健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

有頂天家族。

2008-02-26 | 読んでみた。finding.
有頂天ホテルじゃーー無くって、「有頂天家族」でした。
書評が良かったので、手にとってみました。
まーーー、なんてサービス満点の物語でしょう!!!!
京都の町を舞台に、狸の家族、天狗たち、人間が、入り乱れて、勢力争いを繰り広げます。
まさに荒唐無稽だが、軽いタッチ。250ページも半日で読み切れちゃいます。糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の当主は、ある日、狸鍋にされ食べられてしまいます。
絶大な権力を持っていた・総一郎の死が、謎解きに発展。対抗勢力の夷川家の阿呆兄弟金閣・銀閣と、壮絶なバトルが・・・。
漫画チックやなーーー!!
最近読んで、テレビ化sれた、万城目学「鹿男あをによし」に似ている。
こちらは、鹿が喋るし、取り仕切る。
ちかごろ、こういったタイプに、人気が集まるのかもしれせん。

出町ふたばの豆餅も出てくるし、南座・八坂神社、名所・見所もタップリ披露されます。
この乗りがいいんだね!!
でも、テーマっていうと・何??????
最後、三男の矢三郎がいいます。
「とくに願いはないのだ。我ら一族とその仲間たちに、ほどほどの栄光あれ。」356ページ。
家内円満・家内安全小説です。
コメント (2)
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