やっと夏が来た。今週に入ってやっとセミ時雨が聞かれるようになった。
青空に浮かぶ雲は白く、差す光は肌に痛いが、これが日本の夏である。
夏はスイカである。昨日、テレビを見ていたら養母スイカの紹介をしていた。鹿児島大学の関係者(学生?)が、「養母スイカは、昔からこの地方に伝わるスイカで、病気に強く、育てるのに農薬が要らない」と説明していた。美味しいスイカを作りたいと言っていたその人は、あまりスイカを食べないそうです。
さらにその話題を伝えていた男性のアナウンサーもあまりスイカを食べないと放送で言っていた。
その日の晩、テニスに行き、炭酸が苦手という若いコーチにスイカの話を投げかけると、「メロンは大丈夫だけど、スイカは食べられないと」との応え。
我々の年代だと、スイカもリンゴもバナナもみんなご馳走だと思うのでだが、最近の若者はご馳走どころか、嫌いだと言う。
このギャップは、四十歳代から生じるのだろうか。まさか五十歳代ということは無いと思うのだが‥‥
六十代と二十代では、食べ物に対してこれだけ意識が違うのだから、物事に対する考え方も違って当然かも知れない。