屋久島は,面積のおおよそ90パーセントが山で占められており,1000メートル以上の山が45座もあるという。なんと桜島級の山が45座,そりゃ川も滝も多いはずである。
屋久島二日目は千尋の滝に向かった。ナビに千尋の滝と入力するとそれが出てくるのに驚いた(意外と,これって普通のこと?)。ナビの案内で車を走らせていたが,途中,案内版とナビの示す方向が違う地点に遭遇したが,迷わず案内版にしたがう。
千尋の滝は落差66メートルであるが,遠くから眺めるているためか,それほどの迫力を感じない。しかし,滝の左側にそびえる花崗岩はものすごい迫力である。この花崗岩が一枚岩というから,言葉を失う。これほど大きな花崗岩を初めて見たが,今後も見ることはないと思う。
千尋の滝の後は,トローキの滝に寄り,今度は大川の滝に向かった。大川の滝と書いて,「おおこのたき」と読む。まったく地名は難しい。
大川の滝は,落差88メートルで日本の滝百選にも選ばれているという。残り99の滝はどこだろう。華厳の滝と,滝川クリステルと‥‥
大川の滝は間近で見ることができるので,その迫力に圧倒され,しばし見とれてしまう。この流れ落ちる水のエネルギー利用して,ほかのエネルギーに転換できないかと考えたが,水力発電以外は思いつかない。なんと小学生と同じレベルである。
屋久島には,樹齢1000年を超える屋久杉が有名であるが,この滝もなかなかのものです。屋久島を訪れた方は,是非お立ち寄りください。千尋の滝もお忘れなく。