感動しました!!
著者が、最後の謝辞の頁で、「本書は、実在の人物をモデルとした「モデル小説」ではりません」と述べています。しかし、リハビリで頑張る姿などは、とてもリアリティがあり、普通に食事ができる今の自分の体に感謝しました。感動で胸が一杯になります。
本の紹介というものはとても難しい。書きすぎるとネタバレになるし、書かないとどんな本なのかも内容が分からない。
ということで、結局読んで見るしかない。482頁もある本なので、読み終わるのにそれなりの時間はかかるが、時の経つのを忘れさせてくれます。
物語が終盤にさしかかり、残りのページが少なくなると、読み終わるのがもったいない、あるいは寂しい、もっと読み続けたいと等、様々な感情が湧きます。
本書の帯を参考に紹介するとこんな感じでしょうか。
商社に勤める33歳の主人公ひまわりは、出張帰りに歩道に立っていて交通事故に遭い、頸髄を損傷してしまう。意識ははっきりしているが、上から六つ目の頸髄を損傷しているので、肩から下が動かない。
そんな女性が、幼馴染みの検察官から弁護士になることを勧められ、目標に向かって努力する物語りです。(ん~~~~ん、紹介が下手すぎる)
とても良い本です。そうそう、表紙の絵もきれいです。