秋の夕暮れは美しい。少し黄色みを帯びはじめたイチョウの葉を、夕陽がオレンジ色に染める時間帯の景色は、本当にきれいである。
夏の夕暮れ、生ぬるい風に吹かれていると何故かビールが飲みたくなる。ビールを飲むと余計に暑くなるが、秋は、夏ほどはビールを飲みたくならないのが良い。
先週、コスモスを見に都市農業センターに行ったが、コスモスはほとんど咲いていなかった。ネットニュースで、20日頃が見頃ということは知っていたが、10日前なら半分くらいは咲いているのでは、と思ったが甘かった。
コスモスゾーンから足をのばして、農園ゾーンに入ったら、巨大なオクラや激しく生い茂った青じそが目に入った。収穫を忘れたのだろうか。
帰りに立ち寄った神社には「正解一大きい虎」ではなく「地球一大きな虎」の彫刻があった。その神社の周りには背丈の高いコスモスやとても大きな芙蓉の花が秋風に揺れていた。
地球一大きな虎やあんなに大きな芙蓉を見たのは初めての経験であった。
今朝は寒かった。いつものように半袖シャツで外に出ると、空気がひんやりとして気持ちが良かった。
考えてみるともう10月半ばであり、例年はもう少し涼しかったように思う。涼しかったように思うが、昨年の10月の気温に関する記憶があまりない。
子供たちが小さい頃は、運動会の時の記憶を蘇らせるとなんとか気温のことも思い出すことができたが、運動会がなくなり、特にコロナ禍になって毎日同じ様な生活を繰り返していると、思い出すきっかけがない。
とここまで書いてきて、昨年の10月のブログを読むことを思いつく。なんと昨年は、この時期に坊津に行ったことが判明。そうか、そうか坊津の丘で松の枯れ葉のと土の匂いを懐かしく感じたのは昨年の10月だったか。
ドライブに行くこととブログを書くことは、記憶を蘇らせる大変重要な手段ですね。
今年2月から商業登記を含め法人の添付書類の押印について大幅な見直しが行われました。
これまで、定款や株主リストは押印のある書類を提出し、就任承諾書、辞任届などは押印のある書類を原本還付して登記をしてきましたが、法律の規定によって押印が求められている書類以外は押印が要らなくなりました。
したがって、定款や株主リストや取締役会設定会社の取締役の辞任届けや就任承諾書には印鑑が要りません。原本還付の時の申請代理人である司法書士の押印も要りません。
印鑑が要らないといってもこれまでの慣習を破るのは、少々勇気が要ります。
この点標題の本では、印鑑を押す箇所について、届出印、個人実印、司法書士印、届出印押印、押印任意と細かく記されているので、迷うことがありません。
それに、書面決議に係わる株主総会関係書類やオンラインシステムによる株主総会、取締役会議事録の書式も揃っております。CDもついています。
初めて購入する場合と購入が2回目の場合とでは金額に差がありますが、価格以上の価値があります。司法書士の方には是非お薦めします。(このブログがきっかけで購入されても、私には一円も入りません。)
押印が要らなくなったとはいえ、後日の紛争防止等のことを考えると、まだまだ印鑑を貰うケースは多いのではないでしょうか。押印を求めるか求めないかは、依頼者である会社や個々の司法書士の判断に委ねられますね。