健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

母べえ。

2008-01-29 | looking.
映画館の受付で、「ははべえ」一枚くださいってお願いしたら、わからない言葉が帰ってきました。
「かあべえ」だって!!!
1940年、こちらの家族を、みんな「べえ」をつけて呼んでいるんだね・。
「父べえ」は、「とうべえ」となる。
第二次世界大戦開戦が迫る暗い時代です。
なんて、丁寧に、きめ細かく造られた映画でしょう!!!
父は、「男はつらいよ」シリーズ・全部見ているのが解った気がします。
山田洋次監督・オソルベシ!!!
何しろ、涙が止まらない状態になってきちゃいました。
何に泣けるんだろう????
やはり、国の理不尽な力に、虐げられる家族を目の当たりにした、悔しさ・ひたむきに信じることを貫く、気高さに対してだろうか??
ファッショ化していく、周囲の状況。
これに、流されて生きていくのが通例。だれもが、生きる術を駆使しますが・・。
心の中に、だれも、かしずかせ・独裁者になるっていう、暗いマグマも抱えているだろうに。
この、家族は、ひたむきに、家族愛を歌い上げています。
最後の、「生きている間に、とうべえに会いたかった」という台詞。
泣かせる!!!
こんな日本、こんな家族があったのかなーーー、かっての日本に????
こういう家族に、これから築いていかなくっちゃーーいけないっていう監督もメッセージだと思いました。
コメント
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