健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

マザーウオーター。

2011-04-24 | looking.
昨年10月に公開されたけれど、見逃していて、今回今池キノシタホールで見ることができました。
大震災から津波、原発事故、復興がなかなか見えてこないいま、やりきれない気持ちを癒すことがなかなかできない。
「かもめ食堂」「めがね」を製作してきたスタップが再度プロジェクトを立ち上げた映画と聞けば、この時期見てみたくなります。
こんなに早く場末に戻ってきたのには理由があったんだ!!!って感じました。
京都が舞台の映画ですが、なんにも神社仏閣など観光スポットは出てこない。日常の生活が出てくるだけ。

マザーウオーターとは、ウイスキーの仕込みに使われる水のことをいうそうだ。
いつもあたりまえのように存在して、このような大災害のときに、その有り難みが痛くわかる貴重な水。
水が主人公だともいえる映画。
川と河川堤防、早起き豆腐屋さん瑞々しい水、バー水割りの水、下賀茂神社の湧き水、銭湯のお水、自然に水にお世話になっていることがホンワカと見ているうちに判ってきます。
何気ない日常。
台詞も癒し系です。
「人はピトピト進化してるからおもしろい。」とか「この辺に住んでいるんならだいじょうぶ。」「流れながら見えていることもある。」とか、、、、、。
やはり小林聡美さんが、小泉今日子さんに言う「明日も 明後日も ずーーーっとあるから。」
ということを聴くと、
大震災から立ち上がる力が湧き出てくるみたい。
そして、
「あしたへはダイジなものだけもっていく」
リセットしていくんだという意気込みも感じられます。

そして、なんといってもこの映画は、助け合って行くことへの讃歌、賞賛の映画だと感じた。
人と人が助け合って地域で生きて行く大切さを知らせてくれる。
こんな時期だからこそ、よけいに心にしみます。


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