健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

2008年への視座。

2008-02-11 | 聴けた!imaging.
名古屋・土曜日は大雪。普段20分で、帰宅できるのが、大渋滞!!
1時間以上もかかりまいした。あーーーー、まだ、雪が残っています。
先日、萬有製薬の代理店会議で、三井物産常務執行役員・寺島実郎さんの講演会を聴きました。
「世界の潮流と日本の進路」が、サブタイトルです。
聞いている皆さんが進路を決めるのですよ!!!
いま、世界は、実際は、こう・動いているんだから、どうするかは自分で決めなさ士っていうスタンスです。
21世紀に入ってから7年間の世界潮流は、
世界経済の年平均実質成長率(実体経済)3,5%。
世界貿易の年平均実質伸び率(物流経済)7%。
世界株式市場時価総額平均伸び率(金融経済)14%。
やはり、マネーは常にバブリーに膨張し続けるのですね。

「2008年をどういう年として認識するのか?どんな時代を生きているのか?
正しく見ていないと、経営は駄目。経営は、時代認識そおのものですから・・・。
2008年・日本を取り巻く環境の中で、重要なのは中国。
2007年名目GDPドイツに次いで第四位だったのが、今年は確実に第三位になります。
大中華圏・グレートチャイナの拡大が注目。中国・香港・シンガポール・台湾。
みな華僑が経済で大きな比重を持っている。中国は、発展していくには華僑圏を取り込むのがいいと思い始めている。
マレー半島を統治していたかってのイギリス。シンガポールにCAPITALを置いた。シンガポールは香港の人も来る。インドという7%成長国を取り込むことができる。インドのバイオ・インターネット・IT産業も取り込める。
かってのイギリス圏が、シンガポール・インド・香港と、繋がってクル。
その中心に中国がいる。
中国の存在が大きく見える。中国には100万人の台湾人が既に移住している。
2007年はどんな年だったのか??
戦後60年以上経過して、輸入貿易量初めて、アメリカが16,3%と、中国17,8%に抜かれた年だ。
いまや、日本は、アジアとの貿易で飯食っているんだという認識。
オーストラリアも注目。
日豪経済合同委員会開催しているが、GDPでは3年前一人当たりは、日本を抜き去っています。
全国で、土地値上がりランキング1位は、北海道倶知安だった。10倍になった。
シドニーのタクシー運転手まで、別荘を買える。
オーストラリアドル・為替は60%上る。
ここにまた、ユニオンジャックアローが見えてくるんじゃーーーないか。
イギリス・シンガポール・インド・オーストラリア・。
世界を動かすモチベーションに育ってきている。
シンガポールとイギリスはオープンスカイ契約を結んでしまった。
イギリスは、よみがえっている。シティは、中東・ロシアからオイルマネーを集めている。集中して投資。
最新の、800人乗りジャンボジェットを発注したのは、オーストラリアとシンガポールだ。日本ではない。
日本の、外交戦略は、なんにも見えてこないんじゃーないか。
もう、日本は、知的財産・ソフツウェア・バイオ、
目に見えない財産でもって、国家の格を高めていくしかないのではないか。
20世紀は、覇権国としてのアメリカの時代だった。
21世紀は、どうなるのか??
ブラジル・ロシア・インド・チャイナ・シンガポールに、インドネシア・南アフリカが加わった、BRIICS・ブリックス。

3つのEもキーワード。
エコノミー・エンヴィロンメント(環境)・エネルギー・。
2000年サミットのときはヨレヨレだったロシアは、よみがえって来た。
4360億ドルロシアの外貨準備高は増えてしまった。
どうして、原油は4倍になったのか?
WTI・ウエスト・テキサス・インターミディエイト、
70万バーレルを扱う。全世界でえは8600万バーレルが取引されている。

日本は12年連続1%割る金利。
ジャパンファクターが取り上げられ始めている。世界経済の停滞は日本のせいだ。
石油などの素材は、2倍から4倍になっているのに、耐久消費財価格は92,3%と上らない。
エネルギー効率が一番いいのが日本。
世界最大の債権国日本が何故・自信喪失しなければならないのか?
ポテンシャル(潜在資産)を生かす・国家としての総合戦略が欠如している。
貿易黒字を生かす戦略・欠如。
さーーーーーー、この世界認識の中、あなたは、どう・考え・行動していきますか?」
なかなか、刺激的・解りやすいお話しでした。
コメント
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