我が家の問題 (集英社文庫) | |
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新婚なのに家に帰りたくない(甘い生活?)夫の悩み。
夫は仕事が出来ないらしい(ハズバンド)と知った妻の悩み。
両親は離婚したがっているらしい(絵理のエイプリル)と知った娘の悩み。 他,3編。
その家庭には,その家庭の悩みがあるものだ。。昔の私小説の主人公は悶々と悩み続けるが,これらの物語の主人公は,その悩みを一人で抱え込まずに,人に相談して解決の糸口をつかむ。
それぞれの家庭が抱え込みそうな問題を,前向きに解決しようとするところが,「読んで良かった」と思わせるのでしょう。「クスリと笑えて,ホロリと泣ける平成の家族小説」とは,解説者吉田伸子の弁です。
「なんと平凡な表紙」と思ったのですが,読み終えると合点がいきます。
暑い,暑い,暑い日が続きます。
気象台は7月16日梅雨明け宣言みたいなものを発表しました。
「梅雨があけた」と言わずに「梅雨があけた模様である」という表現に,奥ゆかしさや自信のなさを感じます。
まぁ過去に梅雨明け宣言をした数日後に,大雨が降ったことが何回もあるので,こういう発表が無難です。科学が発達した今日でも,天気の予想は相当難しいのでしょうね。
ところで梅雨明けした昨日,妻と県庁にクラシックコンサートをききに行きました。なんと優雅な夫婦!実は,ラジオで,無料のクラシックコンサート(霧島音楽祭のなんとかかんとか)があると聞いたので,チャンスと考えただけです。
「たまには18階のレストランで」と考えて18階まで行ったというのに,「予約で一杯です」と断られました。時刻は正午。世の中には,時間の余裕がある人が結構いるもんです。
それではと,2階の食堂に行ったのですが,すでに満席に近い状態になっていて,15分程待たされてやっと食事にありつけた。
12時30分に食事を終えて,それではコンサートを聴きに行こうと,会場に着いたら,すでに人人人と人だらけ。一体どこからこの人たちは来られたのか?
しばらくは,立って聴いていたのですが,県庁はどこも本当に暑いし,会場が広くて音が良く聞こえないので,早々と退散しました。
「無料」に誘われて県庁までのこのこ出かけたのですが,真夏の太陽の下,二人で暑い思いをしただけ。イヤー本当に暑かった!
やはりちゃんとチケットを買って聴きなさいということだったのでしょうね。
金曜日10時ころ,テレビを見つつ晩酌をしていたらバイトから帰ってきた長男が「呑みに行こうと」誘う。
普段なら,「家で呑めば良い。どうして呑みに行く必要があるのか?」とのたまうところで,そこは酔っ払いの悲しさ「たまには二人で呑むのも良いか」と近くの居酒屋に行く。
なにしろ,すでに少々できあがっているので,お店の娘さんに「君可愛いね」等と口走ってしまった。そんな様子を軽蔑した目で見ていた息子が「痛ましいね」と一言。ケッ,息子に痛ましいと言われるとは。
土曜日,妻と騎射場の居酒屋に行く。なんと3,000円で飲み放題である。見るかにボリュームのあるせせり肉を,「あげる」と言って私に寄こした。おまけに唐揚げの手羽先も。
明らかに食べ過ぎである。普段食事には気をつけていて,朝食はご飯を少なめにし,昼食のご飯は少量とはいえ残すように努力しているが,呑むと凶暴な食欲が気弱な理性を押さえつける。観念も力のあるものにはまけてします。
おまけに飲み放題ときているので,生ビールを二杯と一合に満たないくらいの焼酎をのんだ。明らかに飲み過ぎである。ちなみに,妻は私より多く呑んでいる。
夜中に,トイレとお腹が苦しいのとで目が覚めた。食べ過ぎで苦しいのか,呑む過ぎで苦しいのか,あるいはその両方で苦しいのか判らないが,お腹が張ってくるしかった。50代も早半ばを過ぎているのに,食欲をコントロールできないとは,なんとも情けない。
しかし一方ではこんな声も「食べ過ぎたっていいじゃないか,人間だもの」
怖いものの代表として「地震・雷・火事・親父」と言われている。恐らくこの言葉は,地震の多い関東地方の人が言い出した言葉だと思う。
鹿児島だったら「台風・雷・火事・親父」になるでしょうね。それにしても今度の台風,8号は凄いらしい。鳴り物入りの新人ならぬ,台風である。
不急だったのですが,先ほど「フレスポ」の本屋まで本(当たり前ですね)を買いに出かけたのですが,車に乗り込むまでのわずか30メートルほどで,ずぶ濡れになってしまいました。
素早く乗り込んで出来るだけ濡れないように用心したのですが,車に乗り込んで直ぐに傘が開いてしまい,ドアを閉めるのにいつもより時間がかかってしまいました。ドジな奴です。
強い風に吹かれた大雨の中を多急ぎで帰ったのですが,しばらくすると雨は止み,風も格段に弱くなりました。むむッ。なんじゃ,こりゃー。
今のところ,強い風雨が持続するのではなく,数10分間だけ強風と激しい雨になるので,出かけるときにはしばらく様子を見た方が賢明です。
強い風と激しい雨,停電,ローソクの炎,道に転がったみかんなど,非日常と違う世界に子供の頃はわくわくしたものです。大人になってからは,台風の通過前後の片付け,仕事の段取りなど面倒なことばかりです。そうです今の私には,無事に台風が通過することを祈るしかありません。
先日の土曜日,福岡市内のホテルがとれず,やむなく二日市のホテルに泊まった。
通常3週間前ならとれると考えるのだが,福岡はそういう訳にはいかなかった。2万円を超えるところは空いていましたが,まさかそんなホテルはね……。
しかし,人間行ったことがない所には一度は行ってみるもんで,現地にいって初めて,二日市が温泉の街であることを知りました。
途中,大野城,春日原といった駅があった。今まで名前を知っていただけの町を
実際に電車で走るというのは,小さな感動であった。二日市までわずか二十数分の時間であったが,実際に電車で移動するとその景色が良く記憶に残る。やはりバーチャルではなく,実体験である。
話は飛んで帰りの新幹線,17時39分着予定が,北薩地方の大雨で1時間30分余り遅れ,19時15分に着きました。なんと,早い新幹線なら,博多と鹿児島中央駅間をいける時間です。
電車に乗る機会が少ない割には,雨や雪に電車の遅延は結構経験している。これは出来るだけ経験したくないのだが,何故?
振り返ると,小さい頃は良く泣いていた。
今考えると,何故泣いていたのかその理由はわからない。
最近は,涙もろくなったので,テレビを見たり本を読んだりして涙ぐむことはあっても泣くということはほとんどない。
声の割にはあまり涙を流さない男の姿を初めてみた。それが県会議員でかつ自ら開いた記者会見の場であるから開いた口がふさがらない。
当家の美人妻も結婚当初は,私の言葉で涙を流すことも1度くらいはありましたが,今は絶対にそんあことはありません。もし気に入らないことを言われたら,それこそ10倍返しで帰ってきます。脂肪を鎧とし,身も心も本当に強靱になった。
男四十?歳。他の解決方法は考えつかなかったのだろうか?