、郷ひろみは私より年上で、磯野波平は私と同じ歳です)。

 初めは時速10キロメートル位のスピードで走っていたのですが、やがて8キロ、6キロ、仕舞いには、歩くのとほぼ同じ速さ走るのがやっとでした。

 時々歩いて息を整えたりしましたが、二人だといつもの散歩コースを走りきれることにびっくりしました。

 一人では無理でも、二人なら乗り越えられる。ムムッ、夫婦もそうありたいものです。
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幸福の木の花

2011年03月01日 | Weblog
 3月1日幸福の木の花が咲きました。例年もっと暖かくなってから咲くのですが,今年はだいぶ早いようです。これも寒さが厳しかったからでしょうか。

 幸福の木の花の香りはとても強くて,通常何の匂いもしない事務所には,置くことができません。

 幸福の木ということで,花を切り落とすにも少々勇気が要りますが,とうとうその臭いに我慢できずに切り花にしました。もちろんその花瓶は事務所の外に置きます。

 ところで,世間では,京都大学や立教大学の入試試験がヤフーの質問箱に投稿されたというニュースが大々的に流されています。

 流した人はまさかこんなにニュースになるとは思ってもいなかったのでは。イヤ,もしかしたら世間を騒がすことをを狙ったのだろうか。

 もしこれほど世間を騒がすと結果になると思わずにやったとしたら,自首することもできなくなりますし,元々世間を騒がすことが目的だとしたら,投稿者の思うツボです。

 投稿した人の真意は測りかねますが,いずれにしても今のマスコミの反応は少々エキセントリックな感じがします。もう少し冷静な見方をした方がいいと思うのですが・・・
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