水まきをしていて蝶のさなぎを発見。
なにもこんな交通量の多いところに作らなくても,と思うのだが蝶には蝶の都合があるのでしょう。
蜜柑の葉に蝶の幼虫を見つけると,取り除くか,そのままにしておくか悩む。
取り除くと蝶になれないが,そのままにしておくと蜜柑がやられてしまう。
密柑山の様に蜜柑の木が何本もあれば,2,3本位犠牲になっても良いと思うが,私のプランターには,蜜柑の木は,わずか2本しかないのだ。
春先は当然のようにみずみずしい蜜柑の葉をを守ったが,夏の幼虫はそのままにしておいた。別にここでとれた蜜柑を食べなくてもいいか,というのがその理由であった。
その結果が,写真の蛹である。蛹を見つけたのでネットで蝶の卵の羽化率を調べたら,次の記事があった。「 蝶の羽化率(卵から成虫になり飛ぶ確率)はモンシロチョウで2%。アゲハチョウはなんと0.6%!貴重なキアゲハはもっと低いか? なにしろ0.6%ということは、100匹の卵から1匹も成虫にならなくてもおかしくない」(日本教育学院)
おおなんとけなげな!!そして,なんと貴重な蛹なんでしょう。これからは,成虫になれるように心を込めて見守りたいと思います。