健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

最強のふたり。

2012-09-21 | looking.
いきなりのカーチェイスで、びっくりするが、その場面は、終盤に再現される。
フランスでは3人に1人は見たという大ヒットとなった。
事故による全身麻痺で車椅子生活をおくらなくてはならなくなった大金持ちのフィリップ。
フィリップの介護人募集に集まった一人が、継母からも勘当される前科持ちのスラム居住者ドリス。
ドリスは、なにも介護をしたくて応募したのではなく失業保険の証明書欲しさのためだけに面接を受ける。
ここで、ドリスを雇ったフィリップの慧眼に脱帽。
エンディングで、この物語が史実をもとに作成されたことが語られ、現在のドリスが、会社社長となって社会で活躍していることが紹介される。
内省的で、手紙のやり取りだけのプラトニックラブを実践し、現代絵画、クラシック音楽など教養も満載しているフィリップ。
一方、底抜けに明るく、ズケズケと歯に衣を着せずに、フィリップの障害まで、土足で踏み込んで来るドリス。
フィリップは、怒るどころか、新しい価値感覚に目覚めていくようだ。
フィリップの恒例の誕生日会、ミニオーケストラまで自宅に呼び、バッハ、モーツアルト、ベートーベンなど、演奏させるお祝い。
ドリスは、ロックを踊りまくる。
親戚みんなも、踊り出して、、、、、、、、、この場面が一番ジーーーーンときました。いい、素敵なお祝いだなーーー!!!!!!
フィリップは言う、
「彼は、絶対、私に同情しないんだ!!!」
これが、この言葉がすべてか!!!!!!!

写真は、ドリスが、あけすけにフィリップの性生活まで踏み込み、耳が性感帶だということを聞き出した上での、、、、、ご訪問。

フィリップ邸の家政婦、イヴォンヌが素晴らしい。
ドリスを、結果、温かく教育している。この映画は感動ものだけでなく。ドリスの成長と彼への教育の物語でもある。

秘書のマガリーのヒップに熱い関心を持ち続けるドリス。
バスタブを指差し、一緒に裸になって入ろうとの、お誘い。
マガリーは、承知といいつつ、はぐらかして、ドリスはオトナになっていく。
マガリーは、ささやく、、、、「私、一番好きなのが3Pなのよ!!!!!」、、、、、、、、、、またも暖簾に腕押しだったドリス。

味わい深い映画です。
コメント (4)
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