鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

幸福の木の花

2016年01月27日 | Weblog

 

 今朝はここ数日間,サボっていた,というより寒さのために中止していた散歩に行ってきましたが,本当に気持ちよかった。数日間休むと新鮮で新たな気持ちになるものです。

  家を出て歩き始めたら,車に乗った女性が,窓越しに「おはようございます」と挨拶をなさった。その笑顔と声がとても素敵だったので,「朝の挨拶っていいもんだなぁ」,と改めて思った。

 先日の雪のせいで,街路樹の花が枯れていましたが,事務所の中にある幸福の木は元気です。今年も白い花を咲かせました。これで何年目だろう。

 幸福の花といえば,誰もが可憐な花をイメージするのでは。確かに花は,綿をつまんで枝につけたような感じで,清楚で可憐であります。しかし,その匂いは凄い!!

 南国の情緒あふれるその香り皆様方にお伝えしたいのですが,今の科学技術ではお伝えできません。あと数十年すてばそれも可能な時代が来るかも知れません。

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大雪の日曜日

2016年01月25日 | Weblog

 寒い一日であった。鹿児島市は5年ぶりの大雪で,奄美市でも115年ぶりに雪が降った。
 5年前の大雪では,大晦日に降った雪は,お正月の昼頃から雪は溶け始めた。
 ところが昨日は,一日中降る続きその雪は今朝も残っている。お陰で,トイレに立つ度に寒くてしょうがない。
 こんな日がなんにちも続く北国の人たちは,一体どうやって冬を過ごしているのだろう。 
 雪で外に出られないので,本を読んで過ごしたが,その中に湊かなえ氏の『望郷』がある。瀬戸内海の島を舞台にしたいくつかの物語である。
 読後感が良いもの,すっきりしないものが,極端に分かれます。人間関係が濃厚な,島固有の事情に絡めた物語が面白い!!

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和文タイプライター

2016年01月20日 | 
日本文学100年の名作第10巻 2004-2013 バタフライ和文タイプ事務所 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

 本の表題は大切である。もしこの本の題に「和文タイプ」という言葉が入っていなかったら,手にすることはなかったと思う。
 私が昭和54年に,大学卒業と同時に入った司法書士事務所ではまだタイプライターが使われていた。いわゆる和文タイプではなく,登記専用   のタイプライターであった。
 登記の申請書や会社の議事録を作るときにこれを使うのだが2,3枚重ねて打つと,数字の「0」のときは,申請書を打ち抜いてしまうことが度々あった。0は鋭利な刃物のようであった。和文タイプという言葉は,このような,30年以上前のことを思い出させてくれた。 
 

 短編集であり,執筆者は,小川洋子,桐野夏生,吉田修一,伊集院静,三浦しおん,角田光代,道尾秀介,桜木紫乃等々今の時代を代表する作家の方々である。
 伊集院静氏の『朝顔』は,平凡な老人の思い出話かと思いきや,どうしてここまで複雑な家庭環境を設定することができるか,と思わせる物語である。桐野夏生の『アンボス・ムンドス』は,「女の子は恐い」,と言わせる物語である。


 現代の日本を代表する作家が執筆しているので,大変面白い作品が多数掲載されている文庫本である。こんな本が,居酒屋の「生ビール」2杯分より安価格で買えるというのはありがたい。
 男と女どちらが好きかと問われると,迷うことなく「女性!」と答えるのであるが,小説に限っていえば,女性作家の物語より,男性作家の物語の方が好きである。
 

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ロマンティックが止まらない

2016年01月17日 | Weblog

 外は冬らしい冷たい雨である。センター試験のはじまりに降っていなかったのが,せめてもの救いである。
9日土曜日,鹿児島をはじめ福岡,熊本の司法書士とゴルフに行った。
 ドライバーで2回ダフり,パターでも2回ダフッた。一緒に回った友人は,アイアンとドライバーで空振りをした。
 しかし,ドライバーの場合,ダフってチョロをするより,空振りの方がスコアーが悪くならないものである。
 帰りの風呂のでも一緒になった友人は,私がドライヤーで髪を乾かすのを見て,「もう終わったの?」と驚いていた。全く同じセリフを妻は,毎日のように繰り返している。
 そんな妻を喜ばそうと思って,階段の出会い頭に「あービックリした。人魚が陸に上がってきたかと思ったよ」と言ったら「面白くねーし。褒めてもねーし」と返された。西村ヒロチョのようにはいかないものである。    

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初詣

2016年01月04日 | Weblog

 
 昨日,妻と二人で照國神社に初詣に行った。
 1月3日でも,5,6人の行列ができていた。
 順番待ちをしている最中に,「おさい銭は1万円で良いかな?」と人に聞こえるくらいの大きさで言うと,前の人が驚いて振り向いた。
 「千円位で良いかな?」にはなんの反応もなかったが,「やっぱり1万円にするか」と言うと,前の人が再度振り向いた。
 私の質問に妻が何の反応も示さなかったので,全く違う金額を入れてお祈りし,お詣りした。

 

  

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明けましておめでとうございます。『ぼくは眠れない』を読む

2016年01月01日 | Weblog
ぼくは眠れない (新潮新書)
椎名 誠
新潮社

 新年明けましておめでとうございます。
今年がこのブログの読者の皆様にとりましていい年になりますようご祈念申し上げます。
 「人は見かけが9割」という書籍がありましたが「人は見かけによらない」という言葉の方が,歴史は長いですね。むしろこの言葉の逆を証明したかった?

 椎名誠氏の『ぼくは眠れない』(35年間,不眠症。)という本を読んでビックリしましした。
 椎名誠氏と言えば,地球のあらゆる辺境(暑いところ,寒いところ,高いところ低いところ……小学生か)に行き,蛇や芋虫など何でも食べて,がばがばと生ビールをのんで(辺境には,生ビールはおろかビールもないか),バッタンキュート熟睡しそうであるが,実際はそうではなkかった。
 いや,外国旅行に行ったときは,規則正しい生活ができるので,不眠に悩まされないと書いているので,上のイメージは間違ってはいない。
 丁寧に書くと時間がかかるので,簡単に書きますが,「サラリーマンを辞めて,作家生活に入ってから不眠に悩まされるようになった」とあります。

 私もお酒を呑んで眠ると,お酒が体から抜けて,一度目が覚めると,それから中々寝付けないことがありますが,私は根性で寝ます。そうすると,いつの間にか眠っています。これがお酒を飲む習慣のある,40代以降の普通の成人の男性だと思います。

 私は冬になると,早寝遅起きになる(特に忘年会の後)ので,愚妻は私を「小学生じゃーあるまいし,あんたは一体何時間眠るのねー。」と叱ります。
 私が「眠るということは,世間の誰にも迷惑をかけかけないから,良いことなんだ」と反論するも,「私に迷惑がかかるのよー」と,意味不明なことをのたまわります。愚かな夫婦には,愚かな会話しかできません。たまには,いい人生を送るにはどうすれば良いかを語ってみたいが,そんな時間は今年中は無理だと思う。
 ところで,私の場合,夜テニスにいって,お酒を飲まずにそのまま眠ると,ノンストップで7時間前後は眠ることができます。だからお酒は飲まないのが一番に良いと分かっているのですが,ついつい飲んでしまうんですよね。という訳で,ノンストップの7時間睡眠はなかなかありません。
 10代,20代の頃って,何時間でも眠れたのになぁー

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